2018年のチャトゥルマース

2018年は7月23日のエーカーダシーより、聖なる4ヶ月間といわれるチャトゥルマースが始まります。この4ヶ月間は、断食や瞑想といった霊性修行を実践するのに適した時となり、神々を讃える大祭が続きます。

チャトゥルマースの4ヶ月間は、インドでは雨季であるモンスーンにあたります。その最初の1ヶ月間であるシュラヴァナ月は、シヴァ神に捧げるとりわけ神聖な月とされ、多くの人々が霊性修行に努めます。モンスーンは、さまざまな病が媒介する季節です。この間、神々への瞑想や断食を実践することで、病から遠ざかり、心を穏やかに、健やかな日々を過ごすことができると伝えられます。

チャトゥルマースは、太陽が北より南へ動く(夏至より冬至に向かう時)ダクシナーヤナにあたり、夜が長くなり、人々の心に大きく作用する冷たい月の影響が出てくる時でもあります。この間は神々の夜ともいわれるように、モンスーンの恵みの雨が降り注ぐ一方で、さまざまなネガティブなエネルギーが満ちる時と信じられてきました。この間に続く大祭は、私たちを神々へ近づけ、その中で実践される善行が、ネガティブなエネルギーを払拭し、ポジティブなエネルギーを生み出すといわれます。

この間には、次のような大祭が続きます。

7月23日:エーカーダシー(チャトゥルマースの始まり)
7月27日:グル・プールニマー
8月26日:ラクシャ・バンダン
9月2、3日:クリシュナ・ジャヤンティ(降誕祭)
9月13日:ガネーシャ・チャトゥルティー(降誕祭)
10月10~18日:秋のナヴァラートリー祭
10月19日:ダシャラー祭
11月5日:ダンテーラス
11月7日:ディーワーリー祭
11月19日:エーカーダシー(チャトゥルマースの終わり)

※上記は2018年の日程です。インドの祝祭の多くは月齢に従うため、毎年日時に差異が生じます。
※チャトゥルマースの始まりは、グル・プールニマーの満月とする慣習もあります。

この間にヴラタ(戒行)を怠ると、私たちはタマスやラジャスのエネルギーに飲み込まれ、さまざまな悪行を生み出すともいわれます。神々を礼拝する行いは、サットヴァなエネルギーを生み出す、何よりも優れた行いです。その実践は、自分自身を神聖に保つとともに、幸せと健康を授けてくれるものとなるに違いありません。

参照:2018 Hindu Festivals

シュラヴァナ・マース2018

2018年7月28日〜8月26日は、シュラヴァナと呼ばれる神聖な期間に入ります(地域によっては8月12日から9月9日となります)。

シュラヴァナ月(シュラヴァナ・マース)は、ヒンドゥー暦の5番目の月であり、もっとも神聖な月の1つです。この月は、チャトゥル・マース(4つの聖なる月)の最初の月にあたり、多くの祭典や吉兆の日で満たされています。
満月の日やシュラヴァナ月の期間は、ヴェーンカテーシュヴァラ神の誕生星である「シュラヴァナ」が天球を支配するため、この月はシュラヴァナ月と呼ばれるようになったといわれます。

特に、シュラヴァナ月の月曜日は、もっとも重要といわれます。この日は、シヴァ神に敬意を示し、多くの帰依者たちが、名高いソームヴァール・ヴラット(月曜絶食)を行います。
またシヴァ寺院では、この期間の月曜日は、一日中シヴァリンガムに聖水を浴びせ、シヴァ神を讃えます。

伝説によると、天地創造の神話であるサムッドラ・マンタン(乳海攪拌)は、この月に起きたといわれています。
シヴァ神が、世界を救うためにハラハラの毒を飲んだ結果、シヴァ神の喉は青くなってしまいました。そのため、シヴァ神は、ニーラ・カンタ(青い喉)と呼ばれるようになりました。
またその毒は、あまりに強力であったために、毒の影響を和らげるために、シヴァ神は三日月を頭に乗せて冷やしました。他の神々たちは、ガンジスの水をシヴァ神に浴びせ、毒の影響を和らげようとしました。
シヴァ神の頭に、三日月とガンジス河が描かれているのは、このような言い伝えがあるためです。

