ドゥルガー・ガーヤトリー・マントラ


・ॐ गिरिजायै विद्महे शिवप्रियायै धीमहि ।
तन्नो दुर्गा प्रचोदयात्‌ ॥
・om girijāyai vidmahe śivapriyāyai dhīmahi |
tanno durgā pracodayāt ||

・オーム ギリジャーヤイ ヴィッドゥマヘー シヴァプリヤーヤイ ディーマヒ
タンノー ドゥルガー プラチョーダヤートゥ
・意味:我らがギリジャー(山の娘)を知り、シヴァプリヤー(シヴァ神の最愛)を瞑想できるように
ドゥルガーよ、我らを導き給え

シヴァ神の妃であるドゥルガー女神を讃えるガーヤトリー・マントラのひとつです。
ギリジャーは、ヒマーラヤ山脈の娘であり、パールヴァティー女神と同一視されます。
空を突き破るように高く隆起する山々は、インドでは古代より、偉大なエネルギーの象徴として崇められてきました。
この地の本質として、あらゆるものを宿すと考えられてきたそのエネルギーは、私たちを育む、慈しみに満ちた存在です。
そのエネルギーの象徴である女神は、私たちの身体において、第1番目のチャクラであるムーラーダーラ・チャクラに眠っていると伝えられます。
内なる世界で女神が目覚め霊的な旅を始める時、そのエネルギーはやがて、頭頂で待つシヴァ神と結ばれると信じられます。

シャンカラ・ガーヤトリー・マントラ


・ॐ सदाशिवाय विद्महे सहस्राक्ष्याय धीमहि ।
तन्नो साम्बः प्रचोदयात्‌ ॥
・om sadāśivāya vidmahe sahasrākṣyāya dhīmahi |
tanno sāmbaḥ pracodayāt ||

・オーム サダーシヴァーヤ ヴィッドゥマヘー サハスラークシャーヤ ディーマヒ
タンノー サーンバハ プラチョーダヤートゥ
・意味:我らがサダーシヴァ(永遠のシヴァ神)を知り、サハスラークシャ(千眼を持つ方)を瞑想できるように
サーンバ(宇宙の母を伴う方)よ、我らを導き給え

シヴァ神を讃えるガーヤトリー・マントラのひとつです。
永遠であるシヴァ神を讃えるサダーシヴァは、無の境地を示します。
かつてない吉兆(シヴァ)と光輝をもたらすものでもあります。
また、千眼を持つシヴァ神はすべてを見通す存在であり、サハスラークシャという御名で崇められます。
宇宙の母であるアンバー女神を伴うシヴァ神は、サーンバという御名で崇められることもあります。

シーター・ラーマ・ガーヤトリー・マントラ


・ॐ दाशरथाय विद्महे सीतावल्लभाय धीमहि ।
तन्नो रामः प्रचोदयात्‌ ॥
・om dāśarathāya vidmahe sītāvallabhāya dhīmahi |
tanno rāmaḥ pracodayāt ||

・オーム ダーシャラターヤ ヴィッドゥマヘー シーターヴァッラバーヤ ディーマヒ
タンノー ラーマハ プラチョーダヤートゥ
・意味:我らがダシャラタ王の息子を知り、シーターの夫である方を瞑想できるように
ラーマよ、我らを導き給え

・ॐ जनकजायै विद्महे रामप्रियायै च धीमहि ।
तन्नः सीता प्रचोदयात्‌ ॥
・om janakajāyai vidmahe rāmapriyāyai dhīmahi |
tannaḥ sītā pracodayāt ||

・オーム ジャナカジャーヤイ ヴィッドゥマヘー ラーマプリヤーヤイ ディーマヒ
タンナハ シーター プラチョーダヤートゥ
・意味:我らがジャナカ王の娘を知り、ラーマの最愛の方を瞑想できるように
シーターよ、我らを導き給え

