ムリタ・サンジーヴァニー・マントラ

インドには、死者を蘇らせると信じられる強力なマントラが伝わります。
ムリタ・サンジーヴァニー・マントラと呼ばれるこのマントラは、ガーヤトリー・マントラとマハームリティユンジャヤ・マントラが交互に唱えられるマントラです。

ガーヤトリー・マントラは、万物に命を吹き込む太陽の光を讃えるマントラです。
マハームリティユンジャヤ・マントラは、死に打ち勝つマントラとして知られ、すなわち輪廻の鎖を断ち切るマントラとして崇められます。

ムリタ・サンジーヴァニー・マントラは、賢者のシュクラーチャーリヤによって見出されたと伝えられます。
シュクラーチャーリヤは、長年にわたるシヴァ神への苦行によりこのマントラを発見し、このマントラを唱えることで、死者を蘇えらせることができたと伝えられます。

ムリタ・サンジーヴァニー・マントラは次のように唱えられます。


ॐ हौं जूं सः
ॐ भूर्भुवः स्वः
ॐ त्र्यम्बकं यजामहे
तत् सवितुर् वरेण्यं
सुगन्धिं पुष्टिवर्धनम्
भर्गो देवस्य धीमहि
उर्वारुकमिव बन्धनान्
धियो यो नः प्रचोदयात्
मृत्योर्मुक्षीय मामृतात्
स्वः भुवः भूः ॐ सः जूं हौं ॐ
om hauṁ jūṁ saḥ
om bhūrbhuvaḥ svaḥ
om tryambakaṁ yajāmahe
tat savitur vareṇyaṁ
sugandhiṁ puṣṭivardhanam
bhargo devasya dhīmahi
urvārukamiva bandhanān
dhiyo yo naḥ pracodayāt
mṛtyormukṣīya māmṛtāt
svaḥ bhuvaḥ bhūḥ om saḥ jūṁ hauṁ om

オーム ハウン ジューン サハ
オーム ブールブヴァハ スヴァハ
オーム トリャムバカン ヤジャーマヘー
タット サヴィトゥル ヴァレーニャン
スガンディン プシュティヴァルダナム
バルゴー デーヴァッシャ ディーマヒ
ウルヴァールカミヴァ バンダナーン
ディヨー ヨー ナハ プラチョーダヤートゥ
ムリティヨールムクシーヤ マームリタートゥ
スヴァハ ブヴァハ ブーフ オーム サハ ジューン ハウン オーム

※このマントラは非常に強力であるため、グルの教えのもとでしか唱えてはならないとされる場合があります。

参照:Sanjeevani Mantra to bring back the life in a dead body

ドゥルガー・ガーヤトリー・マントラ


・ॐ गिरिजायै विद्महे शिवप्रियायै धीमहि ।
तन्नो दुर्गा प्रचोदयात्‌ ॥
・om girijāyai vidmahe śivapriyāyai dhīmahi |
tanno durgā pracodayāt ||

・オーム ギリジャーヤイ ヴィッドゥマヘー シヴァプリヤーヤイ ディーマヒ
タンノー ドゥルガー プラチョーダヤートゥ
・意味:我らがギリジャー(山の娘)を知り、シヴァプリヤー(シヴァ神の最愛)を瞑想できるように
ドゥルガーよ、我らを導き給え

シヴァ神の妃であるドゥルガー女神を讃えるガーヤトリー・マントラのひとつです。
ギリジャーは、ヒマーラヤ山脈の娘であり、パールヴァティー女神と同一視されます。
空を突き破るように高く隆起する山々は、インドでは古代より、偉大なエネルギーの象徴として崇められてきました。
この地の本質として、あらゆるものを宿すと考えられてきたそのエネルギーは、私たちを育む、慈しみに満ちた存在です。
そのエネルギーの象徴である女神は、私たちの身体において、第1番目のチャクラであるムーラーダーラ・チャクラに眠っていると伝えられます。
内なる世界で女神が目覚め霊的な旅を始める時、そのエネルギーはやがて、頭頂で待つシヴァ神と結ばれると信じられます。

シャンカラ・ガーヤトリー・マントラ


・ॐ सदाशिवाय विद्महे सहस्राक्ष्याय धीमहि ।
तन्नो साम्बः प्रचोदयात्‌ ॥
・om sadāśivāya vidmahe sahasrākṣyāya dhīmahi |
tanno sāmbaḥ pracodayāt ||

