バガヴァッド・ギーター第4章第41節

योगसंन्यस्तकर्माणं
yogasaṁnyastakarmāṇaṁ
ヨーガサンニャスタカルマーナン
ヨーガにより行為を放擲し

yoga【男性】ヨーガ、精神の集中、組織的な超脱法、瞑想、静慮、心統一
saṁnyasta【過去受動分詞 saṃ-ni-√as】投げ捨てられた、放棄された、廃された、捨てられた、見棄てられた;野営した;預けられた、まかせられた、引き渡された
karmāṇam【男性・単数・対格 karman】[〜に、〜を]行為、作業;作用、職業;儀式;結果;運命(前世に行った行為の結果)、業
→yogasaṁnyastakarmāṇam【中性・単数・対格、所有複合語】[〜に、〜を]ヨーガにより行為を放擲したもの

ज्ञानसंछिन्नसंशयम् ।
jñānasaṁchinnasaṁśayam |
ジュニャーナサンチンナサンシャヤム
知識により疑惑を断ち

jñāna【中性】知ること;知識;真の知識、優れた知識;知恵;企図;仮定;意識;感覚器官
saṁchinna【過去受動分詞 saṃ-√chid】断ち切られた、引き裂かれた;分離された
saṁśayam【男性・単数・対格 saṁśaya】[〜に、〜を]〜に関する疑い、疑わしさ、不確実さ、懸念、ためらい;疑わしい事柄;〜に対する危険、冒険
→jñānasaṁcinnasaṁśayam【男性・単数・対格、所有複合語】[〜に、〜を]知識により疑惑を断ったもの

आत्मवन्तं न कर्माणि
ātmavantaṁ na karmāṇi
アートマヴァンタン ナ カルマーニ
自制する者を、諸行為は(束縛し)ない

ātmavantam【男性・単数・対格 ātmavat】[〜に、〜を]生命ある;自制できる;親切な、敏感な;個人的の;落ち着いた、冷静な、分別がある
na【否定辞】〜でない
karmāṇi【中性・複数・対格 karman】[〜らに、〜らを]行為、作業;作用、職業;儀式;結果;運命(前世に行った行為の結果)、業

निबध्नन्ति धनंजय ॥
nibadhnanti dhanaṁjaya ||
ニバドゥナンティ ダナンジャヤ
それらは束縛し(ない)、アルジュナよ

nibadhnanti【三人称・複数・パラスマイパダ・現在 ni√bandh】[彼らは〜、それらは〜](処格)に縛る、しっかり締める、(処格)に糸を張る;自身に固定する;捕らえる;獲る;接合する;中止する;抑止する、抑制する、禁固する
dhanaṁjaya【男性・単数・呼格 dhanaṁjaya】[〜よ]ダナンジャヤ(アルジュナの別名)。名前は「富の征服者」の意。

योगसंन्यस्तकर्माणं ज्ञानसंछिन्नसंशयम् ।
आत्मवन्तं न कर्माणि निबध्नन्ति धनंजय ॥४१॥

yogasaṁnyastakarmāṇaṁ jñānasaṁchinnasaṁśayam |
ātmavantaṁ na karmāṇi nibadhnanti dhanaṁjaya ||41||
ヨーガにより行為を放擲し、知識により疑惑を断ち、
自己を制する者を、諸行為は束縛しない、アルジュナよ。