ラーマ神とシーター女神を讃えるガーヤトリー・マントラです。
霊的叡智の宝庫であるインドにおいて、人々の心に深く刻まれた物語が、ラーマ神とシーター女神の歩みが綴られたラーマーヤナです。
純粋の象徴であるシーター女神は、ラーマーヤナにおいて、王子であるラーマ神の妃として描かれます。
シーター女神をめぐるラーマ神の行状記が書かれたラーマーヤナは、私たちに霊性を育む多くの教えを示すとともに、さまざまな問いを投げかけます。
その壮大な物語を通じては、日々を幸せに、ダルマの中で生きる術を学ぶことができるでしょう。

ナーガ・ガーヤトリー・マントラ


・ॐ भुजङ्गेशाय विद्महे सर्पराजाय धीमहि ।
तन्नो नागः प्रचोदयात्‌ ॥
・om bhujaṅgeśāya vidmahe sarparājāya dhīmahi |
tanno nāgaḥ pracodayāt ||

・オーム ブジャンゲーシャーヤ ヴィッドゥマヘー サルパラージャーヤ ディーマヒ
タンノー ナーガハ プラチョーダヤートゥ
・意味:我らがブジャンゲーシャ(蛇の主)を知り、サルパラージャ(蛇の王)を瞑想できるように
ナーガよ、我らを導き給え

蛇神であるナーガ神を讃えるガーヤトリー・マントラです。
このガーヤトリー・マントラは、カーラ・サルパ・ドーシャの影響を緩和すると伝えらます。
カーラ・サルパ・ドーシャは、ラーフとケートゥの間に他の7つの惑星が位置している時に生じ、生涯を通じて多くの苦悩を与えると信じられます。
ラーフとケートゥは、それぞれ月の昇交点と月の降交点にあたりますが、インド占星術では惑星と見なされています。
不死の霊薬アムリタを盗んだという悪しきカルマを持つラーフとケートゥは、凶星と考えられ、非常に恐れられています。
カーラ・サルパ・ドーシャは、蛇神の礼拝を行うことにより、その影響が緩和されると信じられます。

トゥラシー・ガーヤトリー・マントラ


・ॐ तुलसीदेव्यै च विद्महे विष्णुप्रियायै च धीमहि ।
तन्नो बृन्दः प्रचोदयात्‌ ॥
・om tulasīdevyai ca vidmahe viṣṇupriyāyai ca dhīmahi |
tanno bṛndaḥ pracodayāt ||

・オーム トゥラシーデーヴィヤイ チャ ヴィッドゥマヘー ヴィシュヌプリヤーヤイ チャ ディーマヒ
タンノー ブリンダハ プラチョーダヤートゥ
・意味:我らがカミメボウキの女神を知り、ヴィシュヌ神の最愛を瞑想できるように
ブリンダ(トゥラシーの別名)よ、我らを導き給え

トゥラシー(カミメボウキ)は、インドでは、古くから人々に崇められてきたもっとも神聖な植物のひとつで、この木は、ヴィシュヌの妃であるラクシュミー女神の化身であると考えられています。
聖木としてのトゥラシーはすっきりとして非常に芳しい香りを放ち、浄化の作用があるとして、インドの家庭の庭先には必ず植えられています。
トゥラシーは、乱れがちな体内の環境に均衡をもたらし、一定に保つとされるハーブ「アダプトゲン」の一つでもあり、それは心身の緊張や不安を和らげるものとも言われます。
大自然と共に生き霊性が豊かであった古代の人々は、心身に安定をもたらすさまざまな作用を自然の中に見出し、それらを神々として崇めてきました。
純潔を象徴するこのトゥラシーは、さまざまな儀式においてその葉を捧げることが欠かせず、またヴィシュヌ派の人々にとって、トゥラシーの数珠は非常に重要な意味を持つものとして用いられています。

アンナプールナー・ガーヤトリー・マントラ


・ॐ भगवत्यै च विद्महे माहेश्वर्यै च धीमहि ।
तन्नो अन्नपूर्णा प्रचोदयात्‌ ॥

・om bhagavatyai ca vidmahe māheśvaryai ca dhīmahi |
tanno annapūrṇā pracodayāt ||
・オーム バガヴァティヤイ チャ ヴィッドゥマヘー マーヘーシュヴァリヤイ チャ ディーマヒ
タンノー アンナプールナー プラチョーダヤートゥ
・意味:我らがバガヴァティー(ドゥルガー女神)を知り、マーヘーシュヴァリー(シヴァ神の妃)を瞑想できるように
アンナプールナー(食物に満たされた方)よ、我らを導き給え

