自己と向きあう空間

神聖な空間とは、瞑想やヨーガを行う場所であったり、あるいは、ただ心を落ち着かせるために生み出される特別な空間です。宗教的な意味ではなく、私たち人間は、真に霊的な存在で、常に人生の意味や方向性、目的を見いだそうとしています。自宅にこのような空間を作ることで、シンプルに人生を見つめることができ、そこに聖域を持つことができます。

心の安らぎ、落ち着き、そして調和を求め、人々は瞑想をします。神聖な空間は、このために特別に生み出されるものであり、立ち入った瞬間に、静寂に包まれることが望ましいでしょう。インテリアを用いて、より集中できるように工夫することもできます。常に整理整頓を心がけ、瞑想やヨーガに必要のないものは置かないようにしましょう。好みは人それぞれ異なりますが、空間の色調は可能な限り先入観にとらわれない色にします。瞑想のためのクッションを置いたり、ヨーガのマットを広げたりすることのできるスペースもあると良いでしょう。瞑想やヨーガを邪魔しない、リラックスできるようなアイテムを置くのも良いかもしれません。

瞑想やヨーガに集中できるよう、自分だけの特別な場所を設けることも勧められます。内面を見つめるために、祭壇を設けてもよいでしょう。それは、宗教的なものである必要はなく、精神的な意味を持つもので十分です。家族の写真や芸術作品など、心が安らぐものであれば、どんなものでも構いません。神聖な空間は、瞑想やヨーガのためだけでなく、何よりも、心が安らぐ場である必要があります。

また、そこにはゆったりとした音楽があるのも良いかもしれません。ジャンルを問わず、好きなものを選んで構いませんが、ただの娯楽とは異なる、リラックスできるような音楽が勧められます。広大な自然の美、宇宙の神秘、神々の偉大さを想起させる音楽や讃美歌もよいでしょう。神聖な音色で空間を満たすことで、内なる平安がもたらされます。

一日の終わりには、世間の喧噪から離れ、自己の内面と向きあうことのできる平安と調和に満たされた空間で過ごすことが勧められます。このような神聖な空間は、あなたの内面に明日への活力を生み出すエネルギーを供給し、また仕事や勉強で必要となる、冷静な判断力と識別力を授ける原動力となります。自宅に神聖な空間を整え、その空間での瞑想やヨーガを通じて、自己の内面と向きあう時間を過ごすことは、なにものにも代えがたい大きな価値があります。

(SitaRama)