新型コロナウィルス支援募金活動報告(その28)

新型コロナウィルス支援募金にご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。

昨年の3月25日に始まった新型コロナウィルス感染拡大防止のためのインド全土の封鎖は、段階的な緩和が行われています。
9月以降は減少傾向が続いていましたが、現在は第2波と見られる感染拡大が急速な勢いで進み、懸念される状況が続いています。

3月27日に、身寄りのない高齢者や孤児が暮らす福祉施設へ、第16回目の物資の支援を行いました。
もっとも消費される食料品や生活必需品を中心に物資を集め、配送料を含めた合計は、Rs.32470(約49000円)です。

インドでは3月28日と29日に、カラフルな色粉や色水を投げ合うホーリーが祝福されました。
今回は、前回の支援から約4週間での支援となり、大きな喜びに包まれるホーリーの前に物資をお届けできるよう計画をしていました。
直前になってしまいましたが、お祝い用の甘いお菓子、ラッドゥーを含めてお届けすることができ、とても嬉しく思っています。

ホーリーを迎えると一気に夏本番となりますが、ホーリーの当日となる29日には首都のデリーで40.1度を記録し、過去76年でもっとも暑い3月の気温になりました。
物資をお届けした日も暑く、これまでは寒さのために多くの方々が部屋に籠っている状況でしたが、今回訪れた際には、外で過ごす方の姿が多くありました。

昨年の3月25日にインド全土で封鎖が始まった際、福祉施設では各方面からの支援が完全に途絶え、入居者の方々には1日に1食しか提供できない厳しい状況に直面しました。
その後、さまざまな方面に支援を求める声を発信し、現在は400名以上の入居者とともに、新たな受け入れを行えるようにまでなっています。
世界中で大変な状況が続く中で、継続して温かいご支援をいただいておりますこと、皆様へ心からの感謝をお預かりしています。
私たちも、こうして行動することの大切さを学んでいます。

福祉施設では、外部からの感染を防ぐため立ち入りを制限していること、また、精神的な病を患っている人も多く、見慣れない人を見ると取り乱すことが多くあるということから、入居者の方々と触れ合うことはできません。
それでも、物資をお届けする際には毎回喜んで迎え入れてくださる方や、率先して重い荷物を運んでくださる方がいます。
お互いを思い合いながら学びを深め、この時を乗り越えられるように、今後も活動していきたいと思います。

インドでは、一時期は集団免疫を獲得したのではないかと伝えられるほど状況が落ち着いていましたが、現在は急速な勢いで感染が再拡大しています。
全土封鎖が始まって1年が経過し、多くのことがわかってきた今、以前のような厳しい封鎖が行われることはないよう願っていますが、まだまだ不安定な状況が続きます。
福祉施設へは今後も支援を継続していく予定です。

この度の温かいご協力に、心より御礼申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

(スタッフ:ひるま)