バガヴァッド・ギーター第2章第17節

अविनाशि तु तद् विद्धि
avināśi tu tad viddhi
アヴィナーシ トゥ タッド ヴィッディ
不滅のそれを知れ

avināśi【中性・単数・対格、a-vi√naś】不滅の、不壊の、滅びないことの;腐敗しないことの;毀損しないことの
tu【接続詞】しかし、一方(虚辞としても使用)
tat【中性・単数・対格、指示代名詞 tad】それを、あれを
viddhi【二人称・単数・パラスマイパダ・命令法 √vid】[あなたは]知れ、理解せよ、気付け、学べ

येन सर्वम् इदं ततम् ।
yena sarvam idaṁ tatam |
イェーナ サルヴァム イダン タタム
この全世界に遍満するもの

yena【中性・単数・具格、関係代名詞 yad】それによって(by which)。sarvam idam以下を受ける関係代名詞。
sarvam【中性・単数・対格】すべての、一切の、各々の;全体の
idam【中性・単数・対格、指示代名詞 idam】これを、これに
→sarvam idam:このすべてに、全世界に、全宇宙に
tatam【中性・単数・対格、過去受動分詞 √tan】広げられた、伸ばされた、拡張された;(具格)に覆われた;充満された、遍満された

विनाशम् अव्ययस्यास्य
vināśam avyayasyāsya
ヴィナーシャム アヴィヤヤッスヤースヤ
この不滅のものの破壊を

vināśam【男性・単数・対格、vi√naś】消失を、中止を、喪失を;分解を、破壊を、滅亡を
avyayasya【中性・単数・属格】不滅の、不変の;慳貪の
asya【中性・単数・属格、指示代名詞 idam】これの、この

न कश्चित् कर्तुम् अर्हति ॥
na kaścit kartum arhati ||
ナ カシュチット カルトゥム アルハティ
行うことは誰もできない

na【否定辞】〜でない
kaścit【男性・単数・主格、不定代名詞、kim + cit】誰か、誰かある人
kartum【不定詞 √kṛ】為すこと、行うこと、作ること
arhati【三人称・単数・パラスマイパダ・現在 √arh】[彼は]〜できる、資格がある、権利がある;価値がある、匹敵する

अविनाशि तु तद्विद्धि येन सर्वमिदं ततम् ।
विनाशमव्ययस्यास्य न कश्चित्कर्तुमर्हति ॥ १७ ॥

avināśi tu tadviddhi yena sarvamidaṁ tatam |
vināśamavyayasyāsya na kaścitkartumarhati || 17 ||
この全世界に遍満するものは、不滅であると知りなさい。
この不滅のものを破壊することは、誰にもできない。