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バガヴァッド・ギーター第7章

バガヴァッド・ギーター第7章第18節

インド古典中もっとも有名なバガヴァッド・ギーターの原典講読です。
インドの霊的文化の支柱となる本書を、サンスクリット語の学習をしながらお楽しみください。

उदाराः सर्व एवैते
udārāḥ sarva evaite
ウダーラーハ サルヴァ エーヴァイテー
これらはすべて実に高貴である

udārās【男性・複数・主格 udāra】鼓舞する;高揚する、高い;多量の;名高き、優れた;名門の;威厳ある;声高い;快い;たいへん大きい
sarve【男性・複数・主格 sarva】すべての、一切の、あらゆる
eva【副詞】実に、真に(強意を表す。しばしば虚辞として使用)
ete【男性・複数・主格、指示代名詞 etad】[〜らは、〜らが]これ

ज्ञानी त्व् आत्मैव मे मतम् ।
jñānī tv ātmaiva me matam |
ジュニャーニー トヴ アートマイヴァ メー マタム
しかし、知識ある者は、私自身であると考えられる

jñānī【男性・単数・主格 jñānin】[〜は、〜が]知識あるもの;占術家、占星家
tu【接続詞】しかし、一方(虚辞としても使用)
ātmā【男性・単数・主格 ātman】[〜は、〜が]気息;霊魂;生命、自身;本質、本性;特色;身体;知性、悟性;我、最高我
me【単数・属格、一人称代名詞 mad(mamaの附帯形)】[〜の、〜にとって]私
matam【中性・単数・主格 mata√manの過去受動分詞)】〜と考えられた、見なされた、思われた、評価された;承認された、認可された、十分に考慮された;(属格)によって尊重された、尊敬された、好遇された;(―゜)によって高く評価された;意図された;憶測された;知られた

आस्थितः स हि युक्तात्मा
āsthitaḥ sa hi yuktātmā
アースティタハ サ ヒ ユクタートマー
なぜならば、彼は専心し、安住したから

āsthitas【男性・単数・主格 āsthitaā√sthāの過去受動分詞)】留まれた、住まわれた;企てられた、遂行された
sas【男性・単数・主格、指示代名詞 tad】[〜は、〜が]これ、あれ、彼
hi【不変化辞】なぜならば、〜のために;真に、確かに、実に
yukta【√yujの過去受動分詞)】くびき(軛)につながれた、(処格)に従事した、〜に専心した;(具格)に忙殺された、〜に専念した;(処格)に熱中した;集中した
ātmā【男性・単数・主格 ātman】気息;霊魂;生命、自身;本質、本性;特色;身体;知性、悟性;我、最高我
→yuktātmā【男性・単数・主格 yuktātman】専念した;(―゜)に没頭した

माम् एवानुत्तमां गतिम् ॥
mām evānuttamāṁ gatim ||
マーム エーヴァーヌッタマーン ガティム
最高の帰趨である私に

mām【単数・対格、一人称代名詞 mad】[〜を、〜に]私
eva【副詞】実に、真に(強意を表す。しばしば虚辞として使用)
anuttamām【女性・単数・対格 anuttama】(それ以上高位のもののない)、最高の、最優の;最強の
gatim【女性・単数・対格 gati】[〜に、〜を]行くこと、歩態、前進、動作、行動、飛行;退去、出発;行進、進行;成功;〜の獲得;〜に対する服従;路、進路、小径;出口;根源、根底;手段、方法、可能性;策略;避難所;状態、状況、条件、位置;性質;幸福;輪廻、人間の運命;風習

उदाराः सर्व एवैते ज्ञानी त्वात्मैव मे मतम् ।
आस्थितः स हि युक्तात्मा मामेवानुत्तमां गतिम् ॥१८॥

udārāḥ sarva evaite jñānī tvātmaiva me matam |
āsthitaḥ sa hi yuktātmā māmevānuttamāṁ gatim ||18||
彼らはみな高貴であるが、中でも知識ある者は、私自身と考えられる。
なぜならば、彼は専心し、最高の帰趨である私に安住しているから。

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