バガヴァッド・ギーター第1章第45節

अहो बत महत् पापं
aho bata mahat pāpaṁ
アホー バタ マハト パーパン
ああ、何という大罪を

aho【間投詞】おお、ああ
bata【間投詞】ああ、まあ
mahat【中性・単数・対格】偉大な、大きな、強大な
pāpam【中性・単数・対格】罪を、悪を、不正を、悪事を

कर्तुं व्यवसिता वयम् ।
kartuṁ vyavasitā vayam |
カルトゥン ヴィヤヴァシター ヴァヤム
私たちは為すことを決意した

kartum【不定詞 √kṛ】為すこと、行うこと、作ること
vyavasitās【男性・複数・主格・過去受動分詞 vy-ava√sā】決心した、決意した、決定した、企てた
vayam【複数・主格、一人称代名詞 asmad】私たちは

यद् राज्यसुखलोभेन
yad rājyasukhalobhena
ヤド ラージヤスカローベーナ
王権の幸福を貪り求めることによって

yad【中性・単数・対格、関係代名詞 yad】それを。ここでは前文のmahat pāpamを指している。
rājya【中性】王権、主権、支配権、王政
sukha【中性】安楽、歓喜、幸福、享楽、繁栄、成功
lobhena【男性・単数・具格】貪欲によって、強欲によって、欲望によって
→rājyasukhalobhena【男性・単数・具格、限定複合語】王権の幸福に対する貪欲によって、王権の幸福を貪り求めることによって、

हन्तुं स्वजनम् उद्यताः ॥
hantuṁ svajanam udyatāḥ ||
ハントゥン スヴァジャナム ウッディヤターハ
同族を殺すことを企てた

hantum【不定詞 √han】殺すこと、破壊すること
svajanam【男性・単数・対格】自分の一族を、同族の者を、親類を、親族を、血縁者を
udyatās【男性・複数・主格、過去受動分詞 ud√yam】企てた、企図した、準備した

अहो बत महत्पापं कर्तुं व्यवसिता वयम् ।
यद्राज्यसुखलोभेन हन्तुं स्वजनमुद्यताः ॥ ४५ ॥

aho bata mahatpāpaṁ kartuṁ vyavasitā vayam |
yadrājyasukhalobhena hantuṁ svajanamudyatāḥ || 45 ||
ああ、私たちは何という大罪を犯そうと決意したことか……
王権の幸福を貪り求めて、同族を殺そうと企てるとは。