スタッフ日記:第25回アンナダーナ終了しました!

第25回アンナダーナにお気持ちを寄せていただきました皆さま、本当にありがとうございます。

病院では、6回目の実施となりました。北インドでは、先週から連日のように40度となり、暑く長い夏が始まっています。アンナダーナ当日は、少し気温が下がり40度を下回りましたが、暑い中での大変な作業が続く時となります。

今回は、AIIMS病院での実施を予定していましたが、無事に食事を作り終え、12時半頃に病院へ到着すると、周辺にはいつものように人がいません。話を聞くと、日曜日のOPD(外来)が急に中止になってしまったとのことでした。インドでは事前に予告なく、こうした変更が行われることが多くあります。

知らずに訪れている患者さんの姿がまだ周囲にありましたが、いつものようにアンナダーナを実施している方々も複数おり、食事の配給がほとんど進みません。この日にアンナダーナを実施していた方々も、OPDがなくなったことを知らずに来ており、困っているようでした。

配る人があまりいない上に、気温は35度を超えています。調理済みの食事をあまり長く外に置いておくのも心配でした。病院の関係者の方に相談すると、近くにスラム街があり、食事を必要としている人々がたくさんいるため、そこで配ると良いとアドバイスを頂きました。

このままではせっかくの食事が無駄になってしまうため、スラム街へ向かうことを決め、14時前に到着。スラム街はとても狭くトラックでは中へ入れないため、配給場所を確認したりと少し時間がかかりましたが、無事に配給を始めることができました。ここでも食事を必要としている方々が本当にたくさんおり、無事に食事を配り終えることができました。今回も1000食分以上を用意しましたが、病院とスラム街において、半分ずつくらいの食事を配り終えています。

病院での配給では長蛇の列ができるため、通常は2時間半ほどで1000食分を配り終えることができます。今回は、移動の時間などもあったため、配り終えたのは夕方になってしまいました。最初はどうなるかと思いましたが、食事を必要としている人はたくさんおり、食事が無駄になることは絶対にないと、現地スタッフから言葉をもらい安心。

当初の予定通りには行きませんでしたが、インドでは予定通りに物事が進むことの方が少ないかもしれません。そこで学ぶこともとても多くあります。もしかしたら、この日はスラム街の方たちがとても食事を必要としていたのかもしれません。どんな出来事も、最善のために起こるのだと信じ、感謝をして受け入れながら進み続けたいと思います。

この度は、当初の予定通りにアンナダーナを進められず、誠に申し訳ございません。今後は周囲の状況に注意しながら、進めていたきたと思っています。次回は、寺院でのアンナダーナを予定しています。次回も温かいご協力のほど、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

アンナダーナを通じ、皆様にも大きな恩寵がありますように。

(スタッフ:ひるま)

スタッフ日記:第24回アンナダーナ終了しました!

第24回アンナダーナにお気持ちを寄せていただきました皆さま、本当にありがとうございます。今回は孤児院にて滞りなく無事に終えることができました。

孤児院でのアンナダーナは5回目となりました。孤児院側の事情でしばらく実施ができない状況でしたが、今回は、過去に4回実施した孤児院と同じグループの、別の場所にある孤児院での実施となりました。現在は、130人前後の子どもたちが生活をしています。過去の実施の経験から、2人前近く食べる子も多くいたため、足りないことがないように、また、スタッフや当日の訪問者の方へも行き渡るよう、食事は約250食分を準備しました。

今回は、皆様からの温かいお気持ちをたくさんいただき、ご寄付が多く集まったため、食事に加えて、以下の寄付品も準備することができました。

*グルコース:50kg+5kg(1kgに100gのおまけ付き)
*プロジェクターとスクリーン:1セット
*ドアマット:10個
*医薬品:絆創膏、消毒薬、鎮痛剤、脱脂綿
*文房具:(詳細以下)
・ノートブック:1008冊
・鉛筆:250本
・ペン:250本
・消しゴム:150個
・鉛筆削り:100個

これから新学期を迎えるにあたり、科目ごとに一人10冊近いノートを必要とするため、十分な量をとても喜んで下さいました。また、これから迎える酷暑期に、学校帰りの子どもたちへ与えるための飲み物用のグルコース(スポーツドリンクのようなもの)、孤児院での学習の際に使用するプロジェクターとスクリーン、孤児院の衛生環境を改善するためのドアマット、また、怪我が尽きない子どもたちへの簡単な手当に必要な医薬品も準備することができました。

今回の実施は、ラーマ・ナヴァミの祝日となり、食事は子どもたちのランチの時間に配れるように準備を進めていましたが、祝日の関係で、孤児院では遅めの朝食となってしまい、ランチの時間も予定の時間より遅れることになりました。インドなので、予定がずれることがとても多くあります。