アンナプールナーは、サンスクリット語で「食物に満たされた者」の意味があり、食物、幸福、富、豊穣の女神として信仰されています。
アンナプールナー女神を信仰する人々は、食物に困ることがなく、その家庭には平安が満ちあふれ、家族の長寿が約束されるといわれています。

ガネーシャ・ガーヤトリー・マントラ


・ॐ लम्बोदराय विद्महे महोदराय धीमहि ।
तन्नो दन्तिः प्रचोदयात्‌ ॥

・om lambodarāya vidmahe mahodarāya dhīmahi |
tanno dantiḥ pracodayāt ||
・オーム ラムボーダラーヤ ヴィッドゥマヘー マホーダラーヤ ディーマヒ
タンノー ダンティヒ プラチョーダヤートゥ
・意味:我らがラムボーダラ(突き出たお腹をもつ方)を知り、マホーダラ(大きなお腹をもつ方)を瞑想できるように
ダンタ(牙のある方)よ、我らを導き給え

ガネーシャ神の大きなお腹には、さまざまな神話が伝わります。
その一つにおいて、ガネーシャ神の大きなお腹は、この全宇宙をあらわすと伝えられます。
悲しいこと、そして嬉しいこと、それらすべてを受け入れる(消化できる)のが、このガネーシャ神のお腹です。
それは、あらゆる物事を受け入れる大きな受容の力を象徴します。
私たちは、物事をあるがままに受け入れる代わりに、抵抗し執着をするために、さまざまに悩み苦しむといわれます。
大きなお腹のガネーシャ神の姿を瞑想し祈ることで、あらゆる物事をあるがままに受け入れ、幸せに生きる力を手にすることができるでしょう。

ナヴァグラハ・ガーヤトリー・マントラ

一生懸命に働いても、よい行いをしていても、人生で辛いときというのはあるものです。
この理由の背後には、避けることのできない惑星の悪い配置、ホロスコープの影響があるとされます。
ヴァラーハミヒラのような古代の天文学者によると、惑星はほぼ直接的に人間に影響をおよぼすとされています。
それと同時に、われわれの祖先は、マントラのような音の波動により、惑星の悪影響を取りのぞく方法を見出しました。

「ガーヤトリー」とは、もともと韻律の一種であり、8音節の句を3つ重ねた、合計24音節からなる詩形を意味します。
このマントラの24音節からなる詠唱は、人間の肉体の24の異なる部位に共鳴するといわれます。
また、詠唱によって特別なオーラが肉体の周囲に生み出されるといいます。
これらの2つの変化によって、わたしたちは次の2つの恩恵を手にします。
すなわち、宇宙の神秘についての天啓と、過去世に犯した罪の浄罪です。
このようにして、人は輪廻の循環から自由になることができます。

9つの惑星であるナヴァグラハのガーヤトリー・マントラをご紹介いたします。
(複数あるナヴァグラハ・ガーヤトリー・マントラの一部をご紹介しています。)


सूर्य(sūrya、スーリヤ(太陽))
・ॐ भास्कराय विद्महे महद्युतिकराय धीमहि ।
तन्नो आदित्यः प्रचोदयात्‌ ॥

・om bhāskarāya vidmahe mahadyutikarāya dhīmahi |
tanno ādityaḥ pracodayāt ||
・オーム バースカラーヤ ヴィッドゥマヘー マハディユティカラーヤ ディーマヒ
タンノー アーディティヤハ プラチョーダヤートゥ
・意味:我らがバースカラ(光をつくる方)を知り、偉大なディユティカラ(光彩を放つ方)を瞑想できるように
アーディティヤ(アディティの息子)よ、我らを導き給え

