シーズインディア支援事業の活動報告

シーズインディア支援事業にご協力をいただいている皆様、温かいご支援をいただき誠にありがとうございます。

現在、インドにおける新型コロナウイルスの感染状況は改善し、新規感染者数は第2波のピーク時の10分の1以下となる、3万人前後の日が続いています。
懸念されていた大都市では、これまでに再拡大の兆候は見られておらず、社会経済活動の多くが再開しています。
一方で、感染拡大の収束が見られないのが、シーズインディアがあるケーララ州です。
一時期は3万人を超える新規感染者数が報告され、インド全体の3分の2を占めることもありました。

シーズインディアがある周辺地域も依然として感染者が多く、医療体制が逼迫していることから、多くの地域がレッドゾーンに指定され、外出が厳しく制限されています。
毎月の教育支援を行う子どもたちの家族や、2018年の豪雨災害の被害を受けた家族が暮らす地域の多くがこのレッドゾーンに指定されており、人々は自由に外出することができません。
教育支援を行う子どもたちは、オンラインやテレビを通じた授業で勉学に励んでいます。
定期的に連絡を取りながら、皆の安全や健康を確認しています。

現在は、毎月の支援に加え、必要に応じて不定期で生活物資の支援を行なっていますが、8月にはオーナム・フェスティバルのお祝いを贈ることができました。
オーナム・フェスティバルは、ケーララ州でもっとも大きな祝祭といわれますが、数年前からこの時期に豪雨災害が続いていたところ、コロナ禍が加わり、今年も盛大にお祝いができるような状況ではありませんでした。
しかし、ささやかでもお祝いをすることができるように、それぞれが特定の店舗で物資を購入できるクーポンを1000ルピー(約1500円)、特別に配布し、レッドゾーン地域内に居住する家族へは、近くまで赴いて物資を直接配布しました。
皆様のお気持ちを通じて、このとりわけ厳しい時に、光となる喜びをお届けすることができましたこと、感謝の気持ちでいっぱいです。

病院での食事の配給も、毎日欠かすことなく続いています。
コロナ禍のため現在も病院の敷地内には入ることができず、シーズインディアで調理した食事を病院へ届け、配膳は病院スタッフが行なっています。
長期にわたって逼迫した状況が続いており、病院スタッフの誰もが疲労困憊しているため、一時はパック詰めをした食事を配給する案もありましたが、シーズインディアの負担も非常に大きくなっていることから、これまで通り、調理した食事を病院に届ける支援を続けています。
食事以外にも、清潔な飲料水や女性用の生理用品などを届けることもあります。

ケーララ州での感染状況が改善しない理由には、以下のようなものが挙げられています。

– 平均寿命がインドでもっとも高く、高齢者が多い上に、糖尿病患者が多い
– 人口密度が高い
– 第1波の感染防止対策がうまくいき、他の地域に比べ抗体を持っている人が少ない
– 海外に出稼ぎに行く人が多く、人の移動が多い
– 都市部と農村部の間に隔たりがあまりない(北インドは都市部を出ると農地が広がり、農村部との間に自然に壁ができている)
Why Kerala accounts for half of India’s new COVID cases

このような状況で仕事の再開の目処が立たない中、生活必需品の価格が上昇しており、大家族で暮らす経済的に困窮する人々の生活は困難を極めています。
日雇いの仕事をしていた人々で外出できる人は、仕事を求めに町に出かけるも、手ぶらで帰ることがほとんどであり、とても厳しい状況が続いています。

生活の向上ためにさまざまな支援計画がありましたが、人々が最低限の生活を送ることができるよう、今後もしばらくは生活物資の支援が中心になる見込みです。
現地で活動を続け続ける中では、皆様のお気持ちが何よりも力強い支えになっています。
今後も地域に根づいた細やかな支援を行うことができるよう、皆様の気持ちを支えに活動をしていく計画です。

いつも温かいご支援をいただき、心より御礼申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

(スタッフ:ひるま)