外部の男性が孤児院内に長時間滞在できないルールがあるため、スタッフは食事を配る時間まで待つことができませんでしたが、食事と寄付品をスタッフの方へお渡しし、後ほど食事を配った際の様子をスタッフの方が写真で送って下さいました。

食事用のホールでは一度に全員は座ることができないため、交代で食事をいただくようです。

子どもたちへのデザートは、大好きなキール(ミルク粥)を準備しました。ドライフルーツをたっぷり入れることができたので、子どもたちも大喜びだったようです。写真は、ケータリング用の鍋から孤児院の鍋に移し変えているところです。

孤児院では施設の工事が行われており、活動場所が狭められていましたが、とても広々としていて、子どもたちが過ごすための安全で十分な場所があります。

現在、インドでは慈善活動に対しても厳しいルールが設けられるようになり、活動は以前のように容易ではありません。それでも、こうして必要な時に必要な支援と、他の子どもたちと同じように、祝日をお祝いする大きな喜びを共有することができ、とても嬉しく思います。少しでも、子どもたちの成長を助けることができるようにお手伝いできたらと思います。

皆様の温かいお気持ち、本当にありがとうございます。次回は病院での実施を予定しています。今後とも温かいご協力のほどどうぞ宜しくお願い申し上げます。

アンナダーナを通じ、皆様にも大きな恩寵がありますように。

(スタッフ:ひるま)

スタッフ日記:第23回アンナダーナ終了しました!

第23回アンナダーナにお気持ちを寄せていただきました皆さま、本当にありがとうございます。今回は寺院にて、滞りなく無事に終えることができました。

今年は3月1日と2日にホーリー祭を終えたインド。アンナダーナを実施するデリーあたりでは、すっかり30度を超え夏の陽気となりました。今年の冬は過去12年間でもっとも温かい冬だったと伝えられ、夏が来るのも早いように感じます。雨が降らずとても乾燥していますが、ホーリー祭で撒かれた色水のおかげか、あちこちカラフルに潤っています。

今回のアンナダーナは、いつも以上に子どもたちの姿が多くありました。ホーリー祭のすぐ後とあって、まだお祭り気分の子どもたちの姿も見られます。とても賑やかな実施となり、いつもと同じくらいの3時間ほどで、1000食分以上を配り終えました。

毎回、寺院での実施では、さまざまなバックグラウンドを持つ方々に食事を提供することができます。与える人、与えられる人、その想いが繋がって、こうして食事が届けられることは素晴らしいなと感じることがあります。

インドでは祝日だけでなく、自分の誕生日や何かの記念日にアンナダーナを実施する人々が多くいます。あちこちで頻繁に目にするアンナダーナを通じては、喜びを自分だけのものとするのではなく、こうして分かち合うことで、もっと大きな喜びが生まれることに気づかされます。一人一人の温かい気持ちによって、社会に大きな喜びが生まれることを心から願っています。

次回も温かいご協力のほど、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

アンナダーナを通じ、皆様にも大きな恩寵がありますように。

(スタッフ:ひるま)

スタッフ日記:第22回アンナダーナ終了しました!

第22回アンナダーナにお気持ちを寄せていただきました皆さま、本当にありがとうございます。今回は病院にて、滞りなく無事に終えることができました。

病院では、6回目の実施となりました。束の間の冬を迎えていた北インドも、日中は25度前後の穏やかな気候となりましたが、朝晩はまだまだ10度を下回る寒いくらいの気温です。実施する病院の周辺では、外で寝泊まりをしている人々も多く、温かい食事を心待ちにしている人々の姿が多く見られました。

今回のアンナダーナも気がつくとあっという間に大行列となり、2時間半ほどで、1000食分以上を配り終えることができました。病院での実施では、いつも集中して短時間に大行列となってしまいます。最近はご厚意で配膳や誘導を手伝ってくださる方がおり、皆様の温かいお気持ちがたくさん集まって実施されるアンナダーナには、心が温まる瞬間が多くあります。

見返りを求めずに、ただ与えること。そこにはこんなに大きな喜びがありますが、日々の中で常にそのような気持ちでいることは簡単ではありません。こうして、意識的に与えることを実践しながら、心の豊かな日々を過ごせるように私自身も努力したいと感じています。

次回は、寺院でのアンナダーナを予定しています。次回も温かいご協力のほど、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

アンナダーナを通じ、皆様にも大きな恩寵がありますように。

(スタッフ:ひるま)

スタッフ日記:第21回アンナダーナ終了しました!

