スタッフ日記:ケーダールナートの最新情報

5月13日(日)のシヴァラートリーにおいて、シヴァ神の聖地であるケーダールナート寺院でのプージャー(アルチャナ)を予定しています。お申し込みをいただきました皆様、誠にありがとうございます。

プージャーの手配をお願いをしているパンディットさん(僧侶)より、現在のケーダールナート寺院の様子が届きました。寺院周辺ではインターネットがうまく繋がらないため、少し下山をして写真を送ってくださいました。

雪が降ったりと天気は荒れているようですが、日中に太陽が出ると、とても美しい寺院が浮かび上がるようです。

今年は4月の下旬に開いて以来、寺院の周辺は大混雑をし、メインのお寺にたどり着く道は渋滞をしているようです。インドの多くの地域は、酷暑期となる5月〜6月にかけて夏休みとなるところが多く、今が一番混雑する時期です。

パンディットさんは、2013年の豪雨による大洪水の際にも、ちょうど寺院にいたそうです。洪水に襲われた際、寺院の前にあるナンディにしがみついて、助かったとおっしゃっていました。あらゆるものが流されてしまったあの大洪水でも、寺院だけは流されず、今でも聖地に留まっています。

プージャーを通じては、皆様にシヴァ神の大きな祝福がございますよう、スタッフ一同心よりお祈り申し上げております。

(スタッフ:ひるま)

スタッフ日記:フード・サービス・プログラムのご報告(人々の生活)

フード・サービス・プログラムにご支援をいただいている皆様、本当にありがとうございます。
最近の写真が届きましたので、ご報告をさせていただきます。

インドの各地で暑く長い夏が始まっています。
これから続く暑い夏、そして湿気が増える雨季にかけては、患者さんが増える時となります。

フード・サービスを受ける貧困層にある人々は、暑い中での労働作業を仕事とするなど、厳しい生活を送っている人々が多くいます。
インドの家造りは、長く暑い夏に見合った造りとなっており、多少の暑さなら、家の中はひんやりとしています。
しかし、貧困層にある人々の家は、ブロックを積み上げただけの建物であることも少なくありません。
日中の熱がこもり、夜になっても家の中が暑いままです。

暑い中で労働作業を行なった身体で、夜もゆっくりと休むことができず、身体には疲労が蓄積していきます。
労働者の方達の強さには驚くことが多くありますが、体調を崩しやすく、なかなか貧困から抜け出せません。

フード・サービスを行うケーララ州の薬局の表示です。「BPL 25%」という表示が見えます。
BPLはBefore Poverty Lineと呼ばれるもので、貧困層にある人々は、薬を25%の割引で買うことができます。
インドの中でも、社会福祉がしっかりと整うケーララ州の生活には、学ぶことがとても多くあります。
一人一人の生活の向上が、より良い社会を生み出す一歩となることを信じ、SEEDS-INDIAでも人々の支援を続けています。

皆様の温かいご支援に心より感謝申し上げます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

(スタッフ:ひるま)

スタッフ日記:フード・サービス・プログラムのご報告(レモンのピクルス)

フード・サービス・プログラムにご支援をいただいている皆様、本当にありがとうございます。最近の写真が届きましたので、ご報告をさせていただきます。

インドの各地で、暑く長い夏が始まりました。これからは厳しい暑さや蚊がもたらす病気が増え、病院を訪れる人々も徐々に増えていきます。まだ落ち着いた状況のようですが、それでも長い行列ができています。

本日は配給で配るアチャール(レモンのピクルス)をご紹介いたします。配給では、その日に調理したタンパク質が豊富なお豆のおかずをおかゆと一緒に配りますが、予想以上に患者さんが多い時は、お豆のおかずが足りなくなってしまうことがあります。そんな時、お豆のおかずの代わりに配ることができるよう、配給食にはいつもアチャール(レモンのピクルス)を準備しています。

長期保存が可能なため、作り置きをしておき、配給時に持参しています。お豆のおかずが足りなくなってしまった場合のみ、このアチャールを配ります。

酸っぱく消化に良いため、食欲がない方などはアチャールのみ欲しいという方もいます。なかなか全員の要望に答えることはできませんが、必要とするすべての人に食事が行き渡るよう、また、辛く苦しい思いをしている人々が、少しでも安らげる瞬間を持つことができるように努めています。

