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バガヴァッド・ギーター第6章

バガヴァッド・ギーター第6章第12節

インド古典中もっとも有名なバガヴァッド・ギーターの原典講読です。
インドの霊的文化の支柱となる本書を、サンスクリット語の学習をしながらお楽しみください。

तत्रैकाग्रं मनः कृत्वा
tatraikāgraṁ manaḥ kṛtvā
タットライカーグラン マナハ クリトヴァー
そこで、意(マナス)を一点に集中し

tatra【副詞】そこに;そこへ;ここに;それのために、その場合に、その時に
ekāgram【中性・単数・対格 ekāgra】一つの先端ある、一つの対象に向けられた、注意深き、集中した;(―゜)に心を奪われた
manas【中性・単数・対格 manas】[〜に、〜を]心、内的器官、知性、理性、精神、良心、思考、意向、気分
kṛtvā【絶対分詞 √kṛ】[〜して、〜してから]為す、作る、遂行する、用いる

यतचित्तेन्द्रियक्रियः ।
yatacittendriyakriyaḥ |
ヤタチッテーンドリヤクリヤハ
心と感官の働きを制御し

yata√yamの過去受動分詞】抑制された、制御された、阻止された
citta【中性】注意;思考、思想;目的、意志;精神、心、知性、理性
indriya【中性】神の力;支配;偉大な行為;活力;体力;精力;感官;感覚
kriyas【男性・単数・主格 kriyāの男性形】[〜は、〜が]製作、構成;実行;仕事、業務、処理;行動、行為;労務;心労;努力;動詞の概念、動詞;(文学的)作品;祭式、供犠、儀式;治療
→yatacittendriyakriyas【男性・単数・主格、所有複合語】心と感官の働きを抑制した、心と感覚器官の活動を制御した

उपविश्यासने युञ्जाद्
upaviśyāsane yuñjād
ウパヴィッシャーサネー ユンジャード
座に坐して、行うべきである

upaviśya【絶対分詞 upa√viś】[〜して、〜してから]〜に近づく;坐る、横たわる;野営する;(太陽が)沈みかける;〜に着手する、〜を実践する
āsane【中性・単数・処格 āsana】[〜において、〜のなかで]坐すること;端坐の姿勢;休止すること、屯営すること;居住すること;座、席;位置、(王の)位
yuñjāt【三人称・単数・パラスマイパダ・願望法 √yuj】[彼は〜だろう、彼は〜するべき]〜に繋ぐ;接合する、結合する;(祭式を)行う;〜に(精神・思考)を集中する;精神を統一する、深く瞑想する;想起する、回想する

योगमात्मविशुद्धये ॥
yogamātmaviśuddhaye ||
ヨーガマートマヴィシュッダイェー
ヨーガを、自身の清浄のために

yogam【男性・単数・対格 yoga】[〜に、〜を]ヨーガ、精神の集中、組織的な超脱法、瞑想、静慮、心統一
ātma【男性 ātman】気息;霊魂;生命、自身;本質、本性;特色;身体;知性、悟性;我、最高我
viśuddhaye【女性・単数・為格 viśuddhi】[〜に、〜のために]純化、聖化、清浄;負債の決済;完全な知識
→ātmaviśuddhaye【女性・単数・属格、限定複合語】[〜に、〜のために]自己の浄化

तत्रैकाग्रं मनः कृत्वा यतचित्तेन्द्रियक्रियः ।
उपविश्यासने युञ्जाद्योगमात्मविशुद्धये ॥१२॥

tatraikāgraṁ manaḥ kṛtvā yatacittendriyakriyaḥ |
upaviśyāsane yuñjādyogamātmaviśuddhaye ||12||
その座に坐して、意(マナス)を一点に集中し、心と感官の働きを制御し、
自身を清めるために、ヨーガを行うべきである。

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