シーズインディア支援事業の活動報告

シーズインディア支援事業にご協力をいただいている皆様、温かいご支援をいただき誠にありがとうございます。

インドで4月から5月にかけて深刻化した新型コロナウイルスの感染拡大は、だいぶ状況が改善してきました。
新規感染者数はピーク時の10分の1にまで減少し、現在は4万人前後の日が続いています。
しかし、シーズインディアがあるケーララ州では、現在も1万人を超える新規感染者数が報告されています。
ケーララ州の人口はインドの総人口の2.76%ほどですが、新規感染者数はインド全体の3分の1を占めており、予断を許さない状況にあります。

シーズインディアがある地域では、厳しい封鎖が行われていましたが、段階的な緩和が行われ、現在は週に3日、仕事や買い物に外出することができます。
しかし、毎月の教育支援を行う子どもたちの家族や、2018年の豪雨災害の被害を受けた家族が暮らす地域は、レッドゾーンに指定されており、まだ自由に動くことはできません。
夏休みを終えた子どもたちは、オンラインやテレビを通じた授業で勉学に励んでいます。
支援を行うすべての子どもたちの安全は確認が取れていますが、仕事を失った両親も多く、蓄えのない人々の生活は苦しい状況が続きます。
現在は、毎月の支援に加え、必要に応じた生活物資の支援を不定期で行っています。

子どもたちの両親や豪雨災害の被害を受けた人々の多くは、農作業や建設作業に従事しており、社会経済活動が再開しても、雨季を迎えている今は天候に左右され、仕事はとても不安定です。
また、裕福な家庭に赴いて家事代行などの仕事をしている人も多くいますが、感染を恐れ、仕事を拒まれることが多くあります。
ホテルやレストランなどで清掃に従事する人も多くいますが、こういった場所はまだ完全に再開されておらず、十分な仕事を得ることができません。
生活の向上ために、さまざまな支援計画がありましたが、人々が最低限の生活を送ることができるよう、しばらくは生活物資の支援が中心になる見込みです。

病院での食事の配給も、毎日欠かすことなく続いています。
新型コロナウイルスの影響により、病院の敷地内には入ることができず、現在も直接配膳を行うことはできない状況です。
調理した食事を病院に届け、病院のスタッフが配膳を行っていますが、配膳の手間を省くために、食事をパック詰めして欲しいという要望がありました。
しかし、パック詰めを行う費用や人手を賄うことができず、これまで通り、調理した食事を病院に届ける支援を続けています。
病院では長期にわたって逼迫した状況が続いており、誰もが疲労困憊しています。
少しでも助けになりたいという思いがありますが、シーズインディアの負担も非常に大きくなっており、可能な範囲でできる支援を続けています。

政府もさまざまな支援策を打ち出していますが、その支援はなかなか困窮者に届かず、現地で活動を行う中では、皆様のお気持ちが何よりも力強い支えになっています。
より良い社会のために、必要とする人々の視点に立って細やかな支援を行うことができるよう、今後も地域に根付いた活動を続けていく予定です。

多くの人々が大変な思いをされている中、継続してご支援をいただき、心より御礼申し上げます。
皆様もどうかお気をつけてお過ごしください。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

(スタッフ:ひるま)

シーズインディア支援事業の活動報告

シーズインディア支援事業にご協力をいただいている皆様、温かいご支援をいただき誠にありがとうございます。

現在、インドでは新型コロナウイルス感染症の第2波が深刻となっています。
当初、第2波はムンバイやデリーなど、主に北インドの大都市で深刻となりましたが、厳しい封鎖や外出制限により、これらの地域では感染者数に減少傾向が見られています。
一方で、現在とりわけ深刻となっているのが南インドです。
シーズインディアがあるケーララ州を含め、南インドに位置する州の多くが、現在は厳しい封鎖の措置を取り入れています。

シーズインディアがあるケーララ州では、今年の初めに拡大した感染が落ち着いたところで、再びこの感染拡大に見舞われ、現在は州全体が完全に封鎖となっています。
毎月の教育支援を行う子どもたちの家族と、2018年の豪雨災害の被害を受けた家族へは、毎月の支援に加え、必要に応じた物資の支援を不定期で行っています。
蓄えのない村の人々は仕事に行けず困り果てていますが、支援を受けた家族の方が新型コロナウイルスの感染により亡くなってしまったりと、感染への恐怖も拭えず、ただただ苦しい状況が続きます。