चन्द्र(candra、チャンドラ(月))
・ॐ निशाकराय विद्महे कलानाथाय धीमहि ।
तन्नश्चन्द्रः प्रचोदयात्‌ ॥

・om niśākarāya vidmahe kalānāthāya dhīmahi |
tannaścandraḥ pracodayāt ||
・オーム ニシャーカラーヤ ヴィッドゥマヘー カラーナーターヤ ディーマヒ
タンナシュチャンドラハ プラチョーダヤートゥ
・意味:我らがニシャーカラ(夜をつくる方)を知り、カラーナータ(時の主)を瞑想できるように
チャンドラ(月)よ、我らを導き給え

अंगारक(aṁgāraka、アンガーラカ(火星))
・ॐ अंगारकाय विद्महे भूमिपालाय धीमहि ।
तन्नः कुजः प्रचोदयात्‌ ॥

・om aṁgārakāya vidmahe bhūmipālāya dhīmahi |
tannaḥ kujaḥ pracodayāt ||
・オーム アンガーラカーヤ ヴィッドゥマヘー ブーミパーラーヤ ディーマヒ
タンナハ クジャハ プラチョーダヤートゥ
・意味:我らがアンガーラカ(火星)を知り、ブーミパーラ(大地の守護者)を瞑想できるように
クジャ(大地の息子)よ、我らを導き給え

बुध(budha、ブダ(水星))
・ॐ गजध्वजाय विद्महे सुखहस्ताय धीमहि ।
तन्नो बुधः प्रचोदयात्‌ ॥

・om gajadhvajāya vidmahe sukhahastāya dhīmahi |
tanno budhaḥ pracodayāt ||
・オーム ガジャドゥヴァジャーヤ ヴィッドゥマヘー スカハスターヤ ディーマヒ
タンノー ブダハ プラチョーダヤートゥ
・意味:我らがガジャドゥヴァジャ(象の旗を持つ方)を知り、スカハスタ(喜びの手をした方)を瞑想できるように
ブダ(水星)よ、我らを導き給え

गुरु(guru、グル(木星))
・ॐ सुराचार्याय विद्महे सुरश्रेष्ठाय धीमहि ।
तन्नो गुरुः प्रचोदयात्‌ ॥

・om surācāryāya vidmahe suraśreṣṭhāya dhīmahi |
tanno guruḥ pracodayāt ||
・オーム スラーチャーリヤーヤ ヴィッドゥマヘー スラシュレーシュターヤ ディーマヒ
タンノー グルフ プラチョーダヤートゥ
・意味:我らがスラーチャーリヤ(神々の教師である方)を知り、スラシュレーシュタ(神々の中でもっとも尊い方)を瞑想できるように
グル(木星)よ、我らを導き給え

शुक्र(śukra、シュクラ(金星))
・ॐ रजदाभाय विद्महे भृगुसुताय धीमहि ।
तन्नः शुक्रः प्रचोदयात्‌ ॥

・om rajadābhāya vidmahe bhṛgusutāya dhīmahi |
tannaḥ śukraḥ pracodayāt ||
・オーム ラジャダーバーヤ ヴィッドゥマヘー ブリグスターヤ ディーマヒ
タンナハ シュクラハ プラチョーダヤートゥ
・意味:我らがラジャダーバ(銀色の栄光)を知り、ブリグスタ(ブリグの息子)を瞑想できるように
シュクラ(金星)よ、我らを導き給え

शनीश्वर(śanīśvara、シャニーシュヴァラ(土星))
・ॐ काकध्वजाय विद्महे खड्गहस्ताय धीमहि ।
तन्नो मन्दः प्रचोदयात्‌ ॥

・om kākadhvajāya vidmahe khaḍgahastāya dhīmahi |
tanno mandaḥ pracodayāt ||
・オーム カーカドゥヴァジャーヤ ヴィッドゥマヘー カドゥガハスターヤ ディーマヒ
タンノー マンダハ プラチョーダヤートゥ
・意味:我らがカーカドヴァジャ(カラスの旗を持つ方)を知り、カドガハスタ(刀を手にした方)を瞑想できるように
マンダ(遅い方)よ、我らを導き給え