・オーム サダーシヴァーヤ ヴィッドゥマヘー サハスラークシャーヤ ディーマヒ
タンノー サーンバハ プラチョーダヤートゥ
・意味:我らがサダーシヴァ(永遠のシヴァ神)を知り、サハスラークシャ(千眼を持つ方)を瞑想できるように
サーンバ(宇宙の母を伴う方)よ、我らを導き給え

シヴァ神を讃えるガーヤトリー・マントラのひとつです。
永遠であるシヴァ神を讃えるサダーシヴァは、無の境地を示します。
かつてない吉兆(シヴァ)と光輝をもたらすものでもあります。
また、千眼を持つシヴァ神はすべてを見通す存在であり、サハスラークシャという御名で崇められます。
宇宙の母であるアンバー女神を伴うシヴァ神は、サーンバという御名で崇められることもあります。

シーター・ラーマ・ガーヤトリー・マントラ


・ॐ दाशरथाय विद्महे सीतावल्लभाय धीमहि ।
तन्नो रामः प्रचोदयात्‌ ॥
・om dāśarathāya vidmahe sītāvallabhāya dhīmahi |
tanno rāmaḥ pracodayāt ||

・オーム ダーシャラターヤ ヴィッドゥマヘー シーターヴァッラバーヤ ディーマヒ
タンノー ラーマハ プラチョーダヤートゥ
・意味:我らがダシャラタ王の息子を知り、シーターの夫である方を瞑想できるように
ラーマよ、我らを導き給え

・ॐ जनकजायै विद्महे रामप्रियायै च धीमहि ।
तन्नः सीता प्रचोदयात्‌ ॥
・om janakajāyai vidmahe rāmapriyāyai dhīmahi |
tannaḥ sītā pracodayāt ||

・オーム ジャナカジャーヤイ ヴィッドゥマヘー ラーマプリヤーヤイ ディーマヒ
タンナハ シーター プラチョーダヤートゥ
・意味:我らがジャナカ王の娘を知り、ラーマの最愛の方を瞑想できるように
シーターよ、我らを導き給え

ラーマ神とシーター女神を讃えるガーヤトリー・マントラです。
霊的叡智の宝庫であるインドにおいて、人々の心に深く刻まれた物語が、ラーマ神とシーター女神の歩みが綴られたラーマーヤナです。
純粋の象徴であるシーター女神は、ラーマーヤナにおいて、王子であるラーマ神の妃として描かれます。
シーター女神をめぐるラーマ神の行状記が書かれたラーマーヤナは、私たちに霊性を育む多くの教えを示すとともに、さまざまな問いを投げかけます。
その壮大な物語を通じては、日々を幸せに、ダルマの中で生きる術を学ぶことができるでしょう。

ナーガ・ガーヤトリー・マントラ


・ॐ भुजङ्गेशाय विद्महे सर्पराजाय धीमहि ।
तन्नो नागः प्रचोदयात्‌ ॥
・om bhujaṅgeśāya vidmahe sarparājāya dhīmahi |
tanno nāgaḥ pracodayāt ||

・オーム ブジャンゲーシャーヤ ヴィッドゥマヘー サルパラージャーヤ ディーマヒ
タンノー ナーガハ プラチョーダヤートゥ
・意味:我らがブジャンゲーシャ(蛇の主)を知り、サルパラージャ(蛇の王)を瞑想できるように
ナーガよ、我らを導き給え

蛇神であるナーガ神を讃えるガーヤトリー・マントラです。
このガーヤトリー・マントラは、カーラ・サルパ・ドーシャの影響を緩和すると伝えらます。
カーラ・サルパ・ドーシャは、ラーフとケートゥの間に他の7つの惑星が位置している時に生じ、生涯を通じて多くの苦悩を与えると信じられます。
ラーフとケートゥは、それぞれ月の昇交点と月の降交点にあたりますが、インド占星術では惑星と見なされています。
不死の霊薬アムリタを盗んだという悪しきカルマを持つラーフとケートゥは、凶星と考えられ、非常に恐れられています。
カーラ・サルパ・ドーシャは、蛇神の礼拝を行うことにより、その影響が緩和されると信じられます。

