新型コロナウィルス支援募金活動報告(その19)

新型コロナウィルス支援募金にご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。

3月25日に始まった新型コロナウィルス感染拡大防止のためのインド全土の封鎖は、経済状況の悪化を受け、6月以降、段階的な措置の緩和が行われています。
この緩和により感染拡大が続き、一時期は1日の新規感染者数が9万人を超える日が続いていましたが、10月20日には、7月29日以来およそ2ヶ月半振りに、4万人台まで減少しました。
感染者数が急増している地域があるものの、インド全体では、感染拡大のピークを過ぎたのではないかと見られています。

10月19日に、身寄りのない高齢者や孤児が暮らす福祉施設へ、第9回目の物資の支援を行いました。
もっとも消費される食料品や生活必需品を中心に物資を集め、配送料を含めた合計は、Rs.28440(約41000円)です。

今回も、前回の支援から約3週間での支援となりました。
社会経済活動が段階的に再開し、施設では以前のように外部からの支援が入るようになってきているといいますが、さまざまな理由により、施設へ入居を希望する人の数が増え続けているといいます。
新型コロナウイルスによる影響を受けて、これから多くの課題が浮き彫りになってくると見られています。

施設では、今回も入居者の方々が待っていてくださり、重たい物資も率先して運んでくださいました。
感染防止のために、入居者の方々と必要以上に接することはできませんが、待っていてくださる姿や重たい物資も喜んで運んでくださる姿に、毎回こちらも嬉しい気持ちでいっぱいになります。
多様な文化が生きるインドでは、誰もが平等に受けられる細やかな社会福祉制度の実施が容易ではありませんが、こうして人々の自発的な温かい気持ちを通じて動く社会には、学ぶことが非常に多くあります。

現在は、Unlock 5.0と呼ばれる封鎖の緩和の段階にありますが、多くの社会経済活動が再開されています。
そんな中、女神を讃えるナヴァラートリーを迎え、これからはインドの人々にとって欠かすことのできない大きな祝祭が続く時となり、心が浮き立つ時となります。
首相からは、封鎖は終わるが、ウイルスは終わらないと、気を引き締めてこれからの時を過ごすように声明が出されました。
日々の中で光を見失うことがないよう、これからの時を少しでも喜びとともに過ごせるように、皆様のお気持ちをお届けできればと思います。

この度の温かいご協力に、心より御礼申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

(スタッフ:ひるま)