第20回アンナダーナにお気持ちを寄せていただきました皆さま、本当にありがとうございます。今回は病院にて、滞りなく無事に終えることができました。
病院では、5回目の実施となりました。北インドでもすっかり気温が下がり、朝晩は寒いくらいの気候です。今回のアンナダーナはいつも以上に大行列となり、2時間半ほどで、1000食分以上を配り終えることができました。日曜日の実施だったからかもしれませんが、食事を積んだトラックが到着するや否や、大勢の人が列を成し、配膳の人手も足りないほどでしたが、ご厚意で手伝ってくださる方がいたりと、無事に終えることができました。
この辺りでは、毎日複数のアンナダーナが行われているため、病院関係者だけでなく、ホームレスの方々や食事を得られないほど困窮している方々も集まるようです。これからはデリーあたりでも、朝晩は凍えるほどに冷えてきます。食事を満足に取ることができない毎日の中で、温かい食事を得られるということは、きっと大きな喜びになることと思います。
朝の準備。ジャガイモを洗ったりする冷たい水作業が大変な季節になりましたが、準備は滞りなく進みました。
今回は11時過ぎには配り始めることができました。配膳の準備をしている間にも大行列です。
前方のトラックの荷台に食事が積んであり、そのまま荷台で配ります。
スムーズに配ることができるよう、プレートを先に配り、並んでいただきます。
今回はいつもの写真係が配膳を手伝っていたため、別に手伝ってくださった方が写真を撮ってくださいました。
インドでさまざまな教えに触れる中で、その多くは、「あらゆるところに神を見よ。」という事実を伝えています。豊かな人でも、貧しい人でも、その中には神がいます。こうして食事を施す行いは、神へ食事を奉仕することにも変わりないのだと感じます。必要としている方々へ、少しでも喜びが授けられるように、これからもスタッフ一同努力していきたいと思います。
次回も温かいご協力のほど、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
アンナダーナを通じ、皆様にも大きな恩寵がありますように。
(スタッフ:ひるま)
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