新型コロナウィルス緊急アンナダーナ活動報告(その3)

新型コロナウィルス緊急アンナダーナにご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。

3月25日に始まった新型コロナウィルス感染拡大防止のためのインド全土の封鎖は、これまでに3度の延長が行われ、現在は5月末までとなっています。
新規感染者数は増え続け、現在は15万人を超えていますが、全土封鎖による経済や社会への影響が深刻になっていることから、3度目の延長ではさまざまな緩和策が取られ、社会経済活動の再開が進んでいます。

現在、当初より問題となっていた出稼ぎ労働者の人々は、政府が手配した列車やバスで、故郷に戻ることが許されるようになっています。
現在のアンナダーナは、許可を得た現地のボランティアチームに加わって活動をしていますが、感染が広がっていることから、なるべく多くの人に混乱なく短時間で配るために、出稼ぎ労働者が乗るバスに物資を配る許可を取得しました。
主に、長距離列車に乗るための人々を主要駅まで輸送するバスや、デリーに隣接するウッタル・プラデーシュ州に向かうバスです。
水やビスケット、マスクといった物資の寄付の中で、シーターラーマからは食事のプレートを寄付する形になりました。

今回の実施は5月25日となり、手配できたメニューは、ラージマー・チャーワル(豆のカレーとご飯、1皿45ルピー)が500プレートです。
密集を防ぐため、1台のバスに乗ることができるのは35人まで、これに、ドライバーを含めた乗務員が3人となります。
合計で最大38人となりますが、定員以上に乗車している可能性もあるため、足りないことがないように、各バスに約40プレートを配りました。
バスは次々に出発し、停留する時間がないため、まとめて配り、車内で各自が取り分ける形です。

これまで40度前後の気温が続いていましたが、先週末から気温が上がり始め、ここ数日においては過去18年でもっとも高い気温となり、デリーでは47.6度、ラージャスターン州のチュールーでは50度に達しています。
出稼ぎ労働者の人々は、飢えと暑さという、非常に困難な状況に直面しています。

さまざまな緩和策が取られていることから、今後も感染拡大は続くとみられています。
少しずつ経済活動の再開が進んでいますが、経済的に弱い立場にある人々の生活は厳しい状況が続きます。
この度の温かいご協力に、心より御礼申し上げます。

次回の配給後、改めて、ご報告をさせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

(スタッフ:ひるま)