トゥラシー・ガーヤトリー・マントラ


・ॐ तुलसीदेव्यै च विद्महे विष्णुप्रियायै च धीमहि ।
तन्नो बृन्दः प्रचोदयात्‌ ॥
・om tulasīdevyai ca vidmahe viṣṇupriyāyai ca dhīmahi |
tanno bṛndaḥ pracodayāt ||

・オーム トゥラシーデーヴィヤイ チャ ヴィッドゥマヘー ヴィシュヌプリヤーヤイ チャ ディーマヒ
タンノー ブリンダハ プラチョーダヤートゥ
・意味:我らがカミメボウキの女神を知り、ヴィシュヌ神の最愛を瞑想できるように
ブリンダ(トゥラシーの別名)よ、我らを導き給え

トゥラシー(カミメボウキ)は、インドでは、古くから人々に崇められてきたもっとも神聖な植物のひとつで、この木は、ヴィシュヌの妃であるラクシュミー女神の化身であると考えられています。
聖木としてのトゥラシーはすっきりとして非常に芳しい香りを放ち、浄化の作用があるとして、インドの家庭の庭先には必ず植えられています。
トゥラシーは、乱れがちな体内の環境に均衡をもたらし、一定に保つとされるハーブ「アダプトゲン」の一つでもあり、それは心身の緊張や不安を和らげるものとも言われます。
大自然と共に生き霊性が豊かであった古代の人々は、心身に安定をもたらすさまざまな作用を自然の中に見出し、それらを神々として崇めてきました。
純潔を象徴するこのトゥラシーは、さまざまな儀式においてその葉を捧げることが欠かせず、またヴィシュヌ派の人々にとって、トゥラシーの数珠は非常に重要な意味を持つものとして用いられています。

アンナプールナー・ガーヤトリー・マントラ


・ॐ भगवत्यै च विद्महे माहेश्वर्यै च धीमहि ।
तन्नो अन्नपूर्णा प्रचोदयात्‌ ॥

・om bhagavatyai ca vidmahe māheśvaryai ca dhīmahi |
tanno annapūrṇā pracodayāt ||
・オーム バガヴァティヤイ チャ ヴィッドゥマヘー マーヘーシュヴァリヤイ チャ ディーマヒ
タンノー アンナプールナー プラチョーダヤートゥ
・意味:我らがバガヴァティー(ドゥルガー女神)を知り、マーヘーシュヴァリー(シヴァ神の妃)を瞑想できるように
アンナプールナー(食物に満たされた方)よ、我らを導き給え

アンナプールナーは、サンスクリット語で「食物に満たされた者」の意味があり、食物、幸福、富、豊穣の女神として信仰されています。
アンナプールナー女神を信仰する人々は、食物に困ることがなく、その家庭には平安が満ちあふれ、家族の長寿が約束されるといわれています。

ガネーシャ・ガーヤトリー・マントラ


・ॐ लम्बोदराय विद्महे महोदराय धीमहि ।
तन्नो दन्तिः प्रचोदयात्‌ ॥

・om lambodarāya vidmahe mahodarāya dhīmahi |
tanno dantiḥ pracodayāt ||
・オーム ラムボーダラーヤ ヴィッドゥマヘー マホーダラーヤ ディーマヒ
タンノー ダンティヒ プラチョーダヤートゥ
・意味:我らがラムボーダラ(突き出たお腹をもつ方)を知り、マホーダラ(大きなお腹をもつ方)を瞑想できるように
ダンタ(牙のある方)よ、我らを導き給え

ガネーシャ神の大きなお腹には、さまざまな神話が伝わります。
その一つにおいて、ガネーシャ神の大きなお腹は、この全宇宙をあらわすと伝えられます。
悲しいこと、そして嬉しいこと、それらすべてを受け入れる(消化できる)のが、このガネーシャ神のお腹です。
それは、あらゆる物事を受け入れる大きな受容の力を象徴します。
私たちは、物事をあるがままに受け入れる代わりに、抵抗し執着をするために、さまざまに悩み苦しむといわれます。
大きなお腹のガネーシャ神の姿を瞑想し祈ることで、あらゆる物事をあるがままに受け入れ、幸せに生きる力を手にすることができるでしょう。

