仏陀の九徳(ブッダ・ヴァンダナ)

・iti pi so bhagavA araham sammA sambuddho
vijjA charana sampanno sugato lokavidU anuttaro
purisa dammasArathI satthA devamanussAnam buddho bhagavA ti
・イティ・ピ・ソー・バガヴァー・アラハン・サンマー・サンブッドー
ヴィジャー・チャラナ・サンパンノー・スガトー・ローカヴィドゥー・アヌッタロー
プリサ・ダンマサーラティー・サッター・デーヴァマヌッサーナム・ブッドー・バガヴァー・ティ
・意味:仏陀は、阿羅漢、正自覚者、明行具足者、善逝、世間解、無上調御丈夫、天人師、覚者、世尊であられます。
(そのような仏陀に、私は生涯帰依いたします。)

仏陀の九徳(ブッダ・ヴァンダナ)です。
「9」は日本では「苦」を意味し忌み嫌われる数ですが、インドではブラフマーを象徴する吉数です。
数字の「9」は何倍しても各位の和は「9」に回帰しますが、それは宇宙はブラフマンより生じ、ブラフマンに帰することを連想させます。(例:9×12=108→1+0+8=9)
インドでは、9を基本とした数を至るところで見ることができます。
例えば、インド神話では、宇宙の秩序は以下の4つのユガ(時代)に分類されています。
サティヤ・ユガ 1,728,000年間(=108×16,000年)
トレーター・ユガ 1,296,000年間(=108×12,000年)
ドヴァーパラ・ユガ 864,000年間(=108×8,000年)
カリ・ユガ 432,000年間(=108×4,000年)
また4,320,000年間(=108×40,000年)を1マハー・ユガと呼び、1,000マハー・ユガ(=1カルパ)がブラフマーの昼(夜)の時間といわれています。
このように、吉数である9の美徳を仏陀が備えるということは、仏陀が完全な人間であることの証とされます。
このマントラが収録されているCDには以下のCDがあります。
・「ブッダ・プージャー・チャンティング by Shri Aswath」(トラック3)
・「ブッダ・チャント」(トラック6)