バガヴァッド・ギーター第7章第9節

インド古典中もっとも有名なバガヴァッド・ギーターの原典講読です。
インドの霊的文化の支柱となる本書を、サンスクリット語の学習をしながらお楽しみください。

पुण्यो गन्धः पृथिव्यां च
puṇyo gandhaḥ pṛthivyāṁ ca
プンニョー ガンダハ プリティヴィヤーン チャ
また大地における快い芳香である

puṇyas【男性・単数・主格 puṇya】吉兆の、幸先のよい、幸運な、好都合な、美しい、快い;芳香のある;善良な、有徳の、正しい、価値のある;純粋な、清浄な、神聖な
gandhas【男性・単数・主格 gandha】[〜は、〜が](附著するもの)、香、芳香、香気;薫香
pṛthivyām【女性・単数・処格 pṛthivī】[〜において、〜のなかで](広い)大地、地界;(神格化した)大地;国土、領域;地面;(要素としての)地
ca【接続詞】そして、また、〜と

तेजश्चास्मि विभावसौ ।
tejaścāsmi vibhāvasau |
テージャシュチャースミ ヴィバーヴァサウ
また火における光輝である

tejas【中性・単数・主格 tejas】[〜は、〜が]鋭いこと;端、鋭い尖端;熱、火、輝く炎、光、光明
ca【接続詞】そして、また、〜と
asmi【一人称・単数・パラスマイパダ・現在 √as】[私は〜]ある、存在する、実在する
vibhāvasau【男性・単数・処格 vibhāvasu】[〜において、〜のなかで]火;火の神;太陽

जीवनं सर्वभूतेषु
jīvanaṁ sarvabhūteṣu
ジーヴァナン サルヴァブーテーシュ
万物における生命である

jīvanam【中性・単数・主格 jīvana】[〜は、〜が]蘇生;存在、生活;存続;生計、活計;生活様式;生命の要素、水
sarvabhūteṣu【中性・複数・処格 sarvabhūta】[〜において、〜のなかで]一切の存在物、万物、一切衆生

तपश्चास्मि तपस्विषु ॥
tapaścāsmi tapasviṣu ||
タパスチャースミ タパスヴィシュ
また苦行者における苦行である

tapas【中性・単数・主格 tapas】[〜は、〜が]熱;火;苦悩;苦行、自責、抑制、宗教的苦行、敬虔
ca【接続詞】そして、また、〜と
asmi【一人称・単数・パラスマイパダ・現在 √as】[私は〜]ある、存在する、実在する
tapasviṣu【男性・複数・処格 tapasvin】[〜らにおいて、〜らのなかで]苦行者、宗教の帰依者

पुण्यो गन्धः पृथिव्यां च तेजश्चास्मि विभावसौ ।
जीवनं सर्वभूतेषु तपश्चास्मि तपस्विषु ॥९॥

puṇyo gandhaḥ pṛthivyāṁ ca tejaścāsmi vibhāvasau |
jīvanaṁ sarvabhūteṣu tapaścāsmi tapasviṣu ||9||
また私は大地における芳香、火における光輝、
万物における生命であり、苦行者における苦行である。