ナヴァグラハ・ガーヤトリー・マントラ

一生懸命に働いても、よい行いをしていても、人生で辛いときというのはあるものです。
この理由の背後には、避けることのできない惑星の悪い配置、ホロスコープの影響があるとされます。
ヴァラーハミヒラのような古代の天文学者によると、惑星はほぼ直接的に人間に影響をおよぼすとされています。
それと同時に、われわれの祖先は、マントラのような音の波動により、惑星の悪影響を取りのぞく方法を見出しました。

「ガーヤトリー」とは、もともと韻律の一種であり、8音節の句を3つ重ねた、合計24音節からなる詩形を意味します。
このマントラの24音節からなる詠唱は、人間の肉体の24の異なる部位に共鳴するといわれます。
また、詠唱によって特別なオーラが肉体の周囲に生み出されるといいます。
これらの2つの変化によって、わたしたちは次の2つの恩恵を手にします。
すなわち、宇宙の神秘についての天啓と、過去世に犯した罪の浄罪です。
このようにして、人は輪廻の循環から自由になることができます。

9つの惑星であるナヴァグラハのガーヤトリー・マントラをご紹介いたします。
(複数あるナヴァグラハ・ガーヤトリー・マントラの一部をご紹介しています。)


सूर्य(sūrya、スーリヤ(太陽))
・ॐ भास्कराय विद्महे महद्युतिकराय धीमहि ।
तन्नो आदित्यः प्रचोदयात्‌ ॥

・om bhāskarāya vidmahe mahadyutikarāya dhīmahi |
tanno ādityaḥ pracodayāt ||
・オーム バースカラーヤ ヴィッドゥマヘー マハディユティカラーヤ ディーマヒ
タンノー アーディティヤハ プラチョーダヤートゥ
・意味:我らがバースカラ(光をつくる方)を知り、偉大なディユティカラ(光彩を放つ方)を瞑想できるように
アーディティヤ(アディティの息子)よ、我らを導き給え

चन्द्र(candra、チャンドラ(月))
・ॐ निशाकराय विद्महे कलानाथाय धीमहि ।
तन्नश्चन्द्रः प्रचोदयात्‌ ॥

・om niśākarāya vidmahe kalānāthāya dhīmahi |
tannaścandraḥ pracodayāt ||
・オーム ニシャーカラーヤ ヴィッドゥマヘー カラーナーターヤ ディーマヒ
タンナシュチャンドラハ プラチョーダヤートゥ
・意味:我らがニシャーカラ(夜をつくる方)を知り、カラーナータ(時の主)を瞑想できるように
チャンドラ(月)よ、我らを導き給え

अंगारक(aṁgāraka、アンガーラカ(火星))
・ॐ अंगारकाय विद्महे भूमिपालाय धीमहि ।
तन्नः कुजः प्रचोदयात्‌ ॥

・om aṁgārakāya vidmahe bhūmipālāya dhīmahi |
tannaḥ kujaḥ pracodayāt ||
・オーム アンガーラカーヤ ヴィッドゥマヘー ブーミパーラーヤ ディーマヒ
タンナハ クジャハ プラチョーダヤートゥ
・意味:我らがアンガーラカ(火星)を知り、ブーミパーラ(大地の守護者)を瞑想できるように
クジャ(大地の息子)よ、我らを導き給え

बुध(budha、ブダ(水星))
・ॐ गजध्वजाय विद्महे सुखहस्ताय धीमहि ।
तन्नो बुधः प्रचोदयात्‌ ॥

・om gajadhvajāya vidmahe sukhahastāya dhīmahi |
tanno budhaḥ pracodayāt ||
・オーム ガジャドゥヴァジャーヤ ヴィッドゥマヘー スカハスターヤ ディーマヒ
タンノー ブダハ プラチョーダヤートゥ
・意味:我らがガジャドゥヴァジャ(象の旗を持つ方)を知り、スカハスタ(喜びの手をした方)を瞑想できるように
ブダ(水星)よ、我らを導き給え

गुरु(guru、グル(木星))
・ॐ सुराचार्याय विद्महे सुरश्रेष्ठाय धीमहि ।
तन्नो गुरुः प्रचोदयात्‌ ॥