皆様の温かいご支援に心より感謝申し上げます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

(スタッフ:ひるま)

スタッフ日記:サイクロン・オキ 緊急災害支援募金のご報告

サイクロン・オキ 緊急災害支援募金にご協力をいただきました皆さま、誠にありがとうございます。サイクロンから約2ヶ月がたった2月上旬、現地を訪問する機会が取れましたので、少しばかりですが、現地の様子をご報告させていただきます。

2017年12月の上旬にインドを襲ったサイクロン・オキによって、インド南部のケーララ州でも甚大な被害が出ました。2月上旬に訪問した際は、大きな被害の様子は見られず、支援募金を行なったSEEDS-INDIAの周辺もほぼ日常に戻っていました。しかし、多くの漁師の方々が船やボートを失い、仕事ができずに大変な状況が続いています。行方不明のままの人々も多くいるようです。

SEEDS-INDIAの代表宅の裏庭でも、大きな木が倒れたままになっていました。

また、今年はシヴァラートリーの日中に、同じく被害のあったダリット村を訪問することができました。シヴァラートリーの祝祭は夜に行われますが、村のお寺の装飾を見られるかもしれないと楽しみにしていました。

しかし、お寺はいつもと変わらず、特別な装飾はされていません。サイクロンの際、村のお寺を管理する僧侶の自宅も被害を受け、大変厳しい生活を強いられています。この日も、僧侶は朝から日雇いの畑仕事に出かけており、祝祭の準備などが何もできなかったようです。

僧侶のお家。裏手にまわれなかったのですが、この裏側が大きく壊れているようです。

インドの人々にとって、神様と生きることは生活の中心をなす大切な行いです。それが難しいというのは、とても辛い状況です。

貧しく差別を受ける人々にとって、日々は一難去ってまた一難の状況です。社会からの恩恵を感じる機会もほとんどありません。皆さまの温かいご支援が、現地の人々の大きな支えとなっています。苦難にあっても、たくましく生きる人々へ、皆様のご支援によって、幸せが授けられますよう心より願っています。

(スタッフ:ひるま)

スタッフ日記:フード・サービス・プログラムのご報告(今年の訪問見学)

フード・サービス・プログラムにご支援をいただいている皆様、本当にありがとうございます。今月は現地を訪問し、配給の様子を見学することができました。以下にご報告をさせていただきます。

配給食作りは毎日13時頃から始まります。このように、薪を用いて大きな鍋で調理を行います。この時はもう調理を終えていましたが、それでも周辺がとても熱く、この作業を暑い中で行うのはとても大変なことです。

17時半前になると、リキシャドライバー兼配給を行うスレーシュがやってきて、できた食事をリキシャに積んで病院へと向かいます。病院は10分くらいの距離にあります。

今年は月曜日に病院を訪問しました。この日はじめて、「配給が始まります」という病院のアナウンス放送を耳にしました。月曜日あたりは初めて入院をしている人も多く、配給を知らない人がいるため、病院でアナウンスをしてくれるようになったのだそうです。

病院を訪問した次の日は、シヴァラートリーの祝日で休日となっていました。休日が重なると手術や入院等を行わないため、人数は少なめと予想をしていましたが、列は途切れず、準備をした食事をほぼぴったり配り終えました。食事は重湯のみを希望する人も多く、病に苦しんでいる方が多いようです。季節や時期によって食事量を予測しているのもありますが、極端に余ったり足りなくなったりすることはありません。

今回は少しですが、動画を撮影してみました。大変な状況にあるにも関わらず、笑顔を見せてくださる人もおり、その姿勢に学ぶことが多くあります。

配給は、雨の日も晴れの日も、祝日も休日も、1日も休むことなく行われています。現地のスタッフを含め、一人ひとりの温かい気持ちが繋がり続いているこの配給。この配給が一日の唯一の食事という方も少なくありません。皆様の温かいご支援を心よりお待ちしております。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

(スタッフ:ひるま)

スタッフ日記:フード・サービス・プログラムのご報告(医療現場)