राहु(rāhu、ラーフ)
・ॐ नाकध्वजाय विद्महे पद्महस्ताय धीमहि ।
तन्नो राहुः प्रचोदयात्‌ ॥

・om nākadhvajāya vidmahe padmahastāya dhīmahi |
tanno rāhuḥ pracodayāt ||
・オーム ナーカドゥヴァジャーヤ ヴィッドゥマヘー パドマハスターヤ ディーマヒ
タンノー ラーフフ プラチョーダヤートゥ
・意味:我らがナーカドゥヴァジャを知り、パドマハスタ(蓮を手にした方)を瞑想できるように
ラーフよ、我らを導き給え

केतु(ketu、ケートゥ)
・ॐ चित्रवर्णाय विद्महे सर्परूपाय धीमहि ।
तन्नः केतुः प्रचोदयात्‌ ॥

・om citravarṇāya vidmahe sarparūpāya dhīmahi |
tannaḥ ketuḥ pracodayāt ||
・オーム チトラヴァルナーヤ ヴィッドゥマヘー サルパルーパーヤ ディーマヒ
タンナハ ケートゥフ プラチョーダヤートゥ
・意味:我らがチトラヴァルナを知り、サルパルーパ(蛇の姿をする方)を瞑想できるように
ケートゥよ、我らを導き給え

ダンヴァンタリ・ガーヤトリー・マントラ


・ॐ वासुदेवाय विद्महे वैद्यराजाय धीमहि ।
तन्नो धन्वन्तरि प्रचोदयात् ॥

・om vāsudevāya vidmahe vaidyarājāya dhīmahi ।
tanno dhanvantari pracodayāt ॥
・オーム ヴァースデーヴァーヤ ヴィッドゥマヘー ヴァイディヤラージャーヤ ディーマヒ
タンノー ダンヴァンタリ プラチョーダヤートゥ
・意味:我らがヴァースデーヴァを知り、ヴァイディヤラージャ(医者の王)を瞑想できるように
ダンヴァンタリよ、我らを導き給え

ダンヴァンタリは、普遍的知識の化身、またヴィシュヌ神の化身といわれています。
ダンヴァンタリは、神々が乳海を攪拌した際に生まれたとされ、その4本の手には、ハーブとアムリタの入った壷を携えています。
医学の創始者、アーユルヴェーダの創始者であり、ハーブなどを用いたアーユルヴェーダ療法、または外科的方法によって多くの病を治しました。
ダンヴァンタリは、現在でも帰依者の真摯な祈りに応え、さまざまな恩寵を与え続けていると信じられています。

シャニ・ガーヤトリー・マントラ


・ॐ काकध्वजाय विद्महे खड्गहस्ताय धीमहि ।
तन्नो मन्दः प्रचोदयात्‌ ॥

・om kākadhvajāya vidmahe khaḍgahastāya dhīmahi |
tanno mandaḥ pracodayāt ||
・オーム カーカドゥヴァジャーヤ ヴィッドゥマヘー カドゥガハスターヤ ディーマヒ
タンノー マンダハ プラチョーダヤートゥ
・意味:我らがカーカドヴァジャ(カラスの旗を持つ方)を知り
カドガハスタ(刀を手にした方)を瞑想できるように
マンダ(遅い方)よ、我らを導き給え

土星の神であるシャニ神に捧げられるガーヤトリー・マントラです。
ヴェーダの神話においては、土星は太陽の息子であり、太陽の影の妻チャヤの下に生まれました。
太陽の第一婦人サンジャナの子供たちのひとりから怒りを買い、足を折られてしまったために、土星は足が不自由です。
足を引きずって歩くことから、惑星の中で一番ゆっくりと進みます。
マンダ(遅いもの)としても知られる土星は、一般的にサディ・サティ(7年半続く)や、アシュタマ・シャニ(第8室にあり、2年半続く)といったある特定のハウスに位置するとき、人に逆境をもたらすことで知られています。