一方で、4月から6月は、インドは1年でもっとも暑い時期となり、多くの地域で夏休みを迎えます。
それ以前より、教育機関ではオンラインやテレビを通じた授業が行われていましたが、現在は夏休みを迎え、子どもたちはそれぞれの家庭で過ごしています。
現在のところ、支援を行うすべての子どもたちの安全を確認していますが、この状況が長引くことで、子どもたちの心身に及ぶ影響が大きくなることが懸念されています。

病院での食事の配給も、毎日欠かすことなく続いています。
しかし、逼迫した状況が続いており、病院からは食事だけでなく、女性の生理用品や医薬品など、更なる支援を求められています。
資金は限られ、応えることができない状況ですが、可能な範囲で食事以外の物資の支援を行っています。

こうした暗いニュースの中でも、喜ばしいニュースがあります。
かつて豪雨災害の被害を受けた支援活動を行う水田では、予定より遅れましたが、4月の中旬に無事収穫を終えることができました。
今年は豊作となり、お米は畑の面積に応じて、農家や労働者の家族と共有され、藁は飼料として近隣の農家に配られています。
原点に立ち返り、自然と向き合いながら稲作に力を入れていますが、さまざまな不安が尽きない中、偉大な自然の恵みを享受し、人々は安堵しています。

厳しい外出制限や追われる感染者への対応により、政府からの支援は困窮者に届きません。
広大な土地に、多様な文化や思想、言葉、慣習が生きるインドでは、誰もが平等に受けられる細やかな社会福祉制度の実施は容易ではなく、NGO大国ともいわれるほど、かねてより地域に根付いた市民組織の活動が必要不可欠でした。
現在は、草の根で活動する組織への負担が非常に大きくなっており、現地で活動を行う中では、皆様のお気持ちが何よりも力強い支えになっています。

今後も皆様のお気持ちを活用させていただき、少しでも社会に平和が広まりますよう活動を努めていきたいと思います。
多くの人々が大変な思いをされている中、こうして活動を続けることができ、皆様の温かいご支援には感謝の念に堪えません。
日本でも憂苦する時が続きますが、どうかお気をつけてお過ごしください。

いつも温かいご支援をいただき、心より御礼申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

(スタッフ:ひるま)

シーズインディア支援事業の活動報告

シーズインディア支援事業にご協力をいただいている皆様、温かいご支援をいただき誠にありがとうございます。

インドでは現在、新型コロナウイルスの感染拡大はピークを超えたと見られていますが、一部の地域では感染者の多い状況が続いています。
シーズインディアがあるインド南部のケーララ州もそのひとつです。

2018年の豪雨災害の被害を受けた家族や、毎月の教育支援を行う子どもたちの多くが暮らすダリット村でも感染が拡大し、現在はcontainment zone(封じ込め地域)に指定され、完全に隔離されています。
ダリット村では大家族が小さな家屋で暮らし、トイレや炊事場を共用しています。
ひとたび感染爆発が起きれば、大変な事態になることが予想されていましたが、やはり事態は深刻になり、村全体に感染が広がっています。
入院できる施設がないため、重症の人を除き、皆が自宅で療養をしています。
封じ込めは2週間の予定で1月の上旬に始まりましたが、感染拡大は収まらず、封じ込めは現在も続いています。

これまで、毎月の教育支援を行う子どもたちの家族へはクーポンを配布し、各自が指定の店舗で生活物資を受け取る支援を行なっていましたが、現在は村の外へ出ることができない状況のため、近くの敷地まで物資をまとめて運び、電話などでコミュニケーションを取りながら、それぞれが受け取れるように手配しています。
別の地域に居住する子どもたちの12の家族は、シーズインディアの施設に来ることができ、施設で物資を手渡すことができました。
毎月の教育支援を行う子どもたちの家族に、豪雨災害の被害を受けた家族や、その他に困窮する家族を含め、これまでに約300家族へ生活物資の支援を行なっています。

ダリット村の人々は、日雇いの仕事に就き、その日を過ごすことに精一杯の家庭も多く、普段から備蓄などができる状況ではありません。
政府からの十分な支援は得られず、皆様のご支援は警察や保健当局からも大変感謝され、物資の配給を安全に円滑に行えるようサポートをいただきました。
ダリット村の人々は仕事ができない状況のため、今後も厳しく困難な状況に直面することが予想されています。

