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雑記帳

平安の源

8月15日が近づいています。日本では終戦の日として、またインドでは独立記念日として、共に深い祈りが捧げられる時です。この日を迎えるために、世界の多くで、そして多くの人々の心に、血と涙が流されました。
平安は誰しもが望むものです。何よりも、私たち一人一人の本質は平安そのものであると、精神性を探求する道で繰り返し教えられてきました。しかし、私たちの内は常に混乱が続き、苦しみや悲しみ、時には憎しみや恨みが渦巻いています。
その争いを生み出すのが、「エゴ」であると言われます。個人としての存在、価値、立場を強く証明するために、エゴはさまざまに働き、混乱や争いを生み出します。そして私たち一人一人のエゴが生み出す争いは、やがて世界に大きな波乱を引き起こします。
この負の連鎖を断ち切るために、一人一人がそのエゴの働きから解放され、そして平安に落ち着かねばならないことを、霊的叡智は伝えてきました。そこには、個人が全体と一つであるという真実への理解が何よりも欠かせません。
精神性を育む道において、全体である神々を瞑想し、心に強くその存在を留めることが、平安と至福の内に安住する方法として第一に実践されます。その修練を繰り返す中で、自分と全体との繋がりが強まる時、エゴはその働きを失うからに違いありません。そこには、誰しもの本質である平安のみが残ります。
自身の内が乱れる時、それはエゴが働いている証拠であるということ、そしてその気づきが何よりも大切であると言われます。そんな時は常に、全体を思い、その大きな安らぎの中に自分自身を見つけることで、個々の内は平安に留まります。自分と全体が一つのものであるという事実をどんな時も忘れずに思い続け、自分自身が大きな平安の源であれるよう実践を励みたいと感じています。
一人でも多くの人々と全体との繋がりが強まりますように。そして、世界中の争いが止み、誰しもが平安にありますよう心よりお祈りしております。
(文章:ひるま)

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