スタッフ日記:第18回アンナダーナ終了しました!

第18回アンナダーナにお気持ちを寄せていただきました皆さま、本当にありがとうございます。今回は病院にて、滞りなく無事に終えることができました。

病院では、4回目の実施となりました。ディーワーリー祭を終えた北インドでは、朝晩の気温は20度を下回るようになり、とても過ごしやすくなりました。それでも、日中は30度を超える気温となり、まだまだ暑い日が続きます。季節が穏やかになっても、病院にはインド各地から多くの人々が訪れるため、いつものようにたくさんの人々が食事を待っていました。

これから寒くなると、北インドの大都市では大気汚染が深刻となります。特に気温が下がる早朝は、有害物質が停滞するために、一寸先も見えないほどの靄がかかることも少なくありません。経済の発展に伴い、病にかかる人が増えました。呼吸器系疾患や循環器系疾患を抱える人々が多く、一日中外で労働を行う貧しい人々がこうした被害を特に多く被っているといいます。

食事の配給を行う際も、食事を受け取るために長い時間外で待ち、そのまま排気ガスの溢れる道路で食事を済ませる方々の姿が多くありました。私たちは、食事を与えるだけでなく、こうした社会を生み出してしまう原因を、自分自身の生活を通じて見つめ直す必要があるようにも思います。

病院周辺ではいつも複数のアンナダーナが実施されており、遅れると配給を行う場所がなくなってしまうため、いつもよりも張り切って朝から準備を進めます。

今回、私たちが実施した時間帯には、周囲で5つのアンナダーナが行われていました。それでも、食事は2時間半ほどで1000食分以上を配り終えました。

口を覆い隠す人の姿もあり、埃にまみれる車を見ても大気汚染の深刻さがわかります。一日拭かないだけでも、こんな風に埃まみれになってしまいます。

家族のために、あちこち並んで食事を得る人々もいるようです。

地面に座って食事をする方の姿も多くあります。大都市の環境では身体によくありませんが、仕方ありません。

誰もが健康で豊かな生活を享受できるように、私自身も生活のあり方を常に考えながら過ごしたいと感じます。そうして大きな世界と向き合いながら生活することは、日々に平安を授けてくれるように思います。

次回は、寺院でのアンナダーナを予定しています。次回も温かいご協力のほど、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

アンナダーナを通じ、皆様にも大きな恩寵がありますように。

(スタッフ:ひるま)

スタッフ日記:フード・サービス・プログラムのご報告(雨の日の配給)

フード・サービス・プログラムにご支援をいただいている皆様、本当にありがとうございます。最近の写真が届きましたので、ご報告をさせていただきます。

ディーワーリー祭を終えたインドの各地では、過ごしやすい気候を迎えています。ケーララ州でも、続いていたセカンドモンスーンと呼ばれる雨の多い時期に程よい雨が降り、畑も十分に潤ったとのことでした。気候が穏やかになると、病院で配る食事も通常の150~200食に落ち着きます。

毎日、17時半に始まる食事の配給は、いつもと変わらず長い行列ができています。

食事を受ける方々は、いつも静かに並んで順番を待ってくださいます。しかし、病を抱え、お腹を空かせている方たち。時には苛立って、小さな揉め事が起きてしまうこともあります。

現在、配給を行う場所には立派な屋根が取り付けられ、雨の日でも問題なく配給を行うことができます。しかし、以前はこの屋根がなく、雨が降ると一旦中断をしたり、場所を移動したりと、とても大変な作業でした。

何年か前の写真になりますが、セカンドモンスーン時の配給の様子です。もう配給を終える時間帯なので行列はありませんが、配給を受けられなかった人がいないよう、終えた後もしばらく待ちます。雨の中でスタッフもびしょ濡れになりますが、中断することはあっても、中止することは決してありません。

現地のスタッフを含め、皆様の温かい気持ちが繋がり続いているこのフード・サービス・プログラム。本当は、こうした配給などない社会が望ましいのでしょうが、必要な人がいる限り、温かい気持ちが届くことを心から願っています。

皆様の温かいご支援を心よりお待ちしております。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

(スタッフ:ひるま)

スタッフ日記:第17回アンナダーナ終了しました!