第21回アンナダーナにお気持ちを寄せていただきました皆さま、本当にありがとうございます。今回は寺院にて、滞りなく無事に終えることができました。

広大な地でさまざまな思想や慣習が入り混じるインドでは、古くからそれぞれ独自の暦が用いられ、新年もさまざまに異なります。この時期は、日本のような盛大な新年のお祝いはありませんが、それぞれが祝福を楽しんだようです。日本も寒い時期を迎えていますが、アンナダーナを実施しているデリーも今が一番寒く、朝は5度近くまで冷え込んでいます。

今回のアンナダーナはいつも以上に大混雑となり、3時間ほどで1000食分以上を配り終えました。寺院での実施の際に多く訪れてくださる労働者の方たちは、新年もお休みになることはあまりなく、いつも通りの厳しい労働があります。太陽がでなければ体の芯まで冷えるような日もあり、温かい食事にほっとした喜びを共有する姿が見られました。

実施した土曜日は学校があるため、学校帰りの子どもたちの姿も多くありました。子どもたちの姿が加わると、周辺は途端に賑やかになります。食事の美味しさを全身で表現する子どもたちの姿を見ると、こちらまで笑顔になり嬉しくなります。

準備はいつも通り、朝早くから始まりました。

始まりはゆっくりですが、13時をすぎると大行列になります。

今回はとりわけ大混雑になりました。

子どもたちは喜んで食事をしていました。

寺院での実施では子どもから大人まで、幅広い層の方たちに食事を提供することができます。

温かい気持ちの詰まった食事を通じて、ひとりでも多くの人が喜びを得られるように願うばかりです。

新しい一年の始まりが、大きな祝福に満ちた時となりました。たくさんの方たちのご協力が集まり、いつもこうしてアンナダーナを実施できること、とても嬉しく思います。小さなことでも、行動を起こすことの大切さを実感させられます。こうした行いを通じて、学びを深めながら豊かな日々を過ごしていきたいと感じています。皆様の新しい一年も、幸せに満ちた年となりますよう、心よりお祈りしております。

次回は、病院でのアンナダーナを予定しています。次回も温かいご協力のほど、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

アンナダーナを通じ、皆様にも大きな恩寵がありますように。

(スタッフ:ひるま)

スタッフ日記:第20回アンナダーナ終了しました!

第20回アンナダーナにお気持ちを寄せていただきました皆さま、本当にありがとうございます。今回は病院にて、滞りなく無事に終えることができました。

病院では、5回目の実施となりました。北インドでもすっかり気温が下がり、朝晩は寒いくらいの気候です。今回のアンナダーナはいつも以上に大行列となり、2時間半ほどで、1000食分以上を配り終えることができました。日曜日の実施だったからかもしれませんが、食事を積んだトラックが到着するや否や、大勢の人が列を成し、配膳の人手も足りないほどでしたが、ご厚意で手伝ってくださる方がいたりと、無事に終えることができました。

この辺りでは、毎日複数のアンナダーナが行われているため、病院関係者だけでなく、ホームレスの方々や食事を得られないほど困窮している方々も集まるようです。これからはデリーあたりでも、朝晩は凍えるほどに冷えてきます。食事を満足に取ることができない毎日の中で、温かい食事を得られるということは、きっと大きな喜びになることと思います。

朝の準備。ジャガイモを洗ったりする冷たい水作業が大変な季節になりましたが、準備は滞りなく進みました。

今回は11時過ぎには配り始めることができました。配膳の準備をしている間にも大行列です。

前方のトラックの荷台に食事が積んであり、そのまま荷台で配ります。

スムーズに配ることができるよう、プレートを先に配り、並んでいただきます。

今回はいつもの写真係が配膳を手伝っていたため、別に手伝ってくださった方が写真を撮ってくださいました。

インドでさまざまな教えに触れる中で、その多くは、「あらゆるところに神を見よ。」という事実を伝えています。豊かな人でも、貧しい人でも、その中には神がいます。こうして食事を施す行いは、神へ食事を奉仕することにも変わりないのだと感じます。必要としている方々へ、少しでも喜びが授けられるように、これからもスタッフ一同努力していきたいと思います。

次回も温かいご協力のほど、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

アンナダーナを通じ、皆様にも大きな恩寵がありますように。

(スタッフ:ひるま)

スタッフ日記:第19回アンナダーナ終了しました!

