プラティヤンギラー・ガーヤトリー・マントラ


・ॐ अपराजितायै विद्महे प्रत्यङ्गिरायै धीमहि ।
तन्नो उग्रा प्रचोदयात्‌ ॥
・om aparājitāyai vidmahe pratyaṅgirāyai dhīmahi |
tanno ugrā pracodayāt ||

・オーム アパラージターヤイ ヴィッドゥマヘー プラティヤンギラーヤイ ディーマヒ
タンノー ウグラー プラチョーダヤートゥ
・意味:我らがアパラージタ(決して打ち負かされない方)を知り、プラティヤンギラーを瞑想できるように
ウグラー(勇猛な方)よ、我らを導き給え

プラティヤンギラー女神は、シヴァ神の第3の目から生じた女神です。
女性の人間の身体に、雄のライオンの顔を持ちます。
それは、シヴァとシャクティの結合した破壊力の象徴として崇められます。
また、人間とライオンの結合は、善と悪の均衡を象徴します。
そこにはある言い伝えがあります。

悪魔ヒラニヤカシプを倒したヴィシュヌ神の化身であるナラシンハ(人獅子)は、怒りのあまり非常に獰猛で、どんな神も彼を止めることは不可能でした。
するとシヴァ神は、そんなナラシンハを鎮めようと、ライオンと鳥の2つの姿を持つシャラベーシュワラというもっとも強力な姿であらわれます。
この二人の戦いは世界を恐怖に陥れました。
この二人の戦いを鎮めたのが、プラティヤンギラー女神であると伝えられます。

それ故、プラティヤンギラー女神はヴィシュヌ神とシヴァ神の力を合わせ持ち、何よりも強力であると信じられます。
また、プラティヤンギラー女神は、シャクティ・セーナーと呼ばれるラリター・トリプラ・スンダリー女神の軍隊の戦士の一人であり、無敵の守りをもたらすと伝えられます。

プラティヤンギラー女神は、強力で凶暴ながら、聖なる母として奥深い側面を持っています。
強い保護をもたらすため、さまざまな病や苦しみ、黒魔術といったネガティブな影響を防ぐとして広く礼拝されています。