チャイルド・スポンサーシップのご報告(2017年9月)

チャイルド・スポンサーシップ(子どもの教育支援)にご協力をいただいている皆様、温かいご支援をいただき誠にありがとうございます。9月の配給時の様子が届きましたので、ご報告をさせていただきます。

最初に、インドを含む南アジアでは、各地で雨季による豪雨の被害が大きくなり、たくさんの方々が亡くなっています。ケーララ州でも、毎年のようにこの時期は豪雨の被害が大きくなります。特に、支援をしているダリットの人々は低い土地に住むことを余儀なくされるため、被害を受けやすい状況にあります。今年、ケーララ州では大きな被害は出ていないようですが、各地ではまだまだ被害が大きくなる一方のようです。一人でも多くの人の心が安らかであるように願ってなりません。

9月の配給の様子になりますが、オーナム祭(9月4日)のための物品を含めた配給が行われました。通常、配給は第2週目の土曜日となりますが、オーナム祭の準備に合わせ、9月分の配給は8月26日に行われています。

ケーララ州の人々にとって、オーナム祭は特別なお祭りです。しかし、こうした祝祭をお祝いすることができないほど困窮している家庭も多くあります。SEEDS-INDIAでは、支援を行う子どもたちが他の子どもたちと同じようにこの祝祭をお祝いすることができるよう、配給を行いました。子どもたちの豊かな心を育むことは、社会の発展にとってとても大切なことと考えています。

生活の文化が大きく異なり、特に不安定な生活をしているダリットの人々は、途中で支援を離れてしまう場合も多くあります。支援家庭の数は変動することがありますが、現在は41家族を支援しています。そのうち10人が男の子、31人が女の子です。

ケーララ州には貧しい家庭を支援する配給手帳がありますが、登録されるのは一家の年長の女性です。男性は配給された物を転売しアルコールを入手したりすることがあるため、配給を受けることができるのは女性のみとなりました。

たくましく生きる現地の人々の姿には学ぶことばかりです。こうした繋がりの中で、私自身も成長できるよう努めたいと感じています。現地ではまだ祝祭の喜びが続いていることと思います。皆様にも大きな祝福がありますよう、心よりお祈り申し上げます。

※8月の配給につきましては、通常通り第2週目の土曜日(8月12日)に実施されました。誠に申し訳ございませんが、SEEDS-INDIAの代表が現地に不在となり、現地スタッフによる写真の保存ができかねましたため、この度のご報告とあわせ無事に終了のご報告をさせていただきたいと存じます。何卒宜しくお願い申し上げます。

(スタッフ:ひるま)

スタッフ日記:SEEDS-INDIA支援事業についてのご報告

チャイルド・スポンサーシップ(子どもの教育支援)、フード・サービス・プログラム(食事の配給支援)にご協力をいただいている皆様、温かいご支援をいただき誠にありがとうございます。

チャイルド・スポンサーシップの8月と9月の配給につきまして、ご報告をさせていただきます。8月は、第2週目の土曜日に、通常通り配給が行われました。この後、ケーララ州では一年で一番大きい祝祭であるオーナム祭を9月4日に迎えます。多くの家庭では、祝祭を迎えるために家々を片付けきれいに飾り付けをし、特別な食事や贈り物を準備します。

このため、SEEDS-INDIAでは祝祭の前の土曜日(8月26日)に、祝祭用の物品を含めた9月分の配給を行う予定です。これにより、支援を受ける子どもたちの家族は、足りないものだけを買い足し、祝祭の準備を進めることができます。

8月の配給の様子につきましては、核兵器廃絶に向けた活動を行なっているSEEDS-INDIAの代表が来日し、広島や長崎でスピーチを行なっていたため、代表がインドへ戻り、写真や詳細の確認が取れましたら、改めてご報告をさせていただきたいと思います。

