ディーワーリーの思い出

早いもので、来月になるといよいよディーワーリーが始まりますね。
私ガネーシャギリは、ディーワーリーというといつも蘇る思い出があります。
どこかに書いたかも知れませんが、とても心に残る出来事でしたのでもう一度書かせていただきます。
よろしければお読みくださいませ。

1998年のディーワーリーの日、インドに長期滞在中の私は、リシケーシュの絵ハガキやポスターを扱う店で神様の絵のポストカードを大量購入していました。
お土産に皆に配るために、当時の値段で1枚10ルピー(20円)ほどのポストカードを100枚ほどセレクトしていたと思います。
店主も大量購入する外国人客にほくほく顔で対応してくれていました。

ふと気づくと、傍らでみすぼらしい身なりの老婆が、一生懸命ポストカードを選んでいました。
裸足でしたので、地元の貧しい人間だと思います。
老婆は、たくさんのポストカードの中から熱心に選び、1枚を買いました。
10ルピーは彼女にとっては大金なのでしょう。
店主は私の対応をしながら、老婆から面倒くさそうに10ルピーを受け取っていました。
老婆はポストカードを本当に大切そうにもってよぼよぼと歩いて去っていきました。

ディーワーリーの朝でしたので、老婆は自分の祭壇に飾る神様の絵を新しくするために買いにきていたのだと思います。
服装や雰囲気からみるに、物乞いを生業にしている(当時はたくさんおられました)のかもしれませんし、もしかしたらご家族もおられないのかもしれません。

購入したたくさんのポストカードをバッグに詰めながら、私の日々の祈りは、おそらくあの老婆の祈りの100分の1も効力はないだろうな、と感じていました。

20年以上経った今でもこの時期に思い出す、なんとも言えない思い出です。

生まれる環境は選べませんが、神への祈りには生活環境は関係ありません。
神の愛は平等です。
20年以上前のことですから、その老婆はもう肉体には留まっていないでしょう。
祈りの結果として素晴らしい転生をされるよう、願っております。

ディーワーリーには世界中すべての人に神の祝福が降り注ぎますようお祈りしております。

(文章:ガネーシャ・ギリ)

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ガネーシャ・ギリ氏共著 『インド占星術と運命改善法』

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