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バガヴァッド・ギーター第4章

バガヴァッド・ギーター第4章第19章

インド古典中もっとも有名なバガヴァッド・ギーターの原典講読です。
インドの霊的文化の支柱となる本書を、サンスクリット語の学習をしながらお楽しみください。

यस्य सर्वे समारम्भाः
yasya sarve samārambhāḥ
ヤッスヤ サルヴェー サマーラムバーハ
そのすべての活動が

yasya【男性・単数・属格、関係代名詞 yad】[〜の、〜にとって]〜であるもの、〜である人、〜であるとき
sarve【男性・複数・主格 sarva】すべての、一切の、あらゆる
samārambhās【男性・複数・主格 samārambha】[〜らは、〜らが]事業、企て、計画、仕事、活動;進取の気性、冒険心;初め、開始

कामसंकल्पवर्जिताः ।
kāmasaṁkalpavarjitāḥ |
カーマサンカルパヴァルジターハ
欲望と願望を離れた人たち

kāma【男性】〜に対する願望、欲望;愛、快楽;利益;性愛;愛の神
saṁkalpa【男性】(意manasの)決心・意志・目的・はっきりした意図・決定・欲望;(合成語として)=単に望むだけで、欲望に従って、特定の目的のために
varjitās【男性・複数・主格 varjita√vṛjの過去受動分詞)】避けられた等;(具格)を欠いた・に不足する・を逃れた;除かれた、除く、除外する
→kāmasaṁkalpavarjitās【男性・複数・主格、所有複合語】[〜らは、〜らが]欲望と意図(願望)を離れた人

ज्ञानाग्निदग्धकर्माणं
jñānāgnidagdhakarmāṇaṁ
ジュニャーナーグニダグダカルマーナン
業(カルマ)が知識の火により焼き尽くされた人を

jñāna【中性】知ること;知識;真の知識、優れた知識;知恵;企図;仮定;意識;感覚器官
agni【男性】火;火災;アグニ神
dagdha√dahの過去受動分詞】焼かれた、焼尽した;苦痛を与えられた、悲嘆・飢餓に苦しめられた、悩まされた;致命的の;悲惨な、憐れな、無益の;呪われた、罪を定められた
karmāṇam【男性・単数・対格 karman】[〜に、〜を]行為、作業;作用、職業;儀式;結果;運命(前世に行った行為の結果)、業
→jñānāgnidagdhakarmāṇam【男性・単数・対格、所有複合語】[〜に、〜を]業(カルマ)が知識の火により焼き尽くされた人

तम् आहुः पण्डितं बुधाः ॥
tam āhuḥ paṇḍitaṁ budhāḥ ||
タム アーフフ パンディタン ブダーハ
知者たちは彼をパンディット(賢い人)と呼ぶ

tam【男性・単数・対格、指示代名詞 tad】[〜に、〜を]これ、あれ、彼
āhus【三人称・複数・パラスマイパダ・完了 √ah】[彼らは〜した、それらは〜した]話す、言う;表示する、呼ぶ、宣言する
paṇḍitam【男性・単数・対格 paṇḍita】[〜に、〜を]学者、学問のある人、賢い人;パンディット 【形容詞】学問のある;賢い、怜悧な;教養ある、〜に巧みな
budhās【男性・複数・主格 budha】[〜らは、〜らが]知者、賢人、聖者;神;[ソーマの子の名]水星;[諸神の名] 【形容詞】理解力のある、怜悧な、賢い

यस्य सर्वे समारम्भाः कामसंकल्पवर्जिताः ।
ज्ञानाग्निदग्धकर्माणं तमाहुः पण्डितं बुधाः ॥१९॥

yasya sarve samārambhāḥ kāmasaṁkalpavarjitāḥ |
jñānāgnidagdhakarmāṇaṁ tamāhuḥ paṇḍitaṁ budhāḥ ||19||
すべての活動が欲望と願望を離れ、業(カルマ)が知識の火により焼き尽くされた人たちを、
知者たちはパンディット(賢い人)と呼ぶ。

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