自己をみつめる瞑想

Young woman practicing yoga on the beach.

古代から伝えられ、現代でもさまざまに実践される瞑想は、身体と心を浄化し、癒し、回復する術として、幅広い分野で認知された方法です。瞑想は、思考の明瞭さや自己意識を高め、安らぎや穏やかさを生み出す優れた方法であると、ヨーガや瞑想を実践する人々は述べています。身体的かつ心理的にうまく整合されたヨーガや瞑想法は、さまざまな流派によって伝えられてきました。物質的に発達した西洋の社会から、インドやチベットのような精神的に豊かな東洋の社会に至るまで、ヨーガや瞑想法には多くの概念があります。

今日に生きる古代のヨーガや瞑想法は、現代的な創意が加えられているものも少なくありません。伝えられてきた流派によって、さまざまに異なる名前を持つ場合もあります。しかし、それらはすべて同じ目的を持っています。そんな中で、「祈り」はもっとも古く、最良のヨーガであり、瞑想法の一つであると考えられています。それは、自分自身の本質につながり、その関係を築く基礎であり、包括的な手段と成りえます。祈りを主とする世界の多くの宗教が、ある種の瞑想を重要な行いとして取り入れ、精神的な目標を達成していることを鑑みると、驚くべきことではありません。シンプルな祈りであろうと、賛歌であろうと、マントラであろうと、それは祈りとして、いつでも容易に実践できるヨーガであり、瞑想です。

近年、広く知られるようになった瞑想法に、マインドフルネス瞑想があります。これは瞑想のテクニックの一つで、自分自身の身体や心に気づきを持ち、その周りのすべてをあるがままに受け入れる方法です。マインドフルネス瞑想では、今という瞬間の自分、そしてその周りの世界と繋がり、常に深い気づきを持つことが大切とされます。一方、マインドフルネス瞑想とは対照的に、すべてのエネルギーと集中力をある特定の対象や主題に定め、周りのあらゆる喧噪を阻むという瞑想法もあります。

自分にあった瞑想法を実践することで、自己を見つめ、自己の本質とつながる助けとなります。どのような形式であっても、瞑想、そして祈りの実践は、私たちが人間として生きる目的を認識するために、欠かすことができません。

(SitaRama)