バガヴァッド・ギーター第2章第65節

प्रसादे सर्वदुःखानां
prasāde sarvaduḥkhānāṁ
プラサーデ− サルヴァドゥフカーナーン
平安において、すべての苦しみの

prasāde【男性・単数・処格、prasāda】[〜において、〜のなかで]光輝;平静、平安;愉快、上機嫌;助力、援助;恵み深い施物;偶像に捧げられた食物;師匠の食の残余
sarva【中性】すべての、一切の、あらゆる
duḥkhānāṁ【中性・複数・属格、duḥkha】[〜の、〜にとって]不安、心配、苦痛、悲しみ、悲哀、困難、苦しみ

हानिर् अस्योपजायते ।
hānir asyopajāyate |
ハーニル アッショーパジャーヤテー
彼にとって、消滅が生じる

hānis【女性・単数・主格】[〜は、〜が]断念、放棄;取り去ること;不十分なこと;破滅;失敗;休止、消失、欠如、非存在
asya【男性・単数・属格、指示代名詞 idam】[〜の、〜にとって]これ、この、彼
upajāyate【三人称・単数・アートマネーパダ・現在 upa√jan】[彼は、それは]生じる、生まれる;起こる、現れる;存在する

प्रसन्नचेतसो ह्याशु
prasannacetaso hyāśu
プラサンナチェータソー ヒヤーシュ
なぜならば、心が安らかな人の(知性は)、速やかに

prasanna【過去受動分詞、pra√sad】明瞭な、輝く;明晰なる(理解)、明白な(知覚);正しい(想定);静穏な(感覚);優しい(言葉)
cetasas【男性・単数・属格、cetas】[〜の、〜にとって】様子;光輝;自覚;知能;感官;心、精神、意志
→prasannacetasas【男性・単数・属格、所有複合語】心の静まった人の、心の安らいだ人の、心の静穏な人の
hi【不変化辞】なぜならば、〜のために;真に、確かに、実に
āśu【副詞】速やかに、直ちに

बुद्धिः पर्यवतिष्ठते ॥
buddhiḥ paryavatiṣṭhate ||
ブッディヒ パリヤヴァティシュタテー
知性は確立するから

buddhis【女性・単数・主格】[〜は、〜が]知能、理解力、理性、知性、精神;識別、判断;沈着、機知;知覚;会得;意見、見解;信仰、確信;想定
paryavatiṣṭhate【三人称・単数・アートマネーパダ・現在 pari-ava√sthā】[彼は、それは](心が)落ち着く、確固となる;遍満する

प्रसादे सर्वदुःखानां हानिरस्योपजायते ।
प्रसन्नचेतसो ह्याशु बुद्धिः पर्यवतिष्ठते ॥ ६५ ॥

prasāde sarvaduḥkhānāṁ hānirasyopajāyate |
prasannacetaso hyāśu buddhiḥ paryavatiṣṭhate || 65 ||
平安において、彼のすべての苦しみは消滅する。
なぜならば、心が安らかな人の知性は、速やかに確立するから。