シュラヴァナ月の月曜日に、シヴァ神の象徴であるルドラークシャを身につけることはとても功徳ある行為とされています。
またシヴァ神像やシヴァリンガムに、ミルクやガンガージャルを浴びせることは、多くの功徳を積む行為とされています。

シュラヴァナ月に行うと良い行為には、以下のようなものがあります。
・ルドラークシャを身につける。またはルドラークシャ・マーラーでジャパを行う。
・シヴァ神像にヴィブーティをつける。または自身の眉間につける。
・シヴァリンガムにパンチャームリタ(ミルク、ヨーグルト、ギー、蜂蜜、ヤシ糖を混ぜた甘露)を捧げる。
・シヴァ・チャーリーサーやアーラティを唱える。
・マハー・ムリティユンジャヤ・マントラを唱える。
・月曜日に断食をする。未婚女性は、シュラヴァナ月のすべての月曜日に断食をすると、よい男性に巡り会えるといわれています。(シヴァ神はマッチメーカー(仲介役)としても有名な神様です)

またシュラヴァナはサンスクリット語で、「聴聞」の意味があるため、この期間は、グルの講話などを聞くことも大きな功徳を積む行為といわれています。
この神聖な期間を有意義に過ごしましょう。

参照:
Wikipedia, “Shravan”, https://en.wikipedia.org/wiki/Shraavana

グル・プールニマー2018

インドでは、グル(師)に対しては、とても大きな尊敬が払われます。家庭にあっては親、学校にあっては先生、会社にあっては上司など、グルの指導のもと、人は大きく成長していくことができます。インドでは、グルは神と同一のものと見なしなさいといわれています。それは、太陽の光が反射して月が輝いて見えるように、グルの英知に照らされて、人々が輝きだすといわれるからです。

2018年7月27日は、グルに感謝の意を捧げるグル・プールニマー(師への満月祭)です。
グル・プールニマーの起源は、聖仙ヴィヤーサの誕生日にあたります。
聖仙ヴィヤーサは、ヴェーダ・ヴィヤーサ(ヴィヤーサは編者の意味)とも呼ばれ、ヴェーダ聖典を編纂したことで知られています。彼は、後の時代に、人々の心が醜くなり、すべてのヴェーダを学ぶ能力がなくなることを見通して、莫大なヴェーダを現在の4部(リグ、ヤジュル、サーマ、アタルヴァ)に編纂したといわれています。
さらに、彼はプラーナを記述し、物語や寓話を通じてヴェーダと同様の霊的英知をやさしく説き、それによって多くの人々がヴェーダの英知に触れることができるようになりました。また彼は、ヴェーダンタの本質をなすブラフマー・スートラの作者としても知られています。このような偉業を残したグル・ヴィヤーサを祝福するため、彼の誕生日がグル・プールニマーとして祝われることになりました[1]。

グル・プールニマーの日には、新しい誓いを立て、それを実行することが慣例的に行われています。
例えば、霊的な師がいれば、師からマントラを授かり、それを毎日唱える誓願を立てます。
あるいは毎日瞑想をする、肉食をしないなど、その他の霊的な誓願を立て、実行するのもよいでしょう。

グルの役割について、スワミ・シヴァーナンダは次のように語っています[2]
「人が成長するために、あなたはグルの重要さと神聖な意義について理解していますか。インドがいままでグルを大切にし、グルの意識の光の中で生き続けているのには理由があります。理由もなく、毎年この古くからの伝統を祝い、度々グルへ敬意を払い、信義と忠誠を再確認しているのではありません。グルは、悲しみと死の束縛から脱却させ、真理を体験させる、人々にとっての唯一の保証人なのです。」

