アーディティヤ・フリダヤム第30節

रावणं प्रेक्ष्य हृष्टात्मा युद्धाय समुपागमत्।
सर्वयत्नेन महता वधे तस्य धृतोऽभवत्॥ ३०॥

・rāvaṇaṁ prekṣya hṛṣṭātmā yuddhāya samupāgamat |
sarvayatnena mahatā vadhe tasya dhṛto’bhavat || 30||
・ラーヴァナン プレークシャ フリシュタートマー ユッダーヤ サムパーガマト
サルヴァヤトネーナ マハター ヴァデー タッシャ ドリトー’バヴァト
・意味:ラーマは、戦いのためラーヴァナに対峙し、全身全霊をもって彼を倒すことを誓った。


アーディティヤ・フリダヤム第30節です。
本来の自身を取り戻したラーマは、決意新たにラーヴァナを倒すことを誓ったといいます。
ここで、ラーヴァナは、ラーマの妻シータ−を奪ったランカー島の羅刹王ですが、暗闇の象徴として知られています。暗闇すなわち無知・欲望は、すべての人に内在する内なる敵とみることができます。
太陽の象徴であるラーマと、暗闇の象徴であるラーヴァナとの戦いは、すべての人の内面で繰り広げられる永遠の戦いであり、暗闇を打破するためには、強い決意が必要とされます。