スタッフ日記:フード・サービス・プログラムのご報告(ストライキとフード・サービス)

フード・サービス・プログラムにご支援をいただいている皆様、本当にありがとうございます。
最近の写真が届きましたので、ご報告をさせていただきます。

今年はケーララ州で5月の下旬に始まったモンスーンが、例年より早くインド全土を覆いました。
ケーララ州ではモンスーンの始まりにおいて、非常に多くの雨が降り続いていましたが、現在では程よい雨に落ち着いています。

5月に蔓延した致死率の高いニパ(Nipah)ウイルス感染症は、現在ではすっかり落ち着きました。
しかし、高温多湿の状況が続くモンスーンでは、衛生環境が悪化し、病にかかる人も増え、一年の中でも食事の配給量がもっとも多くなる時を迎えています。

本日はストライキとフード・サービスについてご紹介します。
インドでは、労働者によるストライキが頻繁に起こり、生活に影響が出ることが少なくありません。
教育水準が高いケーララ州では、労働者によるストライキがとりわけ多く、産業が発達しにくいと言われることもあります。
フード・サービスにおいて、特に影響を受けるのが、交通によるストライキです。
交通ストライキが始まると、リキシャを使うことができなくなりますが、施設で調理した食事は、リキシャでないと病院まで運ぶことができません。
しかし、18年以上続くこのフード・サービスは、周囲の多くの人々から認められています。
「フード・サービス」の看板をリキシャに下げると、特別にリキシャを走らせることが許され、必要な人々へ食事を届けることが可能となります。

日本のように物事が思うように進まないことが多くあるインドでも、こうして1日も欠かすことなく、このフード・サービスを続けることができています。
人々を思う行為には、大きな力が働いていることに気づかされます。
こうした温かい気持ちが広まり、社会が平和に包まれるよう、心から願っています。

皆様の温かいご支援に心より感謝申し上げます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

(スタッフ:ひるま)