新型コロナウィルス支援募金活動報告(その22)

新型コロナウィルス支援募金にご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。

3月25日に始まった新型コロナウィルス感染拡大防止のためのインド全土の封鎖は、経済状況の悪化を受け、6月以降、段階的な措置の緩和が行われています。
インド全体では感染拡大のピークを過ぎましたが、これまでに累計感染者数は950万人を超え、死者数は14万人に迫ろうとしています。

12月2日に、身寄りのない高齢者や孤児が暮らす福祉施設へ、第11回目の物資の支援を行いました。
もっとも消費される食料品や生活必需品を中心に物資を集め、配送料を含めた合計は、Rs.34940(約49000円)です。
これまで3週間に一度の支援となっていましたが、今回も前回の支援から約3週間での支援となりました。

新型コロナウィルス感染の第3波が深刻になっていた首都のデリーでは、現在、農業改革に反発する農業従事者らの抗議活動が大きくなり、州境が封鎖されるなど、不安定な状況が生じています。
福祉施設へ物資を運ぶには、デリーから州境を越えなければならないため、前回から3週間目となる今週に支援をできるか不安でした。
どうにか物資を集めることができ、また州境の安全が確認できたため、無事に物資を届けることができほっとしています。

物資には、今回も甘いお菓子のラッドゥーを前回と同じだけ含めました。
特に大きな祝祭があるわけではないですが、皆様からたくさんの温かいお気持ちをいただいており、寒く暗くなるこの季節に、少しでも喜びの光を見出すことができればと思います。

コロナ禍に入り、経済的な事情や家庭の事情により、施設に入居を希望する人が増え続けているといいます。
精神的な病を患っている新規入居者も多く、見慣れない人などがいると取り乱すこともあることから、外部者はあまり交流を図ることはできません。
新型コロナウィルスの感染を防ぐ目的もありますが、それでも、施設の人々に温かく迎え入れられ、物資をお渡しする少しの間に、喜びを共有することができました。

特に現在の不安定な状況の中で、定期的に物資を支援いただいていることが大きな支えになっていると、心からの感謝をいただいています。
社会には多くの課題がありますが、お互いに関係し合いながらどこかで一つに繋がっていることを忘れずに、今後も活動してきたいと思います。

この度の温かいご協力に、心より御礼申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

(スタッフ:ひるま)