アーディティヤ・フリダヤム第13節

व्योमनाथस्तमोभेदी ऋग्यजुःसामपारगः।
घनवृष्टिरपां मित्रो विन्ध्यवीथीप्लवङ्गमः॥१३॥

・vyomanāthastamobhedī ṛgyajuḥsāmapāragaḥ|
ghanavṛṣṭirapāṁ mitro vindhyavīthīplavaṅgamaḥ||13||
・ヴョーマナータスタモーベーディー リギャジュフサーマパーラガハ
ガナヴリシュティラパーン ミトロー ヴィンディヤヴィーティープラヴァンガマハ
・意味:彼は、天空の神、暗闇を払拭する者、三ヴェーダ(リグ、ヤジュール、サーマ)の主、
恵みの雨を降らせる方、水の友、ヴィンディヤ山脈を素早く横切る方である。


アーディティヤ・フリダヤム第13節です。
ヴィンディヤ山脈とは、インドを北と南に二分するインド中部を走る山脈です。
神格としてのヴィンディヤは、ヒマーラヤ山の背の高さをうらやみ、太陽に自分の周りを回って欲しいと懇願しました。しかし、それが聞き入れられないことに腹を立てたヴィンディヤ山は、頭を高くして太陽の光が地上に届かないようにしたところ、指導者であるアガスティヤ仙に背を曲げられてしまったといわれます。