バガヴァッド・ギーター第1章第38節

यद्यप्येते न पश्यन्ति
yadyapyete na paśyanti
ヤディヤピイェーテー ナ パッシャンティ
たとえ彼らがこれら認めずとも

yadi【接続詞】もし、たとえ
api【接続詞】〜もまた、さえも、さらに
→yadi api:たとえ〜でも
ete【男性・複数・主格、指示代名詞 etad】これら
na【否定辞】〜でない
paśyanti【三人称・複数・パラスマイパダ・現在 √paś】彼らは見る、彼らは予見する、彼らは認める

लोभोपहतचेतसः ।
lobhopahatacetasaḥ |
ローボーパハタチェータサハ
貪欲に心乱された

lobha【男性】貪欲、強欲、欲望
upahata【過去受動分詞 upa√han】害された、損なわれた
cetasas【中性・複数・主格】心、精神、意志
→lobhopahatacetasas【中性・複数・主格、所有複合語】貪欲に心を損なわれた、貪欲に心乱された

कुलक्षयकृतं दोषं
kulakṣayakṛtaṁ doṣaṁ
クラクシャヤクリタン ドーシャン
一族を崩壊させる罪を

kula【中性】家族、一族、氏族、群れ、仲間、カースト
kṣaya【男性、√kṣiから派生した名詞】破壊、崩壊、衰退、減衰、腐敗、滅亡
kṛtam【男性・単数・対格、過去受動分詞 √kṛ】生じた、為された、作られた
→kulakṣayakṛtam【男性・単数・対格】家族を滅亡させる、氏族を崩壊させる、一族を滅ぼす
doṣam【男性・単数・対格】罪を、悪を、罪過を

मित्रद्रोहे च पातकम् ॥
mitradrohe ca pātakam ||
ミットラドローヘー チャ パータカム
仲間を裏切ることにおける罪悪を

mitra【男性】友人、仲間、同僚
drohe【男性・単数・処格】損害において、危害において、裏切りにおいて、背信において
→mitradrohe【男性・単数・処格】友人を傷つけることにおいて、仲間を裏切ることにおいて
ca【接続詞】そして、また、〜と
pātakam【中性・単数・対格】落ちる(√pat)ことを; 罪を、悪を、罪悪を、罪過を、悪事を

यद्यप्येते न पश्यन्ति लोभोपहतचेतसः ।
कुलक्षयकृतं दोषं मित्रद्रोहे च पातकम् ॥ ३८ ॥

yadyapyete na paśyanti lobhopahatacetasaḥ |
kulakṣayakṛtaṁ doṣaṁ mitradrohe ca pātakam || 38 ||
たとえ貪欲に心乱された彼らが、一族を崩壊させる罪と、
仲間を裏切ることにおける罪悪を認めなくても、