現在の状況を通じては、社会的な弱者がもっとも深刻な影響を受けているとされています。
皆様の温かいお気持ちを今後も活用させていただき、少しでも社会に平和が広まりますよう努めていきたいと思います。

いつも温かいご支援をいただき、心より御礼申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

(スタッフ:ひるま)

シーズインディア支援事業より、クリスマスのご挨拶

シーズインディア支援事業へご協力をいただいております皆様、温かいご支援をいただき誠にありがとうございます。
シーズインディアより、クリスマスのご挨拶が届きましたので、掲載をさせていただきます。

シーズインディアのある南インドのケーララ州は、常夏の気候に恵まれ、豊かな緑が溢れています。
天候も良く、かつて豪雨災害の被害を受けた支援活動を行う水田では、稲がすくすくと育っています。
クリスマスの休暇の時期となりますが、休みなく、水田の手入れに取り組んでいます。
お米を主食としているケーララ州は、絵になるような水田が広がる自然の美しいところです。

毎年、クリスマスの時期には、病院への食事の配給の際に、プラムケーキを配ります。
今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、病院内に立ち入ることはできませんが、医療従事者を通じて、約200人分のケーキを手渡すことができました。

豪雨災害の被害を受けた、タミルナードゥ州からの出稼ぎ労働者が暮らすコミュニティでも、プラムケーキを配ることができました。
封鎖の影響により仕事を失い、困窮している人々が多く、一口ほどのケーキですが、こうした小さな喜びが大きな力になることと思います。

今年は新型コロナウイルス感染症の蔓延により、厳しく大変な一年となりました。
しかし、皆様の温かいご支援に支えられ、人々は力強く歩みを進めています。
現地では、皆様への心からの感謝と、来る年のご多幸とご健勝を祈る祈りが捧げられています。

『隣人を自分のように愛しなさい。』
(日本聖書協会『聖書 新共同訳』 マタイによる福音書 22章 39節)

いつも温かいご支援を頂き、改めまして心より御礼申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

(スタッフ:ひるま)

シーズインディア支援事業の活動報告

シーズインディア支援事業にご協力をいただいている皆様、温かいご支援をいただき誠にありがとうございます。

インドでは、新型コロナウイルスの累計感染者数が800万人、死者数は12万人を超えました。
続いていた感染拡大はインド全体ではピークを超えたと見られていますが、一部の地域で感染者数が急増しています。
その地域のひとつが、シーズインディアがあるケーララ州です。

一時期、ケーララ州はモデルとされたほど新型コロナウイルスの制御ができていた地域になりますが、今はどこの州よりも感染が拡大しています。
10月31日までは、4人以上の集会を禁ずる刑事訴訟法第144条が発動されています。
ケーララ州は外国へ出稼ぎに行く人々がとても多く、封鎖が緩和され多くの人々が帰国した影響や、オーナムの祝祭で人の移動や集合が多くなったことが原因ではないかといわれています。
ケーララ州で一番大きな祝祭であるオーナムは、今年は8月の下旬に祝福されました。

この状況の中、2021年1月まで、シーズインディアの施設の一部が医療サービスを行う場所として保健当局の管理下になりました。
保健当局の許可なしでは施設を使用できない状況にある上、感染が拡大しているため、教育支援を行う子どもたちの集会は今年いっぱいは不可能となり、物資を購入するためのクーポンを配る形での支援となっています。
ケーララ豪雨災害において被災した人々へも、あわせて物資の支援を行なっています。

今月は、施設において一度に10人まで集まることが特別に許可されたため、保護者一人のみ、施設への訪問をお願いしました。
物資の配給を少しずつ行ないながら、子どもたちの様子を伺うことができ、それぞれがこの状況にきちんと対応していることを確認しています。
教育機関が閉鎖されており、懸念されることも多くありますが、感染を恐れ、学校へは通わせたくないという保護者が多くいます。
まだしばらくは、オンラインの授業やテレビを通じた授業が続くと見られます。

