バガヴァッド・ギーター第4章第17節

インド古典中もっとも有名なバガヴァッド・ギーターの原典講読です。
インドの霊的文化の支柱となる本書を、サンスクリット語の学習をしながらお楽しみください。

कर्मणो ह्यपि बोद्धव्यं
karmaṇo hyapi boddhavyaṁ
カルマノー ヒヤピ ボーッダヴィヤン
実に、行為についても知られるべきである

karmaṇas【中性・単数・属格 karman】[〜の、〜にとって]行為、作業;作用、職業;儀式;結果;運命(前世に行った行為の結果)、業
hi【不変化辞】なぜならば、〜のために;真に、確かに、実に
api【不変化辞】さらに、また、同様に;されど、なお
boddhavyam【中性・単数・主格 boddhavya√budhの未来受動分詞)】考慮されるべき;注目・注意されるべき、考察・理解・会得されるべき;知られるべき;認められるべき;啓発・教授されるべき;通告されるべき

बोद्धव्यं च विकर्मणः ।
boddhavyaṁ ca vikarmaṇaḥ |
ボーッダヴィヤン チャ ヴィカルマナハ
また非行についても知られるべきである

boddhavyam【中性・単数・主格 boddhavya√budhの未来受動分詞)】考慮されるべき;注目・注意されるべき、考察・理解・会得されるべき;知られるべき;認められるべき;啓発・教授されるべき;通告されるべき
ca【接続詞】そして、また、〜と
vikarmaṇas【中性・単数・属格 vikarman】[〜の、〜にとって]不法な行為・義務、非行、悪行

अकर्मणश्च बोद्धव्यं
akarmaṇaśca boddhavyaṁ
アカルマナシュチャ ボーッダヴィヤン
そして無為についても知られるべきである

akarmaṇas【中性・単数・属格 akarman】[〜の、〜にとって]無為、無行為、非動作、無作;何もしないこと
ca【接続詞】そして、また、〜と
boddhavyam【中性・単数・主格 boddhavya√budhの未来受動分詞)】考慮されるべき;注目・注意されるべき、考察・理解・会得されるべき;知られるべき;認められるべき;啓発・教授されるべき;通告されるべき

गहना कर्मणो गतिः ॥
gahanā karmaṇo gatiḥ ||
ガハナー カルマノー ガティヒ
行為の道は深遠である

gahanā【女性・単数・主格 gahana】深い;濃い、稠密である;不透質の、貫きがたい;理解しがたい
karmaṇas【中性・単数・属格 karman】[〜の、〜にとって]行為、作業;作用、職業;儀式;結果;運命(前世に行った行為の結果)、業
gatis【女性・単数・主格 gati】[〜は、〜が]行くこと、前進、動作、行動、飛行;退去、出発;行進、進行;成功;〜の獲得;路、進路;出口;根源、根底;手段、方法、可能性;策略;避難所;状態、状況、条件、位置;性質;幸福;輪廻、人間の運命;風習

कर्मणो ह्यपि बोद्धव्यं बोद्धव्यं च विकर्मणः ।
अकर्मणश्च बोद्धव्यं गहना कर्मणो गतिः ॥१७॥

karmaṇo hyapi boddhavyaṁ boddhavyaṁ ca vikarmaṇaḥ |
akarmaṇaśca boddhavyaṁ gahanā karmaṇo gatiḥ ||17||
実に、行為について知るべきである。また非行についても知るべきである。
そして無為についても知るべきである。行為の道は深遠であるから。