第17回アンナダーナにお気持ちを寄せていただきました皆さま、本当にありがとうございます。今回は孤児院にて無事に終えることができました。

孤児院でのアンナダーナは4回目となりました。今回は、コージャーガラ・プールニマーと呼ばれる満月に近く、子どもたちが大好きなキール(ミルク粥)をデザートとして当初から予定していました。コージャーガラ・プールニマーは、キール(ミルク粥)を食べてお祝いする習慣があります。孤児院で生活する子どもたちにとって、こうした祝祭をお祝いする機会はなかなかありません。今回も、200~220食分を準備しましたが、子どもたちが皆と同じようにお祝いすることができ、とても嬉しく思っています。

インドはNGO大国ともいわれ、社会活動が非常に盛んです。しかし、慈善活動を謳って不正を行う活動も多く存在するため、近年では厳しいルールが設けられるようになり、活動がとても難しくなっています。アンナダーナを実施している孤児院でも、運営にいろいろと課題を抱えているようです。今まで外部の男性は孤児院内に長時間滞在できない状況でしたが、今回は孤児院内に立ち入ることもできませんでした。いつもは孤児院までできた食事を運び、スタッフの一人が中の様子を見ながら写真を撮り、配膳は孤児院で子どもたちのお世話をする女性の方たちが行ってくださいました。今回はスタッフも中に入れなかったため、お世話をする女性の方に写真を撮っていただきました。

奥で配膳をしていただいているのが子どもたちのお世話をする方たちです。

子どもたちはいつも以上に楽しそうで、お世話をする方たちに心を開いている様子がとてもよく伝わってきます。

キールを楽しむ子どもたち。お皿の上の丸く黄色いものはラッドゥ(甘いお菓子)で、孤児院側で用意したものです。

みんなで賑やかにキールを食して、大喜びだったようです。

孤児院とも良い関係が構築されて、もっと良い形でつながりを深めていきたいと思っていますが、しばらくは様子を見ながら、より良い支援策を模索したいと思います。社会的弱者に寄り添い、行動を起こす重要性は、霊性を育む教えでも頻繁に説かれています。多様な文化や思想が生きるインドでは、物事が思うように進まないことも多くありますが、少しでも、子どもたちの成長を助けることができるようにお手伝いできたらいいなと思っています。

皆様の温かいお気持ち、本当にありがとうございます。次回は病院での実施を予定しています。今後とも温かいご協力のほどどうぞ宜しくお願い申し上げます。

アンナダーナを通じ、皆様にも大きな恩寵がありますように。

(スタッフ:ひるま)

スタッフ日記:フード・サービス・プログラムのご報告(食事の内容)

フード・サービス・プログラムにご支援をいただいている皆様、本当にありがとうございます。

最近の写真が届きましたので、ご報告をさせていただきます。インドの各地では雨季が終わり、少し過ごしやすい気候となりました。しかし、ケーララ州ではこの後、セカンドモンスーンと呼ばれる雨の多い時期が再びやってきます。まだしばらくは、配給食が増える時期が続きます。

毎日、17時半に始まる食事の配給は、いつもと変わらず長い行列ができています。

本日は、食事の内容についてご紹介いたします。まずはカンニと呼ばれるおかゆです。薪を使って大きな鍋で時間をかけて煮込みます。日本のお米とは異なり粘り気が少ないため、長く煮てもさらりとしたスープのように仕上がります。食事がうまく取れない患者さんは、重湯だけをいただきにくることも多くあります。

そしてお豆のおかずです。お豆が高騰しているため、農園で取れる調理用のバナナを加えて量を増やしています。中にはココナッツも入り、スパイスで味付けされています。病人食ですが、私でも少し辛いくらいの味付けです。

現地では物価の上昇が続き、貧しい人々にとっては生活の厳しさも増しています。SEEDS-INDIAでも、皆様の温かいご支援のおかげで、必要な人々への温かい食事の配給を続けることができています。

皆様の温かいご支援を心よりお待ちしております。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

(スタッフ:ひるま)

スタッフ日記:第16回アンナダーナ終了しました!

第16回アンナダーナにお気持ちを寄せていただきました皆さま、本当にありがとうございます。今回は寺院にて、滞りなく無事に終えることができました。

北インドはまだまだ暑い日が続いていますが、酷暑期と雨季を終え、朝晩は少し穏やかな気候となっています。今回は朝から順調に準備が始まり、11時頃には配り始めることができました。12時半過ぎには半日の学校を終え、お腹を空かせた子どもたちがたくさん集まり、急に賑やかになりました。学校へ行く前から、いつものギーを使った美味しい食事の準備が始まっていることに気づき、心待ちにしている子どもたちも多かったようです。

その他、寺院での実施には、地方から働きに来ている労働者の方々や、近くの貧しいコミュニティの方々、ご近所の方々など、幅広い層の人々に食事を配ることができます。始めた当初は、アンナダーナの案内の掲示を出した方が良いかも、と話をしていましたが、美味しい香りが漂い、準備の段階から待っていて下さる方達も多く、今回も1000食分以上を準備し、14時半頃には全て配り終えることができました。