フード・サービス・プログラムにご支援をいただいている皆様、本当にありがとうございます。最近の写真が届きましたので、ご報告をさせていただきます。

一年中30度を超える常夏のケーララ州ですが、12月〜1月頃の早朝は、少し気温が下がります。過ごしやすい気候となる一方で、風邪を引いたり体調を崩す人々が増える時です。それでも、高温多湿の酷暑期に比べると、病院は落ち着いていて、ここ最近は通常の150~200食の配給が続いてます。

だいぶ前に訪れた時の写真となりますが、病院の中に入らせて頂いた時の写真です。私立の病院に比べると、医療現場や医療器具のあり方は大きく異なります。それでも、必要としている方々はとても多く、たくさんの人々が治療を受けています。

ケーララ州は他の州に比べ社会福祉が整っており、誰でもこうして、病院で治療を受けられるよう制度が整っています。しかし、インドにはこうした医療を受けることができない人々がとても多くいます。一人でも多くの人が、痛みや苦しみの少ない生活を送ることができるようにと願うばかります。

皆様の温かいご支援を心よりお待ちしております。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

(スタッフ:ひるま)

スタッフ日記:フード・サービス・プログラムのご報告(2017年のクリスマス)

フード・サービス・プログラムにご支援をいただいている皆様、本当にありがとうございます。最近の写真が届きましたので、ご報告をさせていただきます。

病院では、サイクロンの影響で一時期は1日に1度の配給を、2度実施していました。病院は人で溢れ混乱し、警察の立ち入りによって写真を禁じられたため、当時の様子のご報告ができず誠に申し訳ございません。現在は落ち着き、1日に1度の配給に戻っています。

緊急の出費が続き、クリスマスの祝福も危ぶまれていましたが、SEEDS-INDIAでは、例年通りクリスマスケーキを配りました。皆様のご支援のおかげもあります。

通常の配給に加え、12月22日にクリスマスケーキを配った時の写真です。一切れほどのケーキですが、入院する方々と付き添いのご家族の方全員に配ることができました。

一般病棟

一般病棟

 事故患者病棟

 がん専門病棟

 小児病棟

 アルコール、ドラッグなどの依存症専門病棟

TB患者病棟

こうした少しの喜びが、苦しい日々に大きな光をもたらします。ケーキを手にする方々の笑顔を目にし心がとても温まり、与えることと与えられることの意味を改めて感じています。

皆様の温かいご支援に心より感謝申し上げます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

(スタッフ:ひるま)

スタッフ日記:第20回アンナダーナ終了しました!

第20回アンナダーナにお気持ちを寄せていただきました皆さま、本当にありがとうございます。今回は病院にて、滞りなく無事に終えることができました。

病院では、5回目の実施となりました。北インドでもすっかり気温が下がり、朝晩は寒いくらいの気候です。今回のアンナダーナはいつも以上に大行列となり、2時間半ほどで、1000食分以上を配り終えることができました。日曜日の実施だったからかもしれませんが、食事を積んだトラックが到着するや否や、大勢の人が列を成し、配膳の人手も足りないほどでしたが、ご厚意で手伝ってくださる方がいたりと、無事に終えることができました。

この辺りでは、毎日複数のアンナダーナが行われているため、病院関係者だけでなく、ホームレスの方々や食事を得られないほど困窮している方々も集まるようです。これからはデリーあたりでも、朝晩は凍えるほどに冷えてきます。食事を満足に取ることができない毎日の中で、温かい食事を得られるということは、きっと大きな喜びになることと思います。

朝の準備。ジャガイモを洗ったりする冷たい水作業が大変な季節になりましたが、準備は滞りなく進みました。

今回は11時過ぎには配り始めることができました。配膳の準備をしている間にも大行列です。

前方のトラックの荷台に食事が積んであり、そのまま荷台で配ります。

スムーズに配ることができるよう、プレートを先に配り、並んでいただきます。

今回はいつもの写真係が配膳を手伝っていたため、別に手伝ってくださった方が写真を撮ってくださいました。

インドでさまざまな教えに触れる中で、その多くは、「あらゆるところに神を見よ。」という事実を伝えています。豊かな人でも、貧しい人でも、その中には神がいます。こうして食事を施す行いは、神へ食事を奉仕することにも変わりないのだと感じます。必要としている方々へ、少しでも喜びが授けられるように、これからもスタッフ一同努力していきたいと思います。