第19回アンナダーナにお気持ちを寄せていただきました皆さま、本当にありがとうございます。今回は寺院にて、滞りなく無事に終えることができました。

ディーワーリー祭を終えた北インドでは、大気汚染が深刻となっていました。経済の発展による影響だけでなく、ディーワーリー祭で使用される花火やクラッカーに始まり、この時期は冬に向けて焼き畑が行われるため、一年のうちでもとりわけ大気汚染が深刻となります。現在では焼き畑が終わり少し落ち着いたようですが、これから北インドは5度近くまで冷え込むこともあり、焚き火をして温まる習慣もあるため、まだまだ大気汚染が続く時となります。

寺院での実施では、アンナダーナの噂を聞き、毎回たくさんの方々が集まります。周囲まで香り立つギーを使用しているせいもあるようですが、案内等を掲示しなくても、寺院の近所の方たち、近くにある貧しいコミュニティの方たち、その子どもたちなど、アンナダーナの日はいつも寺院が賑やかになります。

特に多いのが、デリーに出稼ぎに来ている労働者の方たちです。労働者の方々は、家族や故郷を離れ、環境の悪いデリーで大変な労働を行う人々も少なくありません。小さな子どもをサリーに巻きつけて背負い、建設現場で働く女性を見かけることもあります。食事を満足に取れない人々も多いようですが、アンナダーナの温かく美味しい食事を通じて、険しい表情の中に穏やかな表情を一瞬でも目にすると、こちらの心も温まります。

いつものように、朝から準備が始まります。すっかり朝晩の気温が下がり、夏場は苦行のようだった火を使う調理も、心地よく進めることができます。

今回は12時半頃に配給がスタートしました。インドのお昼は2時頃のところも多く、配り始めは穏やかです。

1時を過ぎ2時頃になると、いつも行列となります。

小さな子どもたちの姿も多く目にします。

一人でも多くの人が、自分自身の周囲を見つめることで、穏やかな社会が生まれることを実感します。苦悩は自己への執着心から生まれるともいわれますが、本当に、自分の問題ばかりを見つめていると苦しくなります。他を想う過程でその執着心が減り、自分自身の内をかき乱す苦悩が消える時、心には平安が生まれます。他を想うことは、究極の霊性修行なのだといつも気づかされています。

次回は、病院でのアンナダーナを予定しています。次回も温かいご協力のほど、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

アンナダーナを通じ、皆様にも大きな恩寵がありますように。

(スタッフ:ひるま)

スタッフ日記:第18回アンナダーナ終了しました!

第18回アンナダーナにお気持ちを寄せていただきました皆さま、本当にありがとうございます。今回は病院にて、滞りなく無事に終えることができました。

病院では、4回目の実施となりました。ディーワーリー祭を終えた北インドでは、朝晩の気温は20度を下回るようになり、とても過ごしやすくなりました。それでも、日中は30度を超える気温となり、まだまだ暑い日が続きます。季節が穏やかになっても、病院にはインド各地から多くの人々が訪れるため、いつものようにたくさんの人々が食事を待っていました。

これから寒くなると、北インドの大都市では大気汚染が深刻となります。特に気温が下がる早朝は、有害物質が停滞するために、一寸先も見えないほどの靄がかかることも少なくありません。経済の発展に伴い、病にかかる人が増えました。呼吸器系疾患や循環器系疾患を抱える人々が多く、一日中外で労働を行う貧しい人々がこうした被害を特に多く被っているといいます。

食事の配給を行う際も、食事を受け取るために長い時間外で待ち、そのまま排気ガスの溢れる道路で食事を済ませる方々の姿が多くありました。私たちは、食事を与えるだけでなく、こうした社会を生み出してしまう原因を、自分自身の生活を通じて見つめ直す必要があるようにも思います。

病院周辺ではいつも複数のアンナダーナが実施されており、遅れると配給を行う場所がなくなってしまうため、いつもよりも張り切って朝から準備を進めます。

今回、私たちが実施した時間帯には、周囲で5つのアンナダーナが行われていました。それでも、食事は2時間半ほどで1000食分以上を配り終えました。

口を覆い隠す人の姿もあり、埃にまみれる車を見ても大気汚染の深刻さがわかります。一日拭かないだけでも、こんな風に埃まみれになってしまいます。

家族のために、あちこち並んで食事を得る人々もいるようです。

地面に座って食事をする方の姿も多くあります。大都市の環境では身体によくありませんが、仕方ありません。

誰もが健康で豊かな生活を享受できるように、私自身も生活のあり方を常に考えながら過ごしたいと感じます。そうして大きな世界と向き合いながら生活することは、日々に平安を授けてくれるように思います。

次回は、寺院でのアンナダーナを予定しています。次回も温かいご協力のほど、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

アンナダーナを通じ、皆様にも大きな恩寵がありますように。

(スタッフ:ひるま)

スタッフ日記:第17回アンナダーナ終了しました!

