スタッフ日記:フード・サービス・プログラムのご報告

フード・サービス・プログラムにご支援をいただいている皆様、本当にありがとうございます。
今年は11月に現地を訪問し、配給の様子を見学することができました。
以下にご報告をさせていただきます。

現在、北インドでは最低気温が10度を下回る冬を迎えています。
病院での食事の配給支援を行う南インドのケーララ州も、1年の中では気温が低い時期となり、病院の患者数においては、1年の中でもっとも落ち着いている時を迎えています。
しかし、この後もう少し気温が下がると、体調を崩す人が増え、また患者数が増えることがあります。
最低気温が20度前後と冷え込むことはありませんが、常夏のケーララ州で暮らす人々にとっては、肌寒く感じることがあるでようです。
特に、貧しい生活を余儀なくされている人々は、栄養状態も良くないため、体調を崩しやすい傾向があります。

今回の訪問した日は、11月29日、30日となりました。
日没が早くなり、また時間に少し遅れたこともあって、配給を開始した際には辺りが暗くなっていました。
この日の配給食は、およそ150人分でした。
病院に到着した際には人々が外で容器を手にし待っており、配膳を始めるとあっという間に大行列となりました。
熱いお粥を配るため、火傷などすることがないように、誘導を行いながら配膳を進めます。
現在は落ち着いていますが、豪雨災害が生じた際には、病院は支援を必要とする人々で溢れ、この配給を1日に2回から3回ほど行っていました。
通常は食事をリキシャで病院まで運びますが、この時はボートで運ぶ必要がありました。

11月30日に訪問した際には、次の日が日曜日となり手術などが行われない日であったため、通常、患者数は少なくなる日でした。
この日は少なめの量を準備しましたが、それでもおよそ10食分ほどの余りが生じました。
余分が生じた場合は、途中にあるダリット村や出稼ぎ労働者が暮らす貧しいコミュニティに食事をお分けします。
無駄になることはありません。

以下は調理の様子です。
調理は、支援をするダリット村の女性が毎日施設の調理場にて行います。
毎日13時頃から始まり、薪を用いて煮えたぎる鍋を扱うこの作業は、暑い中ではとても大変な作業です。
今年の豪雨の際、調理場の屋根が崩れてしまい、現在は屋根がない状況です。
余裕ができた際に、屋根の修理を予定しています。

皆様の温かいご支援のおかげで、病院での配給は毎日欠かさずに、17:30頃から行われています。
現地の不安定なインフラの中で、毎日欠かさずに続けられていることに、大きな力を感じることがあります。
この食事だけが頼りである人々も少なくなく、子どもの教育支援と共に、この病院での配給は何があっても止めることができません。
しかし、食材や燃料の高騰が続いており、継続は決して容易いものではなく、皆様の温かいご支援を必要としています。
今後とも温かいご支援のほどどうぞよろしくお願い申し上げます。

いつも温かいご支援いただき、心より御礼申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

(スタッフ:ひるま)