今回のアンナダーナは、先祖供養の期間であるピトリ・パクシャ中の実施でした。インドでは食事の施しがあちこちで日常的に行われていますが、この期間中の食事の施しは特に重要とされ、実施される場所も多くなります。こうした行いを通じては、人と人との繋がりやその中に感じる喜びを通じて、心が温まる瞬間がとても多くあります。豊かさとは、どれだけ多くを所持しているかではないということをその度に教えられますが、こうした機会が日常的にあるインドの文化には、いつも多くを気づかされています。

皆様の温かいお気持ち、改めまして心より御礼申し上げます。こうした機会があることにまず感謝をし、一人でも多くの方の心が温かくなり、社会に平和が行き渡りますよう心から願っています。

次回は、孤児院でのアンナダーナを予定しています。次回も温かいご協力のほど、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

アンナダーナを通じ、皆様にも大きな恩寵がありますように。

(スタッフ:ひるま)

スタッフ日記:SEEDS-INDIA支援事業についてのご報告

チャイルド・スポンサーシップ(子どもの教育支援)、フード・サービス・プログラム(食事の配給支援)にご協力をいただいている皆様、温かいご支援をいただき誠にありがとうございます。

チャイルド・スポンサーシップの8月と9月の配給につきまして、ご報告をさせていただきます。8月は、第2週目の土曜日に、通常通り配給が行われました。この後、ケーララ州では一年で一番大きい祝祭であるオーナム祭を9月4日に迎えます。多くの家庭では、祝祭を迎えるために家々を片付けきれいに飾り付けをし、特別な食事や贈り物を準備します。

このため、SEEDS-INDIAでは祝祭の前の土曜日(8月26日)に、祝祭用の物品を含めた9月分の配給を行う予定です。これにより、支援を受ける子どもたちの家族は、足りないものだけを買い足し、祝祭の準備を進めることができます。

8月の配給の様子につきましては、核兵器廃絶に向けた活動を行なっているSEEDS-INDIAの代表が来日し、広島や長崎でスピーチを行なっていたため、代表がインドへ戻り、写真や詳細の確認が取れましたら、改めてご報告をさせていただきたいと思います。

8月10日に長崎で行われたMayors for Peace(平和首長会議)の総会で、インドで集めた10001の署名を広島市長に手渡した時の様子です。SEEDS-INDIAでは、核兵器廃絶の市民意識を国際的な規模で喚起することを目的とした活動も行なっています。

フード・サービスも、毎日変わらずに続いています。今年のケーララ州では、少し足りないくらいのようのですが、程よいモンスーンの雨が降っているようです。まだしばらくは高温多湿の状況が続き、病を煩う人が多くなることから、配給量も増えることが予想されています。

SEEDS-INDIAの代表の来日に際し、私もお会いし、皆様への心よりの感謝をお預かりしています。温かいご支援をいただき、改めまして心より御礼申し上げます。これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます。

(スタッフ:ひるま)

スタッフ日記:第15回アンナダーナ終了しました!

第15回アンナダーナにお気持ちを寄せていただきました皆さま、本当にありがとうございます。今回は病院にて、滞りなく無事に終えることができました。

病院では、3回目の実施となりました。当日は朝から雨。雨が降ると少し気温が下がりますが、それでも湿気が多く、まだ体にこたえる天候が続いています。調理では熱したギーを使用するため、屋根の下でいつもより慎重に行いました。病院の近くでは、食事を配る場所に屋根がないため、どうにか止んでくれるようにと願っていると、配る間の2〜3時間ほどはぴったりと雨が止みました。

今回も、私たちが実施した時間帯には、周囲で3つのアンナダーナが行われていました。言葉も食文化も異なる遠く離れた地域から、家族の付き添いのために病院を訪れ、かさむ治療費に日々の食事すら得られない人々も多くいます。さまざまな思想や慣習が根づく広大な地で、増え続ける人口を支える社会保障制度の実施は容易ではありません。そんな時、助けになるのは人々の温かい気持ちや繋がりです。古代から受け継がれてきたこうした豊かさが、現代社会にもしっかりと生きるインドには、学ぶことが多くあります。