第17回アンナダーナにお気持ちを寄せていただきました皆さま、本当にありがとうございます。今回は孤児院にて無事に終えることができました。

孤児院でのアンナダーナは4回目となりました。今回は、コージャーガラ・プールニマーと呼ばれる満月に近く、子どもたちが大好きなキール(ミルク粥)をデザートとして当初から予定していました。コージャーガラ・プールニマーは、キール(ミルク粥)を食べてお祝いする習慣があります。孤児院で生活する子どもたちにとって、こうした祝祭をお祝いする機会はなかなかありません。今回も、200~220食分を準備しましたが、子どもたちが皆と同じようにお祝いすることができ、とても嬉しく思っています。

インドはNGO大国ともいわれ、社会活動が非常に盛んです。しかし、慈善活動を謳って不正を行う活動も多く存在するため、近年では厳しいルールが設けられるようになり、活動がとても難しくなっています。アンナダーナを実施している孤児院でも、運営にいろいろと課題を抱えているようです。今まで外部の男性は孤児院内に長時間滞在できない状況でしたが、今回は孤児院内に立ち入ることもできませんでした。いつもは孤児院までできた食事を運び、スタッフの一人が中の様子を見ながら写真を撮り、配膳は孤児院で子どもたちのお世話をする女性の方たちが行ってくださいました。今回はスタッフも中に入れなかったため、お世話をする女性の方に写真を撮っていただきました。

奥で配膳をしていただいているのが子どもたちのお世話をする方たちです。

子どもたちはいつも以上に楽しそうで、お世話をする方たちに心を開いている様子がとてもよく伝わってきます。

キールを楽しむ子どもたち。お皿の上の丸く黄色いものはラッドゥ(甘いお菓子)で、孤児院側で用意したものです。

みんなで賑やかにキールを食して、大喜びだったようです。

孤児院とも良い関係が構築されて、もっと良い形でつながりを深めていきたいと思っていますが、しばらくは様子を見ながら、より良い支援策を模索したいと思います。社会的弱者に寄り添い、行動を起こす重要性は、霊性を育む教えでも頻繁に説かれています。多様な文化や思想が生きるインドでは、物事が思うように進まないことも多くありますが、少しでも、子どもたちの成長を助けることができるようにお手伝いできたらいいなと思っています。

皆様の温かいお気持ち、本当にありがとうございます。次回は病院での実施を予定しています。今後とも温かいご協力のほどどうぞ宜しくお願い申し上げます。

アンナダーナを通じ、皆様にも大きな恩寵がありますように。

(スタッフ:ひるま)

スタッフ日記:第16回アンナダーナ終了しました!

第16回アンナダーナにお気持ちを寄せていただきました皆さま、本当にありがとうございます。今回は寺院にて、滞りなく無事に終えることができました。

北インドはまだまだ暑い日が続いていますが、酷暑期と雨季を終え、朝晩は少し穏やかな気候となっています。今回は朝から順調に準備が始まり、11時頃には配り始めることができました。12時半過ぎには半日の学校を終え、お腹を空かせた子どもたちがたくさん集まり、急に賑やかになりました。学校へ行く前から、いつものギーを使った美味しい食事の準備が始まっていることに気づき、心待ちにしている子どもたちも多かったようです。

その他、寺院での実施には、地方から働きに来ている労働者の方々や、近くの貧しいコミュニティの方々、ご近所の方々など、幅広い層の人々に食事を配ることができます。始めた当初は、アンナダーナの案内の掲示を出した方が良いかも、と話をしていましたが、美味しい香りが漂い、準備の段階から待っていて下さる方達も多く、今回も1000食分以上を準備し、14時半頃には全て配り終えることができました。

今回のアンナダーナは、先祖供養の期間であるピトリ・パクシャ中の実施でした。インドでは食事の施しがあちこちで日常的に行われていますが、この期間中の食事の施しは特に重要とされ、実施される場所も多くなります。こうした行いを通じては、人と人との繋がりやその中に感じる喜びを通じて、心が温まる瞬間がとても多くあります。豊かさとは、どれだけ多くを所持しているかではないということをその度に教えられますが、こうした機会が日常的にあるインドの文化には、いつも多くを気づかされています。

皆様の温かいお気持ち、改めまして心より御礼申し上げます。こうした機会があることにまず感謝をし、一人でも多くの方の心が温かくなり、社会に平和が行き渡りますよう心から願っています。

次回は、孤児院でのアンナダーナを予定しています。次回も温かいご協力のほど、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

アンナダーナを通じ、皆様にも大きな恩寵がありますように。

(スタッフ:ひるま)