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バガヴァッド・ギーター第10章

バガヴァッド・ギーター第10章第34節

バガヴァッド・ギーター

インド古典中もっとも有名なバガヴァッド・ギーターのサンスクリット原典講読です。
インドの霊的文化の支柱となる本書を、サンスクリット語の学習をしながらお楽しみください。

मृत्युः सर्वहरश्चाहम्
mṛtyuḥ sarvaharaścāham
ムリティユフ サルヴァハラシュチャーハム
そして私は一切を奪い去る死である

mṛtyus【男性・単数・主格 mṛtyu】[~は、~が]死
sarvaharas【男性・単数・主格 sarvahara】すべてのものを自分のものとする;一切を破壊する(死)
ca【接続詞】そして、また、~と
aham【単数・主格、一人称代名詞 mad】[~は、~が]私

उद्भवश्च भविष्यताम् ।
udbhavaśca bhaviṣyatām |
ウドゥバヴァシュチャ バヴィッシャターム
そして未来のものの源泉である

udbhavas【男性・単数・主格 udbhava】[~は、~が]起源、出生、出現;成長;誕生地 【形容詞】~より生じた、~より造られた
ca【接続詞】そして、また、~と
bhaviṣyatām【男性・複数・属格 bhaviṣyat】[~らの、~らにとって]あるべき、未来の

कीर्तिः श्रीर् वाक् च नारीणाम्
kīrtiḥ śrīr vāk ca nārīṇām
キールティヒ シュリール ヴァーク チャ ナーリーナーム
女性(形)における名声、吉祥、言語

kīrtis【女性・単数・主格 kīrti】[~は、~が]名誉、名声、栄光、賞賛;陳述、記載
śrīs【女性・単数・主格 śrī】[~は、~が]光輝、美;繁栄、幸運、富;高位、栄光、威厳、王者の威厳;王のしるし;[ラクシュミー女神の名(美または繁栄の女神、ヴィシュヌ神の妃、大海攪拌の際に生み出された)]
vāk【女性・単数・主格 vāc】[~は、~が]言語(また動物の);声、音;話、叙述、言説、語;弁舌(擬人化された)、辯舌の女神=サラスヴァティー
ca【接続詞】そして、また、~と
nārīṇām【女性・複数・属格 nārī】[~らの、~らにとって]女、女性、妻

स्मृतिर् मेधा धृतिः क्षमा ॥
smṛtir medhā dhṛtiḥ kṣamā ||
スムリティル メーダー ドリティヒ クシャマー
記憶、叡知、堅固、忍耐である

smṛtis【女性・単数・主格 smṛti】[~は、~が](処格、―゜)の記憶・想起;記念;権威ある(天啓文学シュルティすなわちヴェーダ聖典を除く)聖伝文学、伝統的法典、法律書の記載事項
medhā【女性・単数・主格 medhā】[~は、~が]精神力、知力、理解力、知恵;【複数形】知力の産物、知識;[しばしばダクシャの娘でダルマの妻として、または時にサラスヴァティーの一形態として擬人化される]
dhṛtis【女性・単数・主格 dhṛti】[~は、~が]固持;静止;堅固、着実;恒心;堅忍不抜;満足、満足を知ること;果断;[ダルマの妻として人格化された満足、または決心を意味する]
kṣamā【女性・単数・主格 kṣamā】[~は、~が]忍耐、寛容;(処格)に対する寛大;柔順;大地

मृत्युः सर्वहरश्चाहमुद्भवश्च भविष्यताम् ।
कीर्तिः श्रीर् वाक् च नारीणाम् स्मृतिर्मेधा धृतिः क्षमा ॥
mṛtyuḥ sarvaharaścāhamudbhavaśca bhaviṣyatām |
kīrtiḥ śrīr vāk ca nārīṇām smṛtirmedhā dhṛtiḥ kṣamā ||
私は一切を奪い去る死である。そして来たるべき未来の源泉である。
女性(形)における名声、吉祥、言語、記憶、叡知、堅固、忍耐である。

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