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雑記帳

クリシュナご降誕祭

本日、2007年9月4日は、ヴィシュヌ神第8番目の化身であるクリシュナが誕生した日です。
この期間中、インドでは、ミルク、凝乳、バター、はちみつ、フルーツなどを入れた大きな陶器の壺を、6〜12メートルもの高さに吊し、青少年たちが競って奪い合うお祭りが行われます。
壺を手に入れるためには、お互いの肩に足を乗せ、その高さまで人間ピラミッドを組んで手に入れなければなりません。一番上の人が運良く壺を手に入れることができたとき、この競技は終了となります。
通常、壺にはロープと一緒に紙幣が縛り付けてあり、一番上の人が手に入れた紙幣は、ピラミッドを組んだ人々に配られます。
この競技は、ミルクやバターが好物のクリシュナを讃えるために、行われるようになりました。クリシュナがまだ幼いとき、仲間といっしょに、ミルクやバターを手に入れるために、隣家に忍び込んだという言い伝えはとても有名です。
またこの日、人々は特に水分を絶つ断食をします。そして、クリシュナの栄光が書かれた書物を読んだり、賛歌を歌ったりして神聖な時を過ごします。
クリシュナが産まれた時刻である夜中には、アーラティが行われます。ここでは、ブランコの上にベビークリシュナが奉られ、豪華な食事が捧げられます。特にクリシュナの好物であったバターは欠かすことができません。
伝統的なプラサードは、「パンチャジリ」と呼ばれる、ショウガの粉末やコリアンダー、砂糖、ギーなど、5種類の成分からできたものです。
アーラティのあと、人々はクリシュナの化身を大喜びして、賛歌などを歌って讃え合います。



コメント

    • 柄澤 尚孝
    • 2007.09.04 10:28pm

    薗田様:いつもお世話になります。クリシュナ降誕祭は去年は8月だったように記憶しているのですが。サイセンターでもサイビルでも8月13日〜15日頃にバジャンをやっていたと思います。そうすると一種の移動祭日のようなものなのでしょうか?バガヴァット・ギーターの朗誦を聴くのも良い功徳になるのでしょうね。これから早速MP3で聴いてみようと思います。

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