朝の7時頃、調理の準備が始まります。準備が始まった際には降っていませんでしたが、この後、大雨となりました。

出来た食事はトラックに積み、病院の近くへ運びます。そのまま、トラックの荷台で食事を配ります。

周囲で別のアンナダーナが行われているにも関わらず、列が途絶えることはありません。

順番を待ち、ただただ静かに列に並んでくださいます。

2〜3時間ほどで、用意をした1000食分以上の食事を配り終えることができました。

他を思うことで得られる心の豊かさは、決して廃れることなく、自分自身だけでなく周囲へと大きく広がっていきます。周囲に目を向け、常に全体と繋がり、自分自身と社会の幸せを願いたいと思います。

次回は、寺院でのアンナダーナを予定しています。次回も温かいご協力のほど、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

アンナダーナを通じ、皆様にも大きな恩寵がありますように。

(スタッフ:ひるま)

スタッフ日記:フード・サービス・プログラムのご報告(ココナッツの収穫)

フード・サービス・プログラムにご支援をいただいている皆様、本当にありがとうございます。

最近の写真が届きましたので、ご報告させていただきます。雨季であるモンスーンが始まり、蚊が媒介する病気や不衛生な状況から、病にかかる人が急増しています。毎年のことですが、この時期の病院は、廊下にまで病人の方が寝ていることもあります。

食事の配給も400人を超えることがあります。配給は毎日行われているため、その日の状況を見ながら、次の日の食事の配給量を調整します。足りなくなることはほとんどありません。

長い行列です。

本日は、病院の配給で配られるお豆のおかずに必要なココナッツの収穫の様子をご紹介します。NGOには農場があり、ココナッツなどを収穫できます。ベテランのココナッツマン(ココナッツの収穫をする人)です。最初に登る木には、まずお祈りを。

命綱など一切なし。斧を手に登っていきます。ココナッツマンはおよそ2ヵ月に一度収穫に来てくれます。以前は45日に一度ほどだったそうですが、天候の変化で今では2ヵ月に一度の収穫になったそうです。

高い木に登っての収穫となるため、日が高くならない早朝に行われます。あっという間にてっぺんまで登り、ささっとココナッツを収穫してしまう姿には驚いてしまいます。

配給にはおかゆとお豆のおかずが配られますが、お豆はタンパク質が豊富。ケララ州の料理には欠かせないココナッツをお豆に混ぜています。栄養があり、風味豊かな美味しい食事を届けるため、こうしてたくさんの人々に支えられています。

皆様の温かいご支援を心よりお待ちしております。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

(スタッフ:ひるま)

スタッフ日記:シュラヴァナ月のシヴァラートリーを迎える寺院

日本時間では7月22日がシュラヴァナ月のシヴァラートリーとなりますが、インドでは本日21日にシヴァラートリーを迎えます。シヴァラートリーにはシヴァリンガへのアビシェーカが欠かせません。

いつもアンナダーナを実施している寺院に、シヴァリンガへのアビシェーカのための最初のガンガージャル(ガンジス川の聖水)が、昨晩届きました。

カーンワルと呼ばれる天秤棒がとても豪華。両端に水壺がついていて、ガンガージャルが入っています。どなたかがハリドワールまで聖水を汲む巡礼に行っていたようです。

今夜は夜通し、シヴァリンガへのアビシェーカが行われます。

(スタッフ:ひるま)

スタッフ日記:フード・サービス・プログラムのご報告(病院の中の様子について)

フード・サービス・プログラムにご支援をいただいている皆様、本当にありがとうございます。

最近の写真が届きましたので、ご報告させていただきます。いつもと変わらない長い行列です。ケララでは先月の終わりに雨季であるモンスーンが始まりました。これからしばらくは、じとじとと湿った気候が続き、蚊が媒介する病気や、不衛生な状況から病院を訪れる人が急激に増えます。通常は150人から200人ほどの食事を準備していますが、倍になる400人ほどの食事を準備することもあります。

今日は、以前病院の中に入らせてもらった時の写真をご紹介いたします。病人の方たちなので、写真は控えた方がいいかなと思ったのですが、NGOの代表に「大丈夫だよ」と言われ、カメラを向けると、みなさんわざわざ立ち上がってくれました。

病室は簡単なベッドが並べてあるだけで、身の回りのものは全て自分たちで準備せねばなりません。話を聞くと、脳梗塞で身体が動かなくなってしまった方や事故にあった方、義理の家族から暴行を受けた女性もいました。仕事環境からか、呼吸器系の問題を抱える人々も多くいます。

病と貧困を抱え苦しい状況にも関わらず、訪問をした際には笑顔で暖かく迎え入れてくださいました。一日一食の配給を頼りにしている人々も少なくありません。

皆様の温かいご支援を心よりお待ちしております。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

(スタッフ:ひるま)