アーマラキー・エーカーダシー

2017年3月8日はエーカーダシーの吉日です。月の満ち欠けのそれぞれ11日目に訪れるエーカーダシーは、ヴィシュヌ神に捧げられる日となり、断食や瞑想を行うことが勧められます。

パールグナ月(2〜3月)の新月から11日目にあたるこのエーカーダシーは、アーマラキー・エーカーダシーといわれます。アーマラキーは、若返りの果実とも言われるほど多くの効能が伝えられる、アムラ(和名ユカン)を意味します。一説に、ヴィシュヌ神はアムラの木に宿ると信じられ、このエーカーダシーにおいては、アムラの木々にプージャーを行う慣習もあります。

アーマラキー・エーカーダシーには次のような神話があります。王であるチトラセーナーは、ある時、森で道に迷い、野獣や悪魔に襲われてしまいます。傷を負うことはなかったものの、王は意識を失ってしまいました。すると体から神聖な力が光となって現れ、攻撃者を全て払いのけます。意識を取り戻した王は、倒された攻撃者を見て驚きました。そして、この力は王がアーマラキー・エーカーダシーを行なっていたために発揮されたものであると、天の声に告げられます。この出来事によって、その後は王国でもアーマラキー・エーカーダシーが広く執り行われるようになり、平安と調和がもたらされたと伝えられます。

このエーカーダシーより、いよいよ本格的なホーリー祭の準備が始まります。皆様もどうぞ神聖な時をお過ごしください。

参照:https://en.wikipedia.org/wiki/Amalaka_Ekadashi