2分間瞑想法

仕事や勉強に追われ、心のゆとりがなくなってきている現代、心の安寧を得ようと、瞑想に興味を持つ人々が次第に増えてきました。
瞑想に関する数々の効能を説いた本も、本屋に行くといたるところで見ることができます。
その中の一冊「「脳にいいこと」だけをやりなさい!」(マーシー・シャイモフ著、茂木健一郎訳、三笠書房)では、マントラ瞑想の有効性が説かれています。
「マントラを唱えるうちに、身体から力が抜けていくようです。呼吸が落ち着いてきて、息をしているのかどうかもわからなくなってきます。胸の鼓動もゆっくりと、血の流れも緩やかになっているのがわかります。(中略)
マントラの原始的な音とリズムを感じていると、言葉にできない感覚が襲ってきました。心の奥の深みへどんどん落ちていき、旧友のような懐かしい何かと再び結ばれたような感覚です。(中略)
ああ、私は幸せなのだ。
この体験こそが心からの幸せというものだったと思います。」
(「脳にいいことだけをやりなさい!」ゴールディ・ホーンの体験記p173より)
数ある瞑想法の中でも、マントラを唱える瞑想法は、もっとも取り組みやすく、そしてもっとも効果的であるといわれています。
インドの聖典では、不正が世界の4分の3を覆うカリ・ユガの時代(現代にあたる)では、神の御名を唱えることが成就にいたるためのもっとも効果的な方法であると述べられています。
このことからも、マントラ(神の御名)を唱える瞑想法は、聖典に則った理に適う方法であるといえるでしょう。
しかし、瞑想を行おうとしても、どのマントラをどのように唱えたらよいのかわからない人も多いかと思います。
そこでここでは、マントラ瞑想法の一例として、空き時間を有効に活用でき、気分転換に効果的な2分間でできるマントラ瞑想法をご紹介します。
この瞑想法で使用するマントラは、シヴァ・パンチャークシャラ・マントラとして知られる「オーム・ナマ・シヴァーヤ」です。
では、実際に「オーム・ナマ・シヴァーヤ」と唱えてみてください。
(唱え方がわからない方は、弊店で取り扱いのCDにも収録されております。)
短いマントラですので、すぐに覚えることができると思います。
はじめはゆっくりと、マントラの響きとリズム感を大切にして唱えてみます。
慣れるに従って、次第に早く唱えてみましょう。
どれくらいの早さで唱えることができたでしょうか。
おそらく、1秒もあれば1回は唱えられると思います。
そこで次に、タイマーを用意して、タイマーの残り時間を1分48秒に設定します。
タイマーは、キッチンタイマーや携帯電話についている機能を利用すればよいでしょう。
なぜ1分48秒かというと、これはインドで神聖数とされる108に対応しています。
1秒で1回マントラを唱えることで、数珠を使用せずに1マーラー(108回)のマントラ行を完結させることができます。
では実際にタイマーを用意して、1分48秒に設定してみましょう。
呼吸を整えるために、聖音オームを3回唱えます(オーム、オーム、オーム)。
その後、タイマーのスタートボタンを押して、タイマーのリズムに合わせて、1秒間に1回、パンチャークシャラ・マントラを唱えていきます。
実際に唱えてみると、タイマーに合わせて唱えるためには非常な集中力を要するのに気がつくかもしれません。
また声に出して唱えていては、途中で呼吸ができなくなるので、自然とささやき声あるいは心の中で唱えざるを得なくなります。
マントラによる瞑想法では、
1. ヴァイカリー(声に出して唱える)
2. ウパームス(ささやき声で唱える)
3. マーナシカ(心の中で唱える)
という3つの方法があります。
後者ほど効果的であるといわれますが、集中力が必要とされるため難易度も高くなります。
この2分間瞑想法では、自然とこの効果的といわれる方法で唱えることになります。
無事に1分48秒が経過して、108回唱え終わったあとは、心を落ち着かせるために「オーム、シャーンティ、シャーンティ、シャーンティヒ」と唱えます(シャーンティはサンスクリット語で寂静の意)。
以上で、わずか2分足らずでシヴァ・パンチャークシャラ・マントラのマントラ行を完結することができました。
この瞑想法は、数珠を使用しないために、タイマーや携帯電話をポケットに忍ばせておけば、どこでも行うことができます。
落ち込んだとき、元気を出したいとき、イライラするとき、怒りに囚われたとき、集中力を増したいとき、気分転換したいときなど、細切れの時間を活用して行ってみるとよいでしょう。
続けるうちに、きっとその効果に驚くことと思います。

  1. 実際自分では出来ないと思ってやってみました。
    1分48秒できっちり108回唱えられるんですね!
    不思議と気分がスッキリしてくるんですね。

  2. SILVER様
    普段何気なく過ごしている2分間ですが、このマントラを唱えている時間は、別時間が過ぎているような錯覚に襲われるかもしれません。
    手軽に脳のスイッチを切り替えることのできるマントラ行として、ご活用ください。

  3. シヴァ・パンチャークシャリ・ヤントラ Shiv Panchakshri yantra

    シヴァ・パンチャークシャリ・ヤントラです。
    ルドラセンターで見ていてどうしても欲しくなって買い方がわからなかったので、
    シーターラーマさんに相談した所お取り寄せして貰いま

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