バガヴァッド・ギーター第9章第16節

インド古典中もっとも有名なバガヴァッド・ギーターのサンスクリット原典講読です。
インドの霊的文化の支柱となる本書を、サンスクリット語の学習をしながらお楽しみください。

अहं क्रतुर् अहं यज्ञः
ahaṁ kratur ahaṁ yajñaḥ
アハン クラトゥル アハン ヤジュニャハ
私は儀式であり、私は祭祀である

aham【単数・主格、一人称代名詞 mad】[〜は、〜が]私
kratus【男性・単数・主格 kratu】[〜は、〜が]力、能力、効力;熟慮、相談;智慧、知識、理解;霊感;計画、目的、欲望、意志、決心;犠牲、供犠、供犠祭
aham【単数・主格、一人称代名詞 mad】[〜は、〜が]私
yajñās【男性・単数・主格 yajña】[〜は、〜が](祈祷または讃歌をもってする)崇拝;祭式の儀礼、祭式

स्वधाहम् अहम् औषधम् ।
svadhāham aham auṣadham |
スヴァダーハム アハム オウシャダム
私は先祖への供物であり、私は薬草である

svadhā【女性・単数・主格 svadhā】[〜は、〜が]神酒、(祖霊への)供物(ギーすなわち溶かしたバターからなる)
aham【単数・主格、一人称代名詞 mad】[〜は、〜が]私
aham【単数・主格、一人称代名詞 mad】[〜は、〜が]私
auṣadham【中性・単数・主格 auṣadha】[〜は、〜が]本草[集合的に];薬草;薬、薬種、医薬

मन्त्रो ऽहम् अहम् एवाज्यम्
mantro ‘ham aham evājyam
マントロー ハム アハム エーヴァージャム
私は真言であり、私は酥油である

mantras【男性・単数・主格 mantra】[〜は、〜が](敬虔な)思想、祈り、讃歌;ヴェーダ讃歌・祭詞・祝詞、聖典(の文句);神秘の句、呪文;相談、決定、助言、計画;秘密の企画
aham【単数・主格、一人称代名詞 mad】[〜は、〜が]私
aham【単数・主格、一人称代名詞 mad】[〜は、〜が]私
eva【副詞】実に、真に(強意を表す。しばしば虚辞として使用)
ājyam【中性・単数・主格 ājya】[〜は、〜が]透明な液状の牛酪(祭の供物または塗布に用いる)

अहम् अग्निर् अहं हुतम् ॥
aham agnir ahaṁ hutam ||
アハム アグニル アハン フタム
私は祭火であり、私は(火に)注ぐ供物である

aham【単数・主格、一人称代名詞 mad】[〜は、〜が]私
agnis【男性・単数・主格 agni】[〜は、〜が]火;火災;アグニ神
aham【単数・主格、一人称代名詞 mad】[〜は、〜が]私
hutam【中性・単数・主格 huta√huの過去受動分詞)】[〜は、〜が]供物を捧げること、献供

अहं क्रतुरहं यज्ञः स्वधाहमहमौषधम् ।
मन्त्रोऽहमहमेवाज्यमहमग्निरहं हुतम् ॥१६॥

ahaṁ kraturahaṁ yajñaḥ svadhāhamahamauṣadham |
mantro’hamahamevājyamahamagnirahaṁ hutam ||16||
私は儀式であり、私は祭祀である。私は先祖への供物であり、私は薬草である。
私は真言であり、私は酥油である。私は祭火であり、私はそれに注ぐ供物である。