次回も温かいご協力のほど、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

アンナダーナを通じ、皆様にも大きな恩寵がありますように。

(スタッフ:ひるま)

スタッフ日記:フード・サービス・プログラムのご報告(クリスマスの日)

フード・サービス・プログラムにご支援をいただいている皆様、本当にありがとうございます。最近の写真が届きましたので、ご報告をさせていただきます。

ケーララ州では雨の時期がすっかり終わり、毎日たっぷりの太陽が降り注いでいます。北インドでは冬を迎えますが、一年中常夏のケーララ州は、まだまだ30度を超える日が続きます。17時半に始まる食事の配給は、いつもと変わらずに、長い行列ができています。

ケーララ州の現在の日没は18時頃。この日は少し暗くなっています。ここの病院にいる方々は、この配給が一日の唯一の食事という方も少なくありません。少しでも時間に遅れると、「もしかしたら、今日は食事がないのだろうか」と待っている方々を不安にさせてしまいます。インド時間のため、5分や10分くらい遅れることはありますが、長く待たせることがないように、毎日時間厳守でスタッフは頑張っています。

キリスト教徒が多いケーララ州では、クリスマスは休日となり、盛大な祝福が行われます。以前の写真になりますが、SEEDS-INDIAでも、入院する方々にプラムケーキを配ります。プラムケーキは、ケーララ州のクリスマスのお祝いに欠かすことのできないものです。休日でも、配給は休みません。

青いチェック柄のシャツを着ているのが、リキシャのドライバー兼配給を行うスレーシュ。物価が上がり大変な昨今のため、今年も配れるか心配ですが、配れるようにと願うばかりです。

苦しい日々でも、少しの喜びは大きな光となります。皆様の温かいご支援を心よりお待ちしております。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

(スタッフ:ひるま)

スタッフ日記:第18回アンナダーナ終了しました!

第18回アンナダーナにお気持ちを寄せていただきました皆さま、本当にありがとうございます。今回は病院にて、滞りなく無事に終えることができました。

病院では、4回目の実施となりました。ディーワーリー祭を終えた北インドでは、朝晩の気温は20度を下回るようになり、とても過ごしやすくなりました。それでも、日中は30度を超える気温となり、まだまだ暑い日が続きます。季節が穏やかになっても、病院にはインド各地から多くの人々が訪れるため、いつものようにたくさんの人々が食事を待っていました。

これから寒くなると、北インドの大都市では大気汚染が深刻となります。特に気温が下がる早朝は、有害物質が停滞するために、一寸先も見えないほどの靄がかかることも少なくありません。経済の発展に伴い、病にかかる人が増えました。呼吸器系疾患や循環器系疾患を抱える人々が多く、一日中外で労働を行う貧しい人々がこうした被害を特に多く被っているといいます。

食事の配給を行う際も、食事を受け取るために長い時間外で待ち、そのまま排気ガスの溢れる道路で食事を済ませる方々の姿が多くありました。私たちは、食事を与えるだけでなく、こうした社会を生み出してしまう原因を、自分自身の生活を通じて見つめ直す必要があるようにも思います。

病院周辺ではいつも複数のアンナダーナが実施されており、遅れると配給を行う場所がなくなってしまうため、いつもよりも張り切って朝から準備を進めます。

今回、私たちが実施した時間帯には、周囲で5つのアンナダーナが行われていました。それでも、食事は2時間半ほどで1000食分以上を配り終えました。

口を覆い隠す人の姿もあり、埃にまみれる車を見ても大気汚染の深刻さがわかります。一日拭かないだけでも、こんな風に埃まみれになってしまいます。

家族のために、あちこち並んで食事を得る人々もいるようです。

地面に座って食事をする方の姿も多くあります。大都市の環境では身体によくありませんが、仕方ありません。

誰もが健康で豊かな生活を享受できるように、私自身も生活のあり方を常に考えながら過ごしたいと感じます。そうして大きな世界と向き合いながら生活することは、日々に平安を授けてくれるように思います。

次回は、寺院でのアンナダーナを予定しています。次回も温かいご協力のほど、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

アンナダーナを通じ、皆様にも大きな恩寵がありますように。

(スタッフ:ひるま)