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ルドラークシャ

ルドラークシャの面数について

ルドラークシャ(金剛菩提樹)について詳しく述べられている聖典「シュリーマド・デーヴィー・バーガヴァタム」から、ルドラークシャの面数についての説明を一部紹介いたします。ただし、面数の意味については、同じ聖典でもさまざまな記載があり、別の聖典では違う説明をしている場合もありますので、ご了承ください。

シュリーマド・デーヴィー・バーガヴァタム
第11巻、第7章
1-4節
(中略)1面のルドラークシャは、パラタットヴァ(至高の真理)を明らかにする。これを身につけるとき、パラタットヴァの知識が生じ、ブラフマーを見る。
2面のルドラークシャは、半身がシヴァで半身がパールヴァティーであるアルダナーリーシュヴァラである。これを身につけるとき、アルダナーリーシュヴァラ・シヴァは常にその者に歓喜する。
3面のルドラークシャは、顕現された炎である。…3面のルドラークシャは3人のアグニであるダクシナーグニ、ガールハパティヤ、アーハヴァニヤである。バガヴァーン・アグニは、3面のルドラークシャを身につける者に常に歓喜する。
4面のルドラークシャは、ブラフマー自身である。身につける者は、栄華が促進され、病が破壊され、神聖知識が泉のように湧出して、常に歓喜に満たされる。
5面のルドラークシャは、5つの顔を持つシヴァ自身である。マハーデーヴァは、これを所有する者に歓喜する。
6面のルドラークシャを司る神は、カールッティケーヤである。ある専門家は、6面を司る神はガナパティであり、6種の知識が確立されるとする。
7面のルドラークシャを司る神は、太陽と七聖仙である7人のマートリカー(神群)である。これを所有することで、幸運が増大し、健康と純粋知識が確立される。これは、人が清らかである時に身につけられるべきである。
8面のルドラークシャを司る神は、8人のマートリカー(神群)であるブラーフミーである。これを所有することで、8人のヴァス(自然現象を神格化した神群の総称)とガンジス河が歓喜する。これを身につけることで、ジーヴァ(生命原理、個我)が真理と歓喜に満たされる。
9面のルドラークシャのデーヴァター(神格)は、ヤマ(閻魔天)である。これを所有することで死の恐怖から逃れる。
10面のルドラークシャのデーヴァター(神格)は、10種の慈愛である。10種の慈愛は10面のルドラークシャを身につける者に歓喜する。
11面のルドラークシャのデーヴァター(神格)は、11人のルドラとインドラである。これを所有する者は、幸福を享受する。
12面のルドラークシャは、ヴィシュヌが顕現したものである。そのデーヴァター(神格)は、12人のアーディティヤ神群である。シヴァの帰依者は、これを所有するべきである。
13面のルドラークシャは、もし身につけるならば、その者の願望を確実にする。彼には、もはや失敗はない。カーマ・デーヴァは、これを身につける者に歓喜する。
14面のルドラークシャは、すべての病を破壊し、永遠の健康を授ける。これを持つ間は、酒、肉、玉葱、大蒜、サジュニャーの実、チャールターの実、そして排泄物を食べる豚の肉などを食してはならない。日食や月食の期間、ウッタラーヤニャ・サンクラーンティあるいはダクシナーヤナ・サンクラーンティの期間、満月や新月の期間にルドラークシャを身につけるならば、その者は、即座にすべての罪から解放される。
※ここで、マハールシ・ヴェーダ・ヴィヤーサによる一万八千詩節のマハー・プラーナム・シュリーマド・デーヴィー・バーガヴァタム第十一巻第七章、一面その他のルドラークシャの偉大さについてを終わる。』

出典:
http://www.sacred-texts.com/hin/db/bk11ch07.htm

コメント

  1. 何時もお世話様です。ルドラークシャに興味を持っております。特に12面のルドラークシャに興味を持っております。ご教授いただければ幸いです。

    • SitaRama
    • 2009.11.02 8:31pm

    廣江様
    いつもお世話になっております。
    12面は太陽神スーリヤを象徴するルドラークシャとなっております。
    太陽は、すべての太陽系惑星の中心的存在であり、そして万物に恵みを与えるように、このルドラークシャを身につける人は、リーダーシップを発揮し、人々を導くことができるといわれております。
    指導者や経営者などに相応しいルドラークシャかと思います。

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