・om surācāryāya vidmahe suraśreṣṭhāya dhīmahi |
tanno guruḥ pracodayāt ||
・オーム スラーチャーリヤーヤ ヴィッドゥマヘー スラシュレーシュターヤ ディーマヒ
タンノー グルフ プラチョーダヤートゥ
・意味:我らがスラーチャーリヤ(神々の教師である方)を知り、スラシュレーシュタ(神々の中でもっとも尊い方)を瞑想できるように
グル(木星)よ、我らを導き給え

शुक्र(śukra、シュクラ(金星))
・ॐ रजदाभाय विद्महे भृगुसुताय धीमहि ।
तन्नः शुक्रः प्रचोदयात्‌ ॥

・om rajadābhāya vidmahe bhṛgusutāya dhīmahi |
tannaḥ śukraḥ pracodayāt ||
・オーム ラジャダーバーヤ ヴィッドゥマヘー ブリグスターヤ ディーマヒ
タンナハ シュクラハ プラチョーダヤートゥ
・意味:我らがラジャダーバ(銀色の栄光)を知り、ブリグスタ(ブリグの息子)を瞑想できるように
シュクラ(金星)よ、我らを導き給え

शनीश्वर(śanīśvara、シャニーシュヴァラ(土星))
・ॐ काकध्वजाय विद्महे खड्गहस्ताय धीमहि ।
तन्नो मन्दः प्रचोदयात्‌ ॥

・om kākadhvajāya vidmahe khaḍgahastāya dhīmahi |
tanno mandaḥ pracodayāt ||
・オーム カーカドゥヴァジャーヤ ヴィッドゥマヘー カドゥガハスターヤ ディーマヒ
タンノー マンダハ プラチョーダヤートゥ
・意味:我らがカーカドヴァジャ(カラスの旗を持つ方)を知り、カドガハスタ(刀を手にした方)を瞑想できるように
マンダ(遅い方)よ、我らを導き給え

राहु(rāhu、ラーフ)
・ॐ नाकध्वजाय विद्महे पद्महस्ताय धीमहि ।
तन्नो राहुः प्रचोदयात्‌ ॥

・om nākadhvajāya vidmahe padmahastāya dhīmahi |
tanno rāhuḥ pracodayāt ||
・オーム ナーカドゥヴァジャーヤ ヴィッドゥマヘー パドマハスターヤ ディーマヒ
タンノー ラーフフ プラチョーダヤートゥ
・意味:我らがナーカドゥヴァジャを知り、パドマハスタ(蓮を手にした方)を瞑想できるように
ラーフよ、我らを導き給え

केतु(ketu、ケートゥ)
・ॐ चित्रवर्णाय विद्महे सर्परूपाय धीमहि ।
तन्नः केतुः प्रचोदयात्‌ ॥

・om citravarṇāya vidmahe sarparūpāya dhīmahi |
tannaḥ ketuḥ pracodayāt ||
・オーム チトラヴァルナーヤ ヴィッドゥマヘー サルパルーパーヤ ディーマヒ
タンナハ ケートゥフ プラチョーダヤートゥ
・意味:我らがチトラヴァルナを知り、サルパルーパ(蛇の姿をする方)を瞑想できるように
ケートゥよ、我らを導き給え

ダンヴァンタリ・ガーヤトリー・マントラ


・ॐ वासुदेवाय विद्महे वैद्यराजाय धीमहि ।
तन्नो धन्वन्तरि प्रचोदयात् ॥

・om vāsudevāya vidmahe vaidyarājāya dhīmahi ।
tanno dhanvantari pracodayāt ॥
・オーム ヴァースデーヴァーヤ ヴィッドゥマヘー ヴァイディヤラージャーヤ ディーマヒ
タンノー ダンヴァンタリ プラチョーダヤートゥ
・意味:我らがヴァースデーヴァを知り、ヴァイディヤラージャ(医者の王)を瞑想できるように
ダンヴァンタリよ、我らを導き給え

ダンヴァンタリは、普遍的知識の化身、またヴィシュヌ神の化身といわれています。
ダンヴァンタリは、神々が乳海を攪拌した際に生まれたとされ、その4本の手には、ハーブとアムリタの入った壷を携えています。
医学の創始者、アーユルヴェーダの創始者であり、ハーブなどを用いたアーユルヴェーダ療法、または外科的方法によって多くの病を治しました。
ダンヴァンタリは、現在でも帰依者の真摯な祈りに応え、さまざまな恩寵を与え続けていると信じられています。