ガーヤトリーQ&A

ヴェーダについての啓蒙をすすめる「ヴェーダマンディール」より、ガーヤトリーのQ&Aについて、スワミ・ラーマスワルーパの回答を以下にご紹介します。

バルティ・グプタは、スワミ・ラーマスワルーパにガーヤトリー・マントラについての詳しい質問をしました。
(1) マーラー(数珠の意。マントラを108回唱えること)は奇数回でなければならないでしょうか?私は、以前に、1、3、5、7、9回などの奇数回行うように言われました。
そうだとすると、朝の8時前にガーヤトリー・ジャパを3マーラー(108×3回唱える)行い、それから、夜8時前に1マーラーを行うのは正しいと言えるでしょうか?つまり、1日に4マーラーを行うことになります。ご説明お願いいたします。
スワミ・ラーマスワルーパ:最高のマーラーは、すでに呼吸器系の神によって与えられています。ガーヤトリー・マントラを唱える最も良い方法は、プラーナーヤーマ(調息法)にるものです。それはまた、ガーヤトリー・アヌスターナ(行)と呼ばれます。しかし、プラーナーヤーマは、学識のあるアーチャリヤ(師)から直々に学ばなければいけません。サーマ・ヴェーダによると、朝と晩の1日2回の行で十分です。
(2) マーラーを行うのにもっとも効果的な吉兆の時間帯はいつになりますか? また、午後にガーヤトリー・マントラのマーラーを行って良いのであれば、何時から何時の間に行うのが良いか教えてください。
スワミ・ラーマスワルーパ:朝は午前5時頃、午後は午後5時〜10時頃の時間帯が適しています。
(3) ガーヤトリー・マントラを詠唱するとき、アガルバティ(お香)あるいはディーヴァ(油またはギー)を灯す必要はありますか?
スワミ・ラーマスワルーパ:アガルバティは使用しますが、それでもやはり、ヴェーダの永遠の哲学が必要です。ヴェーダでは、神聖なハヴァナやヤジュニャ(護摩供養)を行なうように述べています。
(4) ガーヤトリー・マントラを唱える前に沐浴する必要はありますか?
スワミ・ラーマスワルーパ:神は穢れとは無縁の純粋な存在なので、沐浴するのはとても良いことです。神は清浄を望みます。しかし、何らかの事情があれば、沐浴は必ずしも必要ではありません。
(5) 敷物の上に座り、足を組んで座る必要はありますか?
スワミ・ラーマスワルーパ:そうすると良いでしょう。瞑想をすると、私たちの体内に電流が走るので、熱を通しにくいアーサナをする必要があります。ヨーガ・アーサナ、シッダ・アーサナ(達人座)、スカ・アーサナ(安楽座)やパドマ・アーサナ(蓮華座)が良いでしょう。
(6) マントラを唱えた後は、毎回「オーム・シャーンティ・シャーンティ・シャーンティ」を唱える必要がありますか?例えば、3マーラーのジャパを行ったとき、3マーラーすべて終えた後に「オーム・シャーンティ・シャーンティ・シャーンティ」と唱えるべきなのか、それとも、1マーラー毎に「オーム・シャーンティ・シャーンティ・シャーンティ」と唱えるべきなのでしょうか。
スワミ・ラーマスワルーパ:オーム・シャーンティを唱える場合は、ヤジュル・ヴェーダによると、断片的であってはならず、一番最後に唱えなければなりません。アタルヴァ・ヴェーダでは、ヴェーダ・マントラの断片的な詠唱に警鐘を鳴らしています。
(7) 家事をしながら聞くのに適したガーヤトリーのCDやテープがあったら教えてください。
スワミ・ラーマスワルーパ:そのようなものは私は知りません。お店の人に聞いてみると良いでしょう。希望でしたら、ガーヤトリーのカセットを製作して差し上げますが、まずはお店に尋ねてみてください。
ジャイデーヴァ・シャルマ:ガーヤトリー・マントラをどのように瞑想したら良いでしょうか?詳しく教えていください。
スワミ・ラーマスワルーパ:ガーヤトリー・マントラとその意味は、ヴェーダ・マンディールのウェブサイトで知ることができます(http://vedmandir.com)。ガーヤトリー・マントラの瞑想には、二つの方法があります。
一つは、スカ・アーサナ(安楽座)、シッダ・アーサナ(達人座)、パドマ・アーサナ(蓮華座)などの適切なアーサナで座ります。そして、眉間にあるアージュニャー・チャクラに集中します。外界の対象に気を向けてはなりません。それから目を閉じ、意味を吟味しながらガーヤトリー・マントラを毎日唱えます。
2つ目は、アーサナで座りながら、プラーナーヤーマ(調息法)を行う方法です。息を大きく吸ってから、呼吸を止めて目を閉じ、アージュニャー・チャクラに集中します。それから、ガーヤトリー・マントラを唱え続けます。呼吸を止めることができなくなったら、できるだけゆっくりと息を吐いて、息を吐ききったところで、再びガーヤトリー・マントラを唱えます。そして、この方法を何度も繰り返します。このような3段階のプラーナーヤーマを毎日行います。このような方法は、バーヒャーンタル(内と外)とアービャンタラ(内部の)と呼ばれます。さらにガーヤトリー・マントラを用いてハヴァナ(護摩)を行うこともできます。すべては礼拝です。

引用:http://www.vedmandir.com/node/21