147、アーユルヴェーダ音楽療法入門9(瞑想と音楽療法2)

今回も、前半の話には前回の図が必要です。

様々な目的と方法の「瞑想法」の殆どは、まず第一に左図の外側の浅葱色(アサギ色)の部分「外因に反応している気分感情意識AhamkaraをOffにすること」から始ります。

次の階層「思考領域」は、思考が正しく論理的であれば、「正しい行為(正しい瞑想)」はフリーパスで「心の領域」にむしろ誘うことでしょう。しかし、「思考領域」が「気分感情」に穢されている場合、かなり厄介なことになります。単純に考えても、ここでもまた、強力な瞑想法が必要になってくるからです。

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このことは「詐欺問題」と極めて類似しています。と言いますか、「同源・同義・同質」なのでしょう。

例えば、
(「詐欺」ではありませんが)「催眠術」などは、「子どもや素直な人が掛かり易い」と言います。逆に「掛かりにくい人」は、不思議にも「詐欺の被害に合い易い」と言われます。明らかに図の左側のような状態であることを示しています。

「詐欺被害に合い易い」ということは、詐欺師に言わせると「掛け易い人」で、

そのような人は、「内心に利己が強く、良い人間と思われたい自意識が過剰」なのだそうです。(1980年代私の店の常連さんに「自称詐欺師」という人が居て、いろいろ学びました)

これも左図のタイプに現れる典型的な性格です。

論理思考は、不偏的で不変的で、真の意味で普遍的なものですから、「Ego」を否定せずとも超越した感覚がある筈なのです。これは「理性」も超越しています。

つまり、「論理的思考」は、既に「忘我」の領域なのです。

不思議なことに、私は子どもの頃から「浮かれ易い」「連られ易い」性格で、自分の被害や苦しさ・悲しさでは決して泣きませんでしたが「もらい泣き」はしょっちゅうでした。

(自転車の二人乗りで、後ろに乗ってスポークにサンダルの足を挟んで爪が根元から剥がれた時でも泣かなかったことは何故か憶えています)

なので「詐欺師の格好の標的だろう」と思って訊けば

「君は一番やりにくいタイプだ」と言われました。

福大医学部の精神科医にも
「君は鬱病にはなりたくてもなれない」と言われたのと同じ意味かも知れません。

「詐欺師の格好の餌食」になり得る左図のタイプの人は、
第一に論理的思考力が極めて枯渇していることにあります。

「論理的思考」が堅固であれば「疑う」も「信じる」も、極めて論理的に考えられるので、「舞い上がってしまう」ということはないのです。

逆に、「本当の感動」などでは、素直に心が躍りますし、気分感情も盛り上がります。
「論理的思考」は、まるで生薬のように、「宿主(生命体の体と心)」にプラスのことはフリーパス。危険なことはブロックしてくれて守ってくれるのです。

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ところが、その城壁が崩れてしまっている人は、「感じる」と「思う」「考える」が区別・分別出来ない「総合体」で、懸命に「疑ったり」「こだわったり」「ころっと騙されたり」してしまうのです。

その「判断の根拠(ものさし)」には一貫性が全くないので、恐らく詐欺師にしてみれば「何度でも騙せるし、騙せば騙す程楽になる」のでしょう。

そのようなタイプの人に「嘘が嘘を呼ぶ」ことが多いのも、同源同質です。

内心か無意識にその「危うさ」を感じているのか知っているのか? 

そのようなタイプの人は、「心が休まる」ということは中々難しいのでしょう。勿体ないことです。

なので、危険度が少ない、安心度が高い友人や、仲間を大切にします。

(他者を大切に想うこと自体はとても良いことですが、理由に問題があります)

しかし、それでも心の奥底を見れば、「心底は信用していない」ということも少なくないようです。
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そして、多くの「瞑想法」が、この「本来の思考領域」で、苦難の壁にぶちあたり、

その辺りかその手前で、一過性の「安堵」を与え・味わって終わるこのが多いようです。

本来より正しい瞑想法ならば(危険な特殊な瞑想法を論外として)

「論理思考の領域」をフリーパスで通過して、
その奥にある「子どもの頃から何も変わっていない心」と対話し、
更にその奥の「魂」と出逢うことが出来る筈です。

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「心との対話」の段階では、臓器や細胞の声も聞こえるに違いありません。

そして、「魂との対話」で初めて、「宇宙の波動(Nada)」を聴くのです。

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何時も最後迄ご高読をありがとうございます。

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是非ご参考にして下さいませ。

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(文章:若林 忠宏

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