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雑記帳

ラーマーヌジャ・ジャヤンティー

ramanuja

2016年5月10日は、バクティ思想に大きな影響をもたらした、ラーマーヌジャの生誕が祝福されるラーマーヌジャ・ジャヤンティーです。

ラーマーヌジャは、11世紀から12世紀にかけて南インドで活躍した哲学者、思想家です。ヴェーダーンタ学派に属しながら、その代表ともいわれるシャンカラとは大きく異なり、知識を得るだけではなく、神への絶対帰依(バクティ)がなければ解脱には至らないと説きました。

ラーマーヌジャの死後、バクティ思想は大きく二派(テンガライとヴァダガライ)に分かれ、救済の可能性をめぐっては、有名な「猫の道」と「猿の道」を生みだします。

子猫は母猫に咥えられて安全な場所に移動するのに対し、子猿は母猿にしがみついて安全な場所に移動します。

解脱には、子猫のようにただ神に身を委ねる姿勢が必要なのか、それとも、子猿のように神にすがる個人の努力が必要なのか。

ラーマーヌジャはヴァイシュナヴァ派(ヴィシュヌ派)の源であるとも伝えられ、ラーマーナンダやカビールなど、後に数多くの聖者へ影響を与えたと伝えられています。

※ラーマーヌジャ・ジャヤンティーは、南インドのタミル暦では2016年は5月10日、その他の地域や慣習では、5月12日となるところもあるようです。

参照:http://www.drikpanchang.com/hindu-saints/ramanuja/ramanuja-jayanti.html?year=2016, http://www.newworldencyclopedia.org/entry/Ramanuja

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