8月10日に長崎で行われたMayors for Peace(平和首長会議)の総会で、インドで集めた10001の署名を広島市長に手渡した時の様子です。SEEDS-INDIAでは、核兵器廃絶の市民意識を国際的な規模で喚起することを目的とした活動も行なっています。

フード・サービスも、毎日変わらずに続いています。今年のケーララ州では、少し足りないくらいのようのですが、程よいモンスーンの雨が降っているようです。まだしばらくは高温多湿の状況が続き、病を煩う人が多くなることから、配給量も増えることが予想されています。

SEEDS-INDIAの代表の来日に際し、私もお会いし、皆様への心よりの感謝をお預かりしています。温かいご支援をいただき、改めまして心より御礼申し上げます。これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます。

(スタッフ:ひるま)

チャイルド・スポンサーシップのご報告(2017年7月)

チャイルド・スポンサーシップ(子どもの教育支援)にご協力をいただいている皆様、温かいご支援をいただき誠にありがとうございます。7月の配給時の様子が届きましたので、ご報告をさせていただきます。

モンスーンが続いているインドでは、各地で恵みの雨が降り注いでます。ケララでは、7月に入って激しい雨が降り続きました。インドはまだまだ社会のインフラが整っておらず、雨が降ると道路が穴だらけになります。あちこちに水たまりができ、この時期は蚊が大量発生することも少なくありません。蚊が媒介する病気が増え、熱を出したり、体調を崩している子どもたちも多くいるようです。

7月の配給時に撮った集合写真の様子です。おしゃれをしている女の子たちの姿が見えます。インドはいつも、とてもカラフル。当日に都合が悪く来られない家族もいるため、もう少し多くの支援家族がいます。先月から新学期が始まり、今月も学用品などを配給しています。この時期は、蚊取り線香を配給することもあります。

子どもたちのお母さんは、菩提樹の絵葉書を描く仕事をしている人々も多くいます。絵葉書を描く収入で、一家を支えるお母さんも少なくありません。絵葉書を通じた収入で、冷蔵庫を買ったり、共用のトイレを作ったり、子どもたちもより衛生的に生活ができるようになりました。

長い夏休みが終わり、学校が始まりました。子どもたちには、いつも以上に体調に気をつけて、しっかり学んで欲しいなと思います。

日本も暑い夏を迎えています。皆様もくれぐれもお身体をご自愛の上、良き日々をお過ごしください。

(スタッフ:ひるま)

チャイルド・スポンサーシップのご報告(2017年6月)

チャイルド・スポンサーシップ(子どもの教育支援)にご協力をいただいている皆様、温かいご支援をいただき誠にありがとうございます。6月の配給時の様子が届きましたので、ご報告をさせていただきます。

ケララはモンスーンに入り、恵の雨を楽しんでいます。農業用水のほとんどを雨水に頼るインドでは、このモンスーン時の雨の量によって国の経済活動が左右されるほどです。ケララでは昨年は十分な雨が降りませんでしたが、今年は良い雨が降っており、農業に携わる人々もほっとしているようです。

子どもたちは新学期が始まることもあり、いつもの配給に加え、制服や学用品が配給されました。配給をお手伝いする子どもたち。女の子たちはいつも率先してお手伝いをします。

毎月の配給時には、こうしてNGOの代表からお話があります。時には外部から講師を招いて講演を行うこともあります。子どもたちには少し難しいかもしれませんが、一緒に訪れるお母さんたちに共有できるように、女性の自立について、教育の重要性について、さまざまな情報を共有します。識字率がインドで一番高いケララでは、新聞や雑誌等を通じ、人々がより多くの情報を得ることができるため、それぞれがより良い生活のために奮闘しています。

後方に座るのがお母さんたち。こうして毎月顔をあわせることで、お互いの状況を知らせあったり、さまざまな思いを共有しています。子どもたちは遊びや勉強に夢中で純粋に生活を送っていますが、子どもたちを支えるお母さんたちの苦労は絶えません。