病院への食事の配給も、今年いっぱいは病院への立ち入りが禁止されました。
しかし、毎日、調理をした食事を運ぶ支援が続いています。
食事の配給を行なっている病院では、一般の入院患者以外に、一時期は300人近い新型コロナウイルスの感染者が入院をしていました。
配給の食事量が増えているため、調理や運搬にはボランティアの力を借りています。

そして、今年も豪雨災害の被害を受けた畑での稲作の支援が始まりました。
稲作の支援は昨年で終了の予定でしたが、この状況の中、強い要請を受けて、指揮をとることになりました。
来年の春ごろに収穫予定となりますが、ケーララ豪雨災害へのご寄付の一部を活用させていただく予定です。
母なる自然をいたわることには大きな喜びを感じ、美しい自然の中で暮らす子どもたちの姿を見られることを願っています。

封鎖や外出禁止令の影響により、特に経済的に弱い立場にある人々の生活には甚大な影響が出ています。
支えを必要とする人々の生活の向上ため、さまざまな計画がありましたが、ひとまずは、人々が最低限の生活を送ることができるよう、今後も生活物資の支援を中心に活動をする予定です。

不安定な状況が続く中、温かいご支援をいただいておりますこと、心より御礼申し上げます。
皆様もどうかお気をつけてお過ごしください。
一日も早く収束し、世界に平和が広まりますよう、心よりお祈り申し上げます。

(スタッフ:ひるま)

シーズインディア支援事業の活動報告

シーズインディア支援事業にご協力をいただいている皆様、温かいご支援をいただき誠にありがとうございます。

インドでは新型コロナウイルスの感染拡大が続いており、累計の感染者数は330万人を超えました。
この感染の拡大が続く中、8月に入ってからはインドの各地でモンスーンの豪雨による被害が相次いでいます。

ケーララ州でも8月の上旬に大雨が続き、大きな被害が出た地域があります。
シーズインディア支援事業の活動が行われる地域でも、一時期は近くを流れるパンパ川が溢れ、冠水した地域が多く出ました。
幸い、大雨は落ち着き、ここ数年続いていたような被害にはなりませんでしたが、新型コロナウイルスの感染者が増えており、ケーララ州では9月がピークになるのではないかとニュースで伝えられています。
教育機関は閉鎖が続いており、仕事も以前のようにできる状況ではありません。

8月15日の土曜日に、教育支援を行う子どもたちの45家族に、2018年の豪雨災害の被害を受け、特に困窮している家族を加えた合計115の家族に、支援を行いました。
生活物資に、Rs.500(約700円)のバウチャー(商品券のようなもの)を加えた支援です。
まだ大勢が一度に集まることは難しい状況のため、施設とそれぞれの家族が暮らす2つの村の、合計3ヵ所で実施しました。

8月15日はインドの独立記念日であったため、そのお祝いでもあり、またバウチャーは、これから迎えるオーナム祭のお祝いも兼ねています。
オーナム祭はおよそ10日間にわたる祝祭ですが、ケーララ州でもっとも大きな祝祭にあたります。
今年のメインのお祝いは8月31日となり、通常では新しい服を身につけ、お祝いの食事で祝福を行います。

支援をした家族は、日々を暮らすことに精一杯である上に、先の大雨で村が冠水し、一時的に避難生活をしていた家族です。
ここ数年は豪雨災害の影響でオーナム祭が中止になっている中、今年は新型コロナウイルスの影響で大きな行事はできません。
日々に喜びを見出すために、人々が心待ちにしているオーナム祭を、ささやかでもお祝いできればと願っています。

また、病院での食事の配給も、変わらずに毎日続いています。
現在は、感染を防ぐために、村の施設で食事を調理し、町の病院まで食事を運ぶだけの支援になります。
大雨の影響や食材の高騰など、困難な状況が続く中でも、欠かさずに継続できていることに、感謝の念に堪えません。

オーナム祭を迎え、現地の人々からは、皆様のご多幸とご健勝を願うお祈りをお預かりしております。
大変な状況にある人々が多くいる中で、継続的なご支援をいただいておりますこと、心より御礼申し上げます。

厳しい残暑が続いておりますので、どうかご自愛の上お過ごしください。
皆様の温かいご支援を、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

(スタッフ:ひるま)

