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スタッフ日記

スタッフ日記:ロマンチックなカルヴァー・チャウト

今日はカルヴァー・チャウトの日。主に北インドになりますが、先日のダシャハラーと次のディーワーリーの間に行われるこのカルヴァー・チャウトも、とても盛大にお祝いされる祝祭です。

いつだかの友人宅のカルヴァー・チャウトのターリー。

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ターリー(お皿)に、灯り、お花、ミターイー(お菓子)、アクシャタ(米粒)、クムクム(朱粉)、そしてカルヴァー(ポット)に入った聖水があります。

女性たちは朝から断食をした後、夜になって月が出るころ、このターリーを持って外に出ます。そして、興味深いのがこの後の行い。

”ふるい”を通して出てきた月を見て、その後、今度は”ふるい”を通して旦那様のお顔を見て、カルヴァーに入った聖水を飲み、断食を終えます。

”ふるい”は、あの粉を濾すもので、インドの家庭には必ずあります。全粒粉のローティー(チャパティ)が主食な北インドでは、ローティーを作る前に、必ずふるいで粉をふるいます。そのふるいでお月さまをみて、その後にご主人さまのお顔を見るんです。

あまりにも崇高な存在を直接見ないようにするため、または、ふるいを通じて悪いものを払い良いものだけを見るため、などと伝えられていますが、初めて見た時はびっくりしました。

このカルヴァー・チャウトは、最近では夫婦だけでなく、恋人たちの間でも行われるそう。カルヴァー・チャウト・アプリなるものもあるそうで、デジタルにロマンチックな夜を過ごす恋人たちもいるそうです。

(スタッフ:ひるま)

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