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雑記帳

教育と記憶力のためのダクシナームールティ・アシュタカム

教育とは、人間に内在の完全性の表れといいます。
自身の内面に深く身についた教育は、どのような災いによっても打ち砕かれることなく、どのような罪によっても失われることなく、どのような敵によっても軽んずられることなく、どのような政治によっても奪うことのできない生涯の伴侶となります。

記憶力は知性の友であり、発明の支えであり、想像力の格納庫であり、理性の宝庫であり、判断力の基準であり、思考の宝庫となるものです。
よい記憶力の秘訣は、思考における注意力と集中力です。
それを身につけることで、いつも心の中に記憶を留めることができ、結果として繁栄をもたらし、困難を解決し、魂が輝き出します。

教育と記憶力が理想の友として協力することで、人生において輝かしい発展を遂げます。
優れた英知と格式高い学びのために伝統的に礼拝されている神格に、ダクシナームールティの存在があります。

ダクシナームールティは、学問、音楽、ヨーガ等の知識を授ける師として、シヴァ神が化身した神と考えられ、知識や悟りの化身として崇められています。
シヴァ神は、ヒマラヤの人里離れた地で弟子に教えを説いた時、南を向いて座っていたと言われます。
ダクシナームールティは、サンスクリット語で「南面を向く者」の意味があります。

このシヴァ神のダクシーナムールティとしての姿を崇める者は、死から不死へと導かれると信じられています。
インドにおいて、南は死を意味する方角のため、ダクシナームールティは死すなわち変化をもたらす神といわれます。

ダクシナームールティを礼拝する祈りには、有名なダクシナームールティ・アシュタカムがあります。
シャンカラ(アーディ・シャンカラーチャリヤ)によって唱えられたと伝えられる、8節からなるダクシナームールティへの祈りです。

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