またスワミ・シヴァーナンダは、グル・プールニマーの日に行うべきことについて次のように語っています。
「このもっとも神聖な日は、ブラフマームフルタ(午前4時)に起床しなさい。そして、グルの蓮華の御足を瞑想するのです。心の中で、彼の恩寵を祈りなさい。こうしてはじめて、あなたは成就に至ることができます。早朝には、熱心にジャパや瞑想を行いなさい。」
「沐浴したあと、グルの蓮華の御足を礼拝しなさい。また彼の絵や写真に、花やフルーツを供え、お香や樟脳を焚くのもよいでしょう。この日は、断食をするか、食べても牛乳やフルーツだけにするべきです。午後は、あなたのグルの信奉者たちと一緒になり、彼の栄光や教えについて話し合うとよいでしょう。」
「夜は、信奉者たちが集まり、神の御名やグルの栄光を歌いなさい。グルを礼拝するもっともよい方法は、彼の教えに従うことです。彼の教えの顕現としてあなた自身が輝き、彼の栄光とメッセージを伝えなさい。」

グル・プールニマーの日からは、チャトルマースとよばれる神聖な時期が4ヶ月間続き、インドではこの期間に多くのお祭りが行われます。特に2018年7月28日から2018年8月26日までの期間は、シュラヴァナと呼ばれ、チャトルマースの中でも特に神聖な期間とされています(地域によって異なります)。
この時期は、シュラヴァナ(聞くこと)と呼ばれるように、聴聞等による学習に適した期間です。師の教えを聞き、それを実行に移せるよう努力すれば、きっと大きな実りがあることでしょう。

[1]”Guru Purnima”, http://www.amritapuri.org/cultural/guru/purnima.php
[2]Subhamoy Das, “The Guru Purnima”, http://hinduism.about.com/od/festivalsholidays/a/gurupurnima.htm

ラタ・ヤートラー2018

神聖な存在をより身近に感じる瞬間が、インドで過ごす日常には溢れています。偉大すぎて掴みがたいその存在も、インドの世界の中では不思議と親しみやすいものとして際立ち、人々を優しく迎え入れます。そんな神様の一人が、これから盛大な祝祭を迎えようとしているジャガンナータ神でした。

極彩色に彩られた姿、真ん丸とした大きな目、そして愛らしい表情が、一目見ただけで心の奥深くまでぐっと入り込み、大きな存在感を放っていたことを思い出します。ジャガンナータ神は、主に東インドで崇拝される、ヴィシュヌ神、もしくはクリシュナ神の化身とされる神様であり、最も盛大な祝祭が、2018年は7月14日に祝福される「ラタ・ヤートラー」です。

ラタ・ヤートラーは、東インドに位置するオリッサ州の聖地プリーにて、豪華な山車が街を練り歩くお祭りとして知られています。一説に、悪行を働いていたカンサを打ち破ったクリシュナ神が、兄のバララーム神と妹のスバドラー神と共に山車に乗り帰還したことを祝福するお祭りであるといわれ、豪華絢爛な山車と共に進むジャガンナータ神の姿が多くの人々を惹きつけます。

そんな山車は馬車とも捉えられ、精神性を学ぶ上で多くの例えに用いられるものです。カタ・ウパニシャッドにおいては、「真我(アートマン)は車主であり、肉体は馬車、理性が御者、そして意思が手綱である。」(カタ・ウパニシャッド第3章3~4節)と、人の体、心、そして精神のあり方が述べられています。

苦楽を生み出す感覚器官に操られる肉体を、意志と言う手綱を持って導くことは、精神性を向上させるための道において、最も強調される努めるべく行いの一つです。その先にあるものは、体、心、そして精神の統一であり、乱れのないその小さな世界の中において、誰もが偉大な存在に気づくに違いありません。

ジャガンナータ神を乗せた一つの大きな山車が、集まった個々の手によって真っ直ぐに導かれる様子こそ、一人一人が偉大な存在の下に一つであることを物語っています。心が主に定まる時、そこにはいつの時も平安があることを私たち自身が証明しているかのように映ります。

祝祭を通じ、そうした精神性を向上させる教えが、一瞬一瞬に溢れているのがインドでの生活です。ラタ・ヤートラーは9日間に渡る祝祭です。インドの各地から、また世界の多くの場所で、この愛らしい神の下に人々が歩み寄り一体となります。そのエネルギーが生み出す平安が、世界を包み込むことを心から願っています。

(文章:ひるま)

