バガヴァッド・ギーター第3章第34節

इन्द्रियस्येन्द्रियस्यार्थे
indriyasyendriyasyārthe
インドリヤスイェーンドリヤスヤールテー
各感官には、その対象についての

indriyasya【中性・単数・属格 indriya】[〜の、〜にとって]神の力;支配;偉大な行為;活力;体力;精力;感官;感覚
indriyasya【中性・単数・属格 indriya】[〜の、〜にとって]神の力;支配;偉大な行為;活力;体力;精力;感官;感覚
artha【男性】目的;原因、動機;利益、使用、利用、有用;褒美、利得;財産、富、金;物、事、事物
→indriyasyendriyasyārthe【男性・単数・処格】[〜において、〜のなかで]各感官の対象

रागद्वेषौ व्यवस्थितौ ।
rāgadveṣau vyavasthitau |
ラーガドヴェーシャウ ヴィヤヴァスティタウ
愛執と憎悪が定められている

rāga【男性】激しい欲望、情熱、愛、愛情、同情
dveṣa【男性】憎悪、嫌悪、〜を憎むこと;害心、悪意、敵意
→rāgadveṣau【男性・両数・主格、並列複合語】[〜は、〜が]愛執と憎悪、愛好と嫌悪
vyavasthitau【男性・両数・主格・過去受動分詞 vy-ava√sthā】規則正しく整列された;配置された・置かれた・たっている;(処格)に基づいた、依存している

तयोर् न वशम् आगच्चेत्
tayor na vaśam āgaccet
タヨール ナ ヴァシャム アーガッチェート
人はその両者に支配されてはならない

tayos【男性・両数・属格、指示代名詞 tad】[〜の、〜にとって]両者、両方
na【否定辞】〜でない
vaśam【男性・単数・対格 vaśa】[〜に、〜を]意志、願望、欲望;力、支配、権威、主権
āgaccet【三人称・単数・パラスマイパダ・願望法 ā√gam】[彼は〜だろう、彼は〜するべき](対格)に近づく、〜に来る;〜と出会う;獲得する、達する、到着する、取る;受ける、経験する、蒙る

तौ ह्यस्य परिपन्थिनौ ॥
tau hyasya paripanthinau ||
タウ ヒヤスヤ パリパンティナウ
なぜなら、それらは彼の敵であるから

tau【男性・両数・主格 指示代名詞 tad】[〜は、〜が]その両者、それら2つ
hi【不変化辞】なぜならば、〜のために;真に、確かに、実に
asya【男性・単数・属格 指示代名詞 idam】[〜の、〜にとって]これ、この、彼
paripanthinau【男性・両数・主格 paripanthin】[〜は、〜が]待ち伏せする者、敵対者、敵

इन्द्रियस्येन्द्रियस्यार्थे रागद्वेषौ व्यवस्थितौ ।
तयोर्न वशमागच्चेत्तौ ह्यस्य परिपन्थिनौ ॥३४॥

indriyasyendriyasyārthe rāgadveṣau vyavasthitau |
tayorna vaśamāgaccettau hyasya paripanthinau ||34||
各感官には、その対象についての愛執と憎悪が定められている。
人はその両者に支配されてはならない。なぜなら、それらは彼の敵であるから。