引き寄せの波動

豊かに暮らすために必要なものとは何でしょうか?
昨今では、お金を使わなくても心豊かに暮らすさまざまなアイディアが周囲に溢れています。しかし、社会生活を営む上では、ある程度の金銭的な豊かさが必要不可欠です。実際に、暮らしの中で金銭的な問題を抱えている人は少なくありません。

インドでは古代から、自分自身の潜在的な力を向上させ、豊かさを授かるための神秘の術が伝えられてきました。その一つが、マントラです。聖典ヴェーダから生まれたマントラは、ヒンドゥー教だけでなく、仏教やシク教、ジャイナ教など、宗教を超えて発展し、現代においては瞑想やヨーガの普及により、マントラを生活に取り入れる人々が多くいます。

マントラは、求めるものに対し、自分自身の持つエネルギーを集中させる力を持ちます。実際に、人生が変わるような恩恵があったという報告もされています。このマントラの大きな恩恵は、私たちの心を落ち着かせるということにあります。豊かさを求めても、心が散漫状態にあれば、その創造に集中することはできません。マントラを唱えると、こうした心の忙しなさが落ち着き、豊かさを創造するという重要な課題に集中できるようになります。

マントラを繰り返し唱えると、やがて引き寄せの法則が働くことがわかるでしょう。何度も何度もマントラを唱えることで、求めるものを引き寄せる強い波動が生まれます。マントラは、私たちの思考を整理し、望むものを引き寄せる磁力の働きがあるのです。

豊かさを求めるのであれば、豊かさを引き寄せるマントラを唱えてみましょう。まずは毎日10分間、そのマントラを繰り返し唱えてみて下さい。時間に余裕がなかったり、集中が続かなかったりする場合は、朝に5分間、夕方に5分間など、2回に分けて唱えることも良いでしょう。

豊かさを引き寄せるマントラはさまざまにありますが、伝統的に広く唱えられるのが、豊かさの女神であるラクシュミー女神のマントラです。

・Oṃ śrīm namaḥ
・オーム・シュリーム・ナマハ

このマントラは、ラクシュミー女神を礼拝する挨拶でもあり、瞑想する際に用いられます。ラクシュミー女神は、物質的な豊かさをもたらすだけでなく、精神的な豊かさをもたらす女神でもあります。シュリームの「サ(Sa)」はマハーラクシュミーを、「ラ(Ra)」は富を、「イー(Ee)」は充足感や満足感をあらわしているといわれます。
マントラには、古代の聖者たちが見出した特別で神聖な波動が含まれています。真摯に唱えることで、豊かな日々を過ごす大きな助けとなるでしょう。

(SitaRama)