108の意義

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108という数は、わたしたちの感覚では半端な数字かもしれませんが、いたるところで目にする数です。ここで、108がどのような場所にあらわれるかを見てみましょう。

9×12:
多くの言い伝えで、9と12は霊的に重要な数字であると言われています。この重要な数字9と12を掛け合わせると108となります。また108のそれぞれの位の数を足すと、1+0+8=9になります。

1、2、3までのかけ算:
1から3まで、それぞれの数を、その数の分だけ掛け合わせると108となります。1を1回、2を2回、3を3回掛けます。
1×2×2×3×3×3=108

煩悩:
よく言われているように、人間には108種類の煩悩があると言われます。

嘘:
人間のつく嘘には、108種類の嘘があると言われます。

妄想:
人間には、108種類の妄想、あるいは無知が存在すると言われます。

ハート・チャクラ:
チャクラは、エネルギーの通り道の交差点であり、ハート・チャクラには全部で108のエネルギー・ラインが集約されていると言われます。その一つが、スシュムナから頭頂部のチャクラへ通じるラインであり、それは解脱への道とされています。

プラーナーヤーマ:
瞑想に熟達し、一日に108回の呼吸しか必要としなくなると、解脱が訪れるとされます。

ウパニシャッド:
古代の聖者たちが記したウパニシャッドには、108のウパニシャッドがあるとされます。

正五角形:
正五角形のひとつの内角は、108度です。

時:
人間には、108の感覚があり、その内の36は過去に関するもの、36は現在に関するもの、36は未来に関するものと言われます。

占星術:
占星術では、12星座、9惑星が用いられます。12×9=108です。

ガンジス河:
ガンジス河は、経度12度分(79〜91度)、緯度9度分(22〜31度)を流れます。12×9=108です。

女神の御名:
ヒンドゥーでは、108の女神が存在すると言われます。

クリシュナのゴーピー(牧女):
クリシュナには、108人のゴーピー(クリシュナに仕える牧女)がいたと言われます。

1、0、8:
1は神や至高の真理をあらわし、0は霊性修行の達成をあらわし、8は無限大、永遠をあらわすと言われます。

太陽と地球:
太陽の直径は、地球の直径の約108倍です。
【太陽の赤道半径696,000km÷地球の赤道半径6,378km=109.1】
地球と太陽の距離は、太陽の直径の約108倍です。
【地球の太陽からの距離(長半径)1.496×10^8km÷(太陽の赤道半径696,000km×2)=107.5】

月と地球:
月と地球の平均距離は、月の直径の約108倍です。
【月の軌道長半径384,400km÷(月の赤道半径1,738km×2)=110.6】

銀と月:
占星術では、銀は月をあらわすと言われます。銀の原子量は約108です。
【正確には107.8682】

瞑想:
瞑想には、108のスタイルがあると言われます。

呼吸:
タントラでは、10,800の太陽エネルギー、10,800の月エネルギーからなる合計21,600回の呼吸を一日に行うと述べています。10,800は108の100倍、21,600は108の200倍に相当します。

神への道:
108種類の神への道が存在すると言われます。

約数:
数珠のビーズ数は、108またはその約数である、54, 36, 27, 9個になります。

魂の段階:
人間の魂には、108の段階が存在すると言われます。

舞踊:
インド伝統の舞踊には、108種類の舞踊があると言われます。

人類初の宇宙:
1961年4月12日、ユーリ・ガガーリンは、史上初の有人宇宙飛行を、108分間行いました。

ユガ(時代):
ヒンドゥー教では、それぞれの時代の特性によって、4つのユガ(時代)を定めています。
黄金の時代であるサティヤ・ユガ(クリタ・ユガ)は、1,728,000年間続きます。
悪が世界の4分の1を支配するトレーター・ユガは、1,296,000年間続きます。
悪が世界の4分の2を支配するドヴァーパラ・ユガは、864,000年間続きます。
悪が世界の4分の3を支配するカリ・ユガは、432,000年間続きます。
これらの存続年数は、それぞれ108の倍数になっています。サティヤ・ユガは108の16,000倍、トレーター・ユガは108の12,000倍、ドヴァーパラ・ユガは108の8,000倍、カリ・ユガは108の4,000倍です。
カリ・ユガは、 グレゴリアン暦いうと、紀元前3,102年1月23日に始まったとされています。現在は西暦2016年ですので、まだおよそ426,880年もカリ・ユガが続くことになります。平和な時代が早く到来することを切に願うわたしたちにとっては、気の遠くなる話かもしれません。しかし、古代の聖者たちは、悪の支配するこの時代に生まれることを希求していました。それは、この時代に生まれた人は、神の御名(みな)・マントラを唱えるだけで、悟りに達することができると言われるからです。
この時代に生まれた幸運を生かして、新たなよい一年をお迎えください。

参照:
Swami Jnaneshvara Bharati, Meaning of 108 beads on a mala, http://www.swamij.com/108.htm
Wikipedia, “Kali Yuga”, http://en.wikipedia.org/wiki/Kali_Yuga

  1. 薗田さま:「9」には不思議な因縁がありますね。私は音楽を聴くのが好きなのですが、ベートヴェン、シューベルト、ブルックナー、マーラー、いずれも番号つき交響曲は9番(マーラーは10番の一部がありますが)で遺作となっています。とくにブルックナーは9番を「愛する神」に捧げました。カトリックの伝統文化の中に生涯を捧送ったこれら作曲家たちにも、「9」という数字を通して、神の神秘が啓示されたのかもしれませんね。それでは良いお年をお迎え下さい。

  2. 「9」は、日本では忌み嫌われる意味合いがありますが、実はとても神秘的な数字ですね。数学的にも、9の倍数の各位の和は、必ず9になるという性質がありますが、とても不思議です。今年一年間ありがとうございました。良いお年をお迎えください。

  3. 謹賀新年、今年もよろしくお願い申し上げます。108は、奥深い意味が含まれているようですね。今後も色々とお教えください。

  4. あけましておめでとうございます。インドでは、太古から9の数が神聖視されてきましたが、自然界でも、9を基準に考えてみると(9進数)、新たな自然法則が見えてくるかもしれないですね。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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