参照:https://en.wikipedia.org/wiki/Ratha-Yatra

ナーラダ・ジャヤンティ2018

Narada01

2018年5月1日は聖仙ナーラダの降誕日にあたります。このナーラダの降誕日は、多くの慣習でブッダ・プールニマーの次の日に祝福されます。

ナーラダはインドにおいて重要な聖仙の一人であり、数々の聖典をこの世に伝えてきた聖者として知られています。ヴィシュヌ神を崇拝し、ヴィシュヌ神の別の姿である「ナーラーヤナ」の御名を常に唱えていると言われます。

ナーラダは楽器のヴィーナを手にして描かれ、このヴィーナと共にヴィシュヌ神を讃えると伝えられ、その敬虔な姿はバクティ・ヨーガ(信愛のヨーガ)にも大きな影響を与えたと伝えられます。ナーラダは常にヴィーナを手にすることから、楽器の師の一人としても崇められています。

ナーラダは賢者として伝えられる一方で、ヴェーダをより親しみやすく伝えるためにいたずら好きな一面も多く描かれます。

参照:http://en.wikipedia.org/wiki/Narada

クールマ・ジャヤンティ2018

2018年4月30日は仏陀の降誕祭が祝福される一方で、クールマ・ジャヤンティが祝福される慣習があります(29日に祝福される地域もあります)。

クールマ・ジャヤンティは、ヴィシュヌ神の2番目の化身であり亀神として崇められるクールマ神の降誕祭にあたります。ヴィシュヌ神がこの亀の姿となった理由は、ヒンドゥー教の創造神話である乳海撹拌に秘められています。

大昔、悪魔との戦いに敗れた神々は、力を取り戻すためにアムリタを得なければなりませんでした。そして神々はヴィシュヌ神の働きかけの下、悪魔たちと協力をしながらアムリタを作り出すために乳海撹拌を行うことになります。

あらゆる薬草を海へと投入し、マンダラ山に大蛇ヴァースキを絡ませ引っ張り合うことで海を撹拌しアムリタを生み出します。神々を助けようと働きかけるヴィシュヌ神にとって、この作業は非常に骨の折れるものでした。

マンダラ山が海に沈まぬよう、ヴィシュヌ神は大亀クールマとなりその上に山を乗せます。そして絡ませた大蛇ヴァースキを神々と悪魔引っ張り合いました。

アムリタを含め、多くの物が産出されたこの乳海撹拌において、幸運を運ぶラクシュミー女神もまた誕生し、後にヴィシュヌ神の妻となります。

悪と戦う神として化身することが多いヴィシュヌ神の姿の中で、クールマ神は他を支え救うために姿を現します。亀はヴィシュヌ神の象徴である維持や保護そのものであるとも伝えられ、妃であるラクシュミー女神と共に崇められることも多くあります。

参照:http://en.wikipedia.org/wiki/Kurma

アクシャヤ・トリティヤのプージャー時間

2018年4月18日(水)はアクシャヤ・トリティヤの大吉日です。

アクシャヤ・トリティヤは、惑星のあらゆる悪影響を受けない時とされ、ムフールタに関係なく、吉祥な時間に満ちていると伝えられます。中でも、2018年のアクシャヤ・トリティヤの吉祥な時間をご紹介いたします。

2018年4月18日午前7時15分〜午前11時40分(東京時間)
参照:drikPanchang Akshaya Tritiya 2018

この時間帯は、プージャーを執り行ったり、価値あるものを購入するとりわけ吉祥な時間であるとされています。

※ヒンドゥー教の暦には、48分単位で刻まれるムフールタと呼ばれる時間の概念があり、このムフールタによれば、1日の中にも吉兆な時間とそうでない時間があり、特定の行為に対して適切な時刻が定められています(ムフールタについて)。

また金などの高価な品物を買うために適した時間帯は、以下の通りになります。

2018年4月18日午前7時15分〜4月19日午前4時59分(東京時間)
参照:drikPanchang Akshaya Tritiya 2018 to buy Gold