インドでは地域によってずれがありますが、長い夏休みが終わり、学校の開始が近づいてきました。新しい制服や学用品とともに、これからまた嬉しくも厳しい学びの時が続きます。一人でも多くの子どもたちが豊かな教育を受けて、より良い社会が生み出されることを心から願っています。

(スタッフ:ひるま)

スタッフ日記:チャイルド・スポンサーシップのご報告(2017年5月)

チャイルド・スポンサーシップ(子どもの教育支援)にご協力をいただいている皆様、温かいご支援をいただき誠にありがとうございます。5月の配給時の様子が届きましたので、ご報告をさせていただきます。

インドの多くの地域で酷暑期を迎えている今、子どもたちは長い夏休みを満喫しています。今回の配給は、ダリット出身で、支援家族の一人となっている15歳の女の子、ヴァルシャによって進められました。ヴァルシャは父親を知らず、お母さんは家政婦として働いています。

支援家族のリストを手にするヴァルシャ。同じく支援を受ける子どもたちの名前を一人一人呼びながら、配給を進めるとても重要な仕事です。最初はとても恥ずかしがっていたようですが、最後まで無事に終えることができました。配給を通じては、ただ物資を配るだけでなく、こうして子どもたちの豊かな成長のお手伝いもします。


来月、6月の配給は、学校の開始に伴い、洋服やバッグ、日傘、ノートやペンなどの学用品を配る、一年の中でももっとも重要な配給となります。また、ケララ州では6月よりモンスーンとなる雨季が始まりますが、ダリットの人々の主な仕事となる外仕事が減ることもあり、食材等を含め、6月〜8月はより多くの配給支援が必要となります。

子どもたちのお母さん。母子家庭であったり、貧困家庭であったり、ダリット出身であったり、病気を患っていたり、厳しい生活を余儀無くされています。日中は仕事をしていることも多いため、配給の多くは、学校がお休みとなり、お母さんたちの仕事が終わった第2土曜日の夕方に、皆を集めて様子を伺いながら行われています。

(スタッフ:ひるま)

スタッフ日記:チャイルド・スポンサーシップのご報告(2017年4月)

チャイルド・スポンサーシップ(子どもの教育支援)にご協力をいただいている皆様、温かいご支援をいただき誠にありがとうございます。4月の配給時の様子が届きましたので、ご報告をさせていただきます。

SEEDS-INDIAのあるケララ州では、4月14日に新年であるヴィシュが祝福されました。現在は夏休み中で、お休みや祝祭があったりすると、農作業のお手伝いに行ったり、家族や親類とのお付き合い等で自宅を離れる子もおり、配給時に来られない場合もあります。写真を見ると、少し少ないような気もしますが、来られない場合は、都合の良い時に施設まで取りに来ます。

今年のヴィシュはグッドフライデーに重なり、盛大な祝福だったかもしれません。SEEDS-INDIAの関係者は、デフチャーチ(耳の不自由な方たちが集まる教会)でグッドフライデーをお祝いしたようです。デフチャーチはSEEDS-INDIAが長年支援する教会で、お説教も手話で行われます。絵葉書を描く耳の不自由な女性たちも多く所属しています。

4月〜6月は、一年中でもっとも暑くなる時を迎え、インドの学校の多くは夏休みとなります。子どもたちも夏休みを満喫中で、祝祭のお祝いをする準備の様子です。

子どもたちがいるのはダリット村です。支援をする子どもたちの多くはダリット出身で、2〜3つの村の子どもたちの支援を行なっています。ダリット村の多くは低い地にあるため、雨季や豪雨において冠水することも多くあります。病気が蔓延し、病院配給食も倍の食事を用意することがあります。

ケララの雨季は6月頃に始まります。今はまだ乾燥していて、外で遊ぶ子どもたちも楽しそうです。お休みの間、いろいろな経験をして、いい思い出をたくさん作って欲しいと思います。

(スタッフ:ひるま)