アムブバーチー・メーラー2020

2020年6月22日から26日にかけ、インド東部アッサム州では、カーマーキャー女神の寺院にてアムブバーチー・メーラーと呼ばれる祭典が執り行われます。

カーマーキャー女神はシヴァ神の最初の妻であったサティに近い存在であると言われ、また、カーリー女神とも捉えられます。

カーマーキャー女神の寺院は51のシャクティ・ピータ(シヴァ神の最初の妻サティの身体の一部一部がある場所)の一つに数えられ、女神崇拝に熱心な人々にとっては欠かすことの出来ない聖地です。

この祭典は、年に一度訪れるカーマーキャー女神の月経にあたると言われ、毎年5月から6月に行われます。大地を潤すモンスーンに重なり、「創造」と「育み」の象徴である母なる大地の月経にあたると信じられています。

月経の間は不浄のエネルギーが排出されるということから、祭典中、その期間にあたる3日間は寺院の扉が閉ざされ、帰依者も自身を清める行いを努めます。3日後に再び扉が開かれ、清められた心身で、女神の祝福を受けると言われています。

今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、寺院の僧侶による儀式は執り行われますが、一般の巡礼者を含む盛大な祭典は中止されています。中止となるのは、記録が残る寺院が再建された1565年以降、初めてのこととされています。

参照:No Ambubachi Mela at Guwahati’s Kamakhya Temple this year due to COVID-19