チャイルド・スポンサーシップのご報告(2019年11月)

チャイルド・スポンサーシップ(子どもの教育支援)にご協力をいただいている皆様、温かいご支援をいただき誠にありがとうございます。
11月の配給は、現地を訪問し、子どもたちの様子を見学することができました。
以下にご報告をさせていただきます。

現在、チャイルド・スポンサーシップは隔月で施設に集まり、物資の配給とともに簡単な集会を行っています。
施設に集まらない月は、それぞれの家庭に、特定の店舗で物資を購入できるクーポンを配給しています。
10月は施設での物資の配給がない月となり、11月に配給を含めた集会が開かれました。
通常は学校が休校となる第2土曜日に行われますが、11月は私の訪問にあわせて、11月30日に子どもたちが集まってくれました。

現在は、41家族を支援しています。
ここで5人の子どもたちが支援を離れたため、新たに5人の子どもたちの受け入れを行いました。
支援が必要でなくなったり、家庭の事情で離れた地域に行かなければならないなど、支援を離れる理由はさまざまです。
支援を求める家族は現在も多くいますが、今回は中でも特に必要と感じられる子どもたちの5人となりました。

まずは、保護者のアーダール・カードを集め、家庭の状況や子どもたちの就学状況について簡単に聞き取りを行います。
アーダール・カードはマイナンバーのようなもので、インドでは広く身分証明書として用いられています。
どのような家族にどのような支援を行なっているのか、行政機関に書類を提出する必要があります。
家族と子どもたちへは、この支援がどれだけ貴重なものであるのかを、代表が丁寧に説明します。

面談を終えた後に、集まった子どもたちや母親たちへの挨拶と、代表からの講和を行いました。
11月にもなればモンスーンは終わり、雨は降らない時期となりますが、この日はサイクロンが近づいており、豪雨が突然やってくる空模様でした。
集会中も雨音に恐怖を感じるほどの強い雨が降り続き、時折、講和を止める必要がありました。

配給は、講和を終えた後に開始します。
今回も、支援を受ける子どもたちが率先してリストの名前を読み上げ、物資を手渡ししていました。
たくましく成長している姿を見ると、大きな喜びを感じます。

豪雨災害に続き、この時期にこのような雨が降ることはなく、気候変動を感じることが多くなったと皆が口にしていました。
今回の配給も、大雨の中、大きな荷物を抱えて村まで帰るのはとても大変なことであると感じます。
女児を取り巻く状況も改善されず、施設に集まることに対し、危険や生活に支障が出ている状況もあります。
今後も、隔月か、大きな行事や祝祭においてのみ集会を開き、物資の配給をすることを計画しています。

昨年と今年に続いた豪雨災害後、初めて子どもたちのもとを訪れましたが、皆が元気に過ごしている姿を目にすることができました。
まだ、元の生活に戻ることができていない家庭もありますが、それぞれがより良い生活のために、懸命に努力をしています。

子どもたちや家族からは、皆様への心からの感謝をお預かりしています。
厳しい生活環境の中で、勉学に集中できるのも、皆様の温かいご支援のおかげです。
まだ、支援を望む子どもも多くいます。
これからも温かいご支援のほど、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

(スタッフ:ひるま)