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ガネーシャ・ギリ

呪いに対するカヴァチャ(防御)

いきなりオドロオドロシイ題名ですみませんが、世界中どこの地域でも、古来より「呪い」の文化があります。
日本にも源氏物語にその記述がありますように、古くから呪いの概念がありました。
現代になり、科学技術が発達し、そういうものはない、と否定されるようになりました。
しかし残念なことに、本質的な意味において呪いは存在すると思います。
この呪いというものは、かける本人がわかっていて(ある種の技法を使い)かけるもの(黒魔術等)と、かける本人がわかっていないでかけている場合の両方があり得ます。
よくニュースで取り上げられるストーカーの事件などは、ストーカー本人は「愛」と勘違いしていても、根底に「呪い」と同じ意識作用が働いているとも言えますし、また現代社会では、コンピューターが黒魔術的呪いの媒介になっているケースも多いとも言えます。
個人の尊厳を傷つけるような書き込みや「サイバー攻撃」などがそれに相当すると思います。
それらは本質的には古代の呪いの技法と何ら変わりはないのです。
ちなみにインドの人が自分のホロスコープを容易に公開しないのも、呪いをかけられるのを防ぐ意味もあります。望ましくないものからのコンタクトをさけるため、むやみにアドレスや電話番号を公開しないのと似ています。
(まれに商店の店主が、自分のホロスコープを店に貼っている場合がありますが、それは「私はこのホロスコープが示すように、純粋で真面目な人間です。だから商品を買ってください。」という意味があります。)
いずれにせよ、人の想念というものは、他人に大きな影響を与えるものなのです。
そのような影響を受けないためにはどうしたらいいかいいますと、一番の基本は意識や気持の純粋性を保つことにつきると思います。
心の底まで真に純粋な人間には、呪いはもはや作用しません。
しかし人間はどうしても心底から純粋であることが難しい存在でもあります。
もし自分に非がないのに呪いをかけられてしまった場合、神々に助けを求める、(霊的には)これが一番だと思います。
畏怖相の女神やヴィシュヌの武器、そして黒魔術除去のプージャーなどは、そういう目的があって発展してきた側面があるのです。
人間全体がもっと霊的な進化を遂げれば、「呪い」の概念はなくなると思います。
そのために私達一人一人がなるべく純粋であるよう、そしてポジティブであるよう努め、明るく楽しく生きたいものです。
(文章:ガネーシャ・ギリ)
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「ガネーシャ・ギリによるインド占星術鑑定」
http://sitarama.jp/?pid=27375902
「ガネーシャ・ギリによるヨーガクラス」
http://sitarama.jp/?pid=30583238
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