シーズインディア支援事業の活動報告

シーズインディア支援事業にご協力をいただいている皆様、温かいご支援をいただき誠にありがとうございます。

インドでは、新型コロナウイルスの累計感染者数が100万人を超え、新規感染者数が1日に4万人を超える感染拡大が続いています。
7月からは、Unlock 2.0と呼ばれる封鎖の緩和が予定されていましたが、感染の拡大により、封鎖を再導入する地域が多く見られます。

中東へ出稼ぎに行く人々が多いケーララ州では、人々が帰省した影響により、感染が拡大しています。
シーズインディア支援事業の活動が続く地域でも感染者が確認されたため、一時期は地域全体が隔離されました。
感染が確認されたのは、地域の衛生状態を改善する役割を担うASHA(社会保健士)の女性です。
しかし、感染の拡大は見られなかったため、現在は隔離が解かれています。

隔離が解かれた7月の第3週目に、教育支援を行う子どもたちの45家族に、2018年の豪雨災害の被害を受け特に困窮している22家族を加えて、施設での物資の配給を行いました。
まだ大人数の集会は禁止されているため、物資の支援は2日間の日程で3回に分けて行っています。
教育支援を行う子どもたちへは、隔月で、施設での物資の配給か、店舗で物資を購入するクーポンの配布を行っていますが、状況が不安定であるため、施設での集合が難しい時があります。
施設に集合できない月は、店舗で物資を購入するクーポンの配布を行っています。

子どもたちは皆元気に過ごしていますが、学校の再開時期の目処は立っていません。
以前、オンライン授業が始まった際に、対応ができない貧しい家庭の子どもが自ら命を断つという悲しいニュースが伝えられました。
最近では、オンライン授業に比べて受けやすいテレビを通じた授業を行う計画が進んでいます。
しかし、テレビがない家庭も多いため、地域のコミュニティ・センターのようなところに大きめのスクリーンを設けて、テレビのない家庭の子どもが授業を受けられるようにするという計画も進んでいます。

また、病院での食事の配給は、食事を調理し病院まで運ぶ支援になりますが、変わらずに毎日続いています。
感染を防ぐために、今後もしばらくは、病院のスタッフが配膳を行う予定です。
隔離中でも、スタッフが通行許可を得ていたため、村の施設で調理した食事を町にある病院まで毎日運ぶことができました。
病院での食事の配給は、皆様のご支援のおかげで、2000年から一日も欠かすことなく続いています。
しかし、食事を病院へ運ぶ際の燃料の高騰が続いていること、また、特にお米が高騰していることから、厳しい支援の状況が続いています。

封鎖や外出禁止令の影響により、特に経済的に弱い立場にある人々の生活に甚大な影響が出ています。
子どもたちの父親や母親の多くが、現在も仕事ができない状況にあります。
2018年の豪雨災害の被害を受けた人々へは、生活再建のためのさまざまな支援を計画していましたが、同じように仕事を失った人々が多く、これからはひとまず、地域の人々が最低限の生活を送ることができるよう、生活物資の支援を中心に続ける予定です。

インドでは雨季を迎えています。
2018年の豪雨の際は、今頃から大雨が続いていましたが、ケーララ州では現在のところ雨は落ち着いています。
少しでも穏やかな生活を送ることができるように、皆様のご支援を活用させていただきたいと思います。
現地の人々は、いつも祈りの中にご支援をいただく皆様がいると話しています。
大変な状況にある人々が多くいる中で、継続的なご支援をいただいておりますこと、心より御礼申し上げます。
皆様の温かいご支援を、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

皆様もどうかお気をつけてお過ごしください。
一日も早く収束し、世界に平和が広まりますよう、心よりお祈り申し上げます。

(スタッフ:ひるま)

シーズインディア支援事業の活動報告

シーズインディア支援事業にご協力をいただいている皆様、温かいご支援をいただき誠にありがとうございます。

インドでは、新型コロナウイルス感染拡大防止のための全土封鎖と外出禁止令が、5月17日まで延長されました。
この間にも、閉鎖の措置は徐々に緩和されつつありますが、地域によってはさらに延長になる可能性も伝えられています。
まだ以前のように仕事を再開できる状況ではなく、日雇いの仕事を主としている人々は特に、その日の食事を得られないほど困窮しています。