皆様にとって大きな祝福に満ちた時となりますよう、心よりお祈り申し上げます。

ガンガー・サプタミー2018

Fotolia_5812214_Subscription_Monthly_M

2018年4月22日はガンガー・サプタミーです。

ガンガー・サプタミーは、一部の慣習でガンジス河の生誕日として崇められる日にあたり、ヴァイシャーカ月(4月~5月)の新月から7日目と信じられています。

ガンジス河の生誕日は、このガンガー・サプタミーや、またガンガー・ダシャラーなどさまざまな日が存在します。

一般的に広く知られているガンジス河の生誕日「ガンガー・ダシャラー」は、天を流れていたガンガーが地上に降りる際、その強すぎる勢いが地上を洗い流してしまわぬように、シヴァ神がその流れを髪で受け止め、地上へと注いだ日として広く崇められています。

「ガンガー・サプタミー」には別の言い伝えがあります。シヴァ神に受け止められていたガンガーがシヴァ神より放たれた後、その勢いで、ある聖者のアシュラムを流してしまいます。聖者は怒り、ガンガーの水を全て飲み干してしまいました。神々がガンガーを解き放つよう懇願すると、聖者はガンガーを解放しました。こうしてまたガンガーが流れるようになったと言われ、この日がガンガー・サプタミーとして崇められています。

参照:2018 Ganga Saptami

アーディ・シャンカラーチャリヤ・ジャヤンティ2018

FEBRUARY 19, 2014, KALADY, KERALA, INDIA - Sculpture of the great ancient philosopher Shripada Shankaracharya at his birthplace

2018年4月20日は、偉大な師であり、インド最大の哲学者・思想家とも呼ばれるシャンカラ(シャンカラーチャリヤ)の生誕日です。アーディ・シャンカラーチャリヤ・ジャヤンティとして祝福が執り行われます。

シャンカラは、梵我一如の思想、不二一元論(アドヴァイタ)を説いたことで知られています。解脱のためには、私たちの自我(アートマン)と宇宙の根本原理(ブラフマン)が、本来同一であるという知識を得ることが必要であると説きました。

”「生と死というワニが出没する輪廻の大海」から脱する道はただ一つ、我が内なる本来の自己アートマンが宇宙の根本原理ブラフマンと同一であるという真理を悟ることにある”
(ウパデーシャ・サーハスリー―真実の自己の探求 シャンカラ (著), 前田 専学 (翻訳))

シャンカラは8歳の時に世を捨て出家することを望むも、母がそれを許しませんでした。ある時母と河で沐浴をしていると、シャンカラは1匹のワニに噛みつかれ命を落としそうになります。魂だけでも救われるように、出家させてほしいと強く母に乞うと、母はそれを許し、ワニはシャンカラを解放しました。こうしてシャンカラの出家者としての修行が始まったと言われています。

シャンカラの生涯は様々に異なる説が伝えられますが、一説に、ヴァイシャーカ月(4月~5月)のシュクラ・パクシャ(新月から満月へ向かう半月)の5日目に誕生したという説があり、2018年は4月20日にあたります。

参照:Shankaracharya Jayanti

マータンギー・ジャヤンティ

2018年は4月18日に、一年の中の大吉日といわれるアクシャヤ・トリティヤを迎えます。
この日は、一部の慣習や宗派において、マータンギー女神の降誕を祝福するマータンギー・ジャヤンティが祝福されます。

マータンギー女神は、ダシャ・マハーヴィディヤー(10人の偉大な知識の女神)の一人として崇められます。
言葉の女神であり、芸術や音楽など内なる知識の表現を体現していると言われます。

マータンギー女神の崇拝を行うことは、学生や教師、研究者など知識を要する分野、また、音楽家や歌手、パフォーマー、ダンサー、俳優、作家、詩人、デザイナー、アーティストなどの芸術的、創造的な分野において多くの恩恵が与えられると信じられています。

彼女は、帰依者たちをその美しさで魅了することにより悪の破壊者となり、そしてあらゆる望みを満たすと信じられます。

シヴァ神は時にマータンガとしても知られることがあります。そして、そのシャクティの力として存在するのがこのマータンギー女神です。

マータンギーは、言語力や創造力、知識などの能力を高めたい人々に恩恵を与えると信じられる偉大な女神です。

参照:Dasha Mahavidya Jayanti