2018年のニルジャラ・エーカーダシー

2018年は6月23日にニルジャラ・エーカーダシーが祝福されます(日本時間では24日)。

ヴィシュヌ神に捧げられるエーカーダシーは、断食を通じて感覚器官を統制し、自己を清めるための吉日として知られ、この日は完全な断食、もしくは穀物を除いた果物などの食事が行われます。

月の満ち欠けのそれぞれ11日目にあたるこのエーカーダシーは、年間でおよそ24回訪れます。そして、これから迎えようとしているニルジャラ・エーカーダシーは、一年の内でももっとも厳しい断食が行わる時となります。「ニルジャラ」は「水の無い」を意味し、敬虔な人々は水すらも口にしません。ニルジャラ・エーカーダシーにおいて、水すらも飲まずに断食を成し遂げた者は、一年の24回のエーカーダシーを全て達成したことに値するとも伝えられるほどです。

ニルジャラ・エーカーダシーを迎えるジェーシュタ月(5月~6月)は、インドの多くの地域が一番の酷暑期にあたります。この時、水すらも口にしない断食を行うことは大変な苦行を意味し、これを達することにより、肉体だけでなく、精神が深く清められると信じられています。

断食はウパヴァーサと呼ばれ重要な行いとされますが、エーカーダシーの断食を終える時はパーラナと呼ばれ、これも重要視される時です。パーラナは月の満ち欠けの12日目にあたるドヴァーダシーの日の出後といわれます。2018年のエーカーダシーとパーラナは以下の通りです。

・日本時間
エーカーダシー:6月23日午前6時49分〜6月24日午前7時22分
パーラナ:6月25日午前4時31分〜午前7時24分

・インド時間
エーカーダシー:6月23日午前3時19分〜6月24日午前3時52分
パーラナ:6月24日午後1時46分〜午後4時32分

エーカーダシーの断食の実践により、心身の奥深くにまで行き渡る浄化は、より明瞭な意識を授けてくれます。この日、エーカーダシーの断食に挑戦してみるのも良いかもしれません。

参照:2018 Nirjala Ekadashi fasting date for Tokyo, Japan