マントラと言葉の力

神々の力が宿るマントラを唱えることは、自分自身の内に神性を呼び覚まし、潜在意識を活性化させるための優れた手段です。マントラは、個人と神を繋ぐ力を持った神秘的な言葉であり、それを繰り返し唱えることで、神聖な波動が私たちの潜在意識に響き、限りない恩恵をもたらします。

マントラは、達成したい目標について、自分自身のエネルギーを集中させる力を持ちます。例えば、「ティル・ニーラ・カンタム」というマントラは、唱えるとその波動が「清浄」を意味する喉のチャクラに響き、望まれないエネルギーやカルマを浄化していくと信じられます。その他に、ラクシュミー女神を意味する「シュリー」を繰り返し唱えると、繁栄と幸運をもたらすといわれます。

自分にとって、特別な関係を持つ神格のマントラを唱えることも勧められます。自分だけのマントラを見つけるのは難しい場合もありますが、言葉の力を用いれば、誰でも簡単に自分だけのマントラを唱えることができます。

例えば、「真実の愛」という言葉を、明かりを灯し自分自身の幸せな姿を瞑想しながら繰り返し唱えます。これで、自分だけのマントラが完成します。真摯に正しい気持ちで唱え続けることで、言葉の力を通じ真実の愛に繋がる変化がやがて訪れるでしょう。言葉の力を用いたマントラを唱える際には、願望や目的を正確に、そして肯定的にあらわし、望ましくない言葉は使わないようにしましょう。

マントラを唱えるときは、可能な限り「目標」に集中することが勧められます。マントラは意味の理解よりも、詠唱を重要視する場合があるのは、叶えたい目標に顕在意識をより集中させるためです。潜在意識でしか理解できないマントラを唱えることで、潜在意識と顕在意識の隔たりに橋が架かり、より高い境地へ到達することができるでしょう。

言葉には、自分の願いを叶え、世界を変える力があります。心の中にある思考を、嘘偽りのない清らな想いで満たすことで、口にする言葉も清らかなものになります。そうして、自身の思考・言葉・行動を一致させることは、霊的な道を歩む人々にとって、欠かすことのできない霊性修行となります。

(SitaRama)