いよいよディーワーリー祭が近づいてきました。マーケットが大賑わいとなるこの季節、とりわけよく目にするのが、ラクシュミー女神とガネーシャ神が一緒に並んだ姿です。
ディーワーリー祭ではラクシュミー女神が熱心に礼拝されますが、中でも、ガネーシャ神と一緒に礼拝されることが多くあります。一説に、ガネーシャ神はラクシュミー女神の養子であると伝えられることがあります。
ラクシュミー女神は美と豊穣の女神として、ある時、自らの力にとても尊大になったことがありました。夫であるヴィシュヌ神は、そんなラクシュミー女神を戒めるために、子どもがいないことを指摘します。
ラクシュミー女神はひどく悲しみ、友人であるパールヴァティー女神に助けを求めます。パールヴァティー女神にはガネーシャ神とカールッティケーヤ神という二人の息子がいたため、パールヴァティー女神はラクシュミー女神を慰めようと、ガネーシャ神を養子としてラクシュミー女神に預けました。そして、ラクシュミー女神はとても喜んだと伝えられます。
ディーワーリー祭では、ラクシュミー女神はガネーシャ神と共に礼拝される時、とりわけ喜ぶと信じられています。学問の神であるガネーシャ神を一緒に礼拝することで、富を正しく享受する知識が授けられ、更なる豊かさがもたらされるとも伝えられています。
参照:http://www.boldsky.com/yoga-spirituality/faith-mysticism/2013/why-lakshmi-ganesh-worshipped-together-035996.html
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