シーズインディアでは、警察から特別許可を得ることができ、複数のダリット村の100家族に、生活物資の支援を行うことができました。
主に、教育支援を行う子どもたちの家族と、豪雨災害の被害を受けた家族です。
警察から人が集合しないように厳しい指導を受けていたため、物資の配給は3日間に分けて実施しました。
シーズインディアの施設まで物資を取りに来られる人々には来てもらい、来られない人々には直接家まで届けています。
毎月の教育支援を行う子どもたちの家族は、5月の配給分として、それぞれが特定の店舗に赴いて生活物資を受け取っています。

教育支援を行う子どもたちは、現在のところ、皆が元気に過ごしています。
まだ学校は閉鎖になっていますが、自宅で過ごすにあたり、十分な食糧や除菌剤があることをスタッフが改めて確認しました。

感染拡大防止の支援策として、シーズインディアでは現在マスクの製作を行っています。
州によって異なりますが、インドではマスクを着用しないと外出できない地域が多くなり、ケーララ州ではマスクを着用していない場合、200ルピーから1000ルピーの罰金となります。
いずれ学校が再開されますが、子どもたちもマスク着用の義務があります。
両親が日雇いの場合が多く、仕事がない今、マスクを準備できる状況にありません。
教育支援を行う子どもたちの家族と、豪雨災害の被害を受けた家族が暮らすダリット村の家庭に、各5枚ずつ配る計画です。
良質な布を十分に確保でき、シーズインディアに以前あった洋裁教室にて、当時の先生や卒業生が休むことなく製作しています。

病院での食事の配給も、滞りなく続いています。
4月1日からは、シーズインディアのスタッフが患者と接しないよう、配膳は病院のスタッフが行っています。
現在は、特別許可を得て、シーズインディアの施設で調理した150人から200人分の食事を病院まで運んでいます。

この封鎖と外出禁止令の影響により、特に経済的に弱い立場にある人々の生活に甚大な影響が出ていることが連日伝えられています。
この状況に人々が一丸となって立ち向かい、それぞれの役割を可能な限りまっとうしようとしている姿には、学ぶことが多くあります。
世界的に大変な思いをしている人々が多くいる中で、こうした活動を続けられますこと、現地の人々からも心からの感謝をお預かりしています。
皆様の温かいご支援を、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

皆様もどうかお気をつけてお過ごしください。
一日も早く収束し、世界に平和が広まりますよう、心よりお祈り申し上げます。

(スタッフ:ひるま)

チャイルド・スポンサーシップのご報告(2020年3月)

チャイルド・スポンサーシップ(子どもの教育支援)にご協力をいただいている皆様、温かいご支援をいただき誠にありがとうございます。
3月の配給時の様子が届きましたので、ご報告をさせていただきます。

3月の配給は、予定通りとなる第2土曜日に行われました。
2月は配給のない月となったため、子どもたちは久しぶりの再会を喜びました。

現在、新型コロナウイルスの影響で、インドは全土が封鎖され、外出禁止令が出されています。
3月の配給は、上旬でまだ現在ほど騒がれていない状況であったため、配給は予定通り行うことができました。
しかし、母親と子どもたちを含めると、50人以上の集まりになるため、この状況が続く場合、施設に集まることはできません。
これから先は、各家庭に特定の店舗で物資を購入できるクーポンを配る方法になる見込みです。

3月の下旬に改めて確認をしたところ、支援を行う子どもたちは、皆元気に過ごしていることが確認できました。
学校は閉鎖になっていますが、自宅で過ごすにあたり、十分な食糧や除菌剤があることを確認できています。
まだ先は長いですが、きっと元気に乗り越えてくれることと思います。

子どもたちの親は、日雇いの労働者である場合が多く、この封鎖と外出禁止令の影響により、生活に甚大な影響が出る見込みです。
政府はお米5キロと豆1キロの配給を行うことを発表しましたが、さらなる支援が必要です。
世界的に大きな影響が生じていますが、こういう時こそお互いを思い合い、助け合えるように支援に取り組んでいきたいと思います。

いつも温かいご支援をいただき、心より御礼申し上げます。
皆様もくれぐれもお気をつけてお過ごしください